口福亭のスパイシースタミナ肉チャーハン

実家に帰ると最近立ち寄るラーメン屋がある。それが口福亭だ。以前から何度か紹介しているが、今年の河津桜まつりのときに桜塩ラーメンを食べたときの記事がこちら。

 

　さてお盆で実家に帰った小生、当然のように立ち寄ったのだが・・・事前にSNSでお店の情報をチェックしていた小生、今回のお目当てはラーメンではなかった。

　そう、表題にもなっている「スパイシースタミナ肉チャーハン」である。名前だけ聞くとガッツリした空気がてんこ盛りだ。

 

　実は実家の町の名物B級グルメに肉チャーハンというのがある。もえあずが食べたりしてテレビ等でも紹介されたりしている。

　いくつか流派があるようだが、共通しているのは薄目の味付けのチャーハンの上にあんかけが掛かるところ。

 

　こちらのチャーハンはそれとは異なり、あんかけではないようだ。さて、ほどなくして出てきたのがトップ写真や右下写真のこれ・・・

　第一印象は、「あれ? 思ったより少ないのでは」だった。というのは、SNS情報によればかなりボリューミーで食べきれない人も少なくないとのことだったからだ。

 

　もちろん、写真でもわかるように厚めのチャーシューがたっぷり乗っている。だが、皿は普通だし、ライスも普通に見えた。

　さて、それはともかくまずは食べてみよう。ライスからだ・・・おっ、こ・これは美味しい!! 塩味とともに甘みを感じるのと、油のバランスが絶妙で最高に美味しい。

 

　スパイシーと聞いていたがそれほど辛いこともなく、これなら子供や辛いのが苦手な人でも大丈夫だろう。

　さてさて、ではチャーシューの方はどうだろう。かなり肉厚で食べごたえがありそうだが・・・おお、とろけるぞ(嬉)。

 

　これまた抜群に美味しいじゃないか・・・が、食べているうちにこの大量の肉がボディブローとなってきた。途中からは完全に苦行の様相を呈してきた。

　美味しいだけに、ここはなんとか・・・と頑張ったが、同行者と一緒に頼んだ餃子がトドメを刺した。これはもうダメか・・・

 

　と思ったところへ、ご主人がサービスのドリンクを持ってきてくれた。年に数回しか来ていないが覚えてくれているようだ。

　となれば・・・これはもうひと踏ん張りだぞ。なんとか食べ終えて、ご主人にお礼を言いながら帰路についた。

 

　美味しかったせいか、思いのほかもたれることもなく過ごせたし、次回は餃子なしにして食べてみよう。

　ちなみにこの日は期間限定の冷やしラーメンを伊豆のわさびで食べるというのもやっていたし、メニューの工夫にご主人の頑張りがうかがえる。

 

　また帰ったら立ち寄るしかないなあ・・・読者の中で伊豆方面に行かれる方がいらしたら、ぜひ記録にとどめておいていただきたい。

　店は小さいが、ご主人の気持ちが見える美味しいラーメンとチャーハンが食べられるお店である。ちなみに場所は国道135号線で伊豆稲取から今井浜海岸に向かう途中の左側にある。道の駅の手前の小さな店なのでご注意を。