いわゆる格安SIMについては、これまでも何度も取り上げているし、小生の回りでもMVNOに変えている人も出てきている。
その中で、よく聞かれたのが、「で、端末はどうするの? 」だ。キャリアの場合は、事実上端末とのセット販売しかないわけで、考えるのが面倒な人はiPhoneにしてしまうわけ。
以前も書いたがiPhoneは車でいえば、ベンツのSクラスみたいなもので、軽自動車でいい人までもが、Sクラスを買わされているのがほんとのところ。
わけもわからぬうちに、7万円以上の端末を分割払いで買っているわけで。もちろん、ご存じの方も多いとは思うが、MVNOでも端末とのセット販売はやっているし、それよりも自由にいろんな端末を選んでみてはとおすすめしている。
そんな中、こちらの記事で紹介しているのは、アメリカ製の格安端末だ。
BLUの「GRAND M」というこの端末、MVNOのSIMとのセットで4980円という。しかも・・・このSIM、契約しなくてもペナルティがない由。
ただし、さすがにLTEには非対応で3G対応だから、不満になる人もいるかも知れないが、LINEとウェブページが見られれば・・・という人なら問題ない。しかも地味にデュアルSIMSIMだったりして・・・
さらにBLUには上級モデルの「GRAND X LTE」があり、こちらはLTE対応で、かつAndroid 7.0を搭載するなど最新仕様ながら1万2800円。
こちらもSIMとのセットなら9800円くらいで購入できる。記事によれば3Gの方の動作は少し引っ掛かることがあるかなと思うが、それでもカメラなどの性能も十分な水準だ。
さらにLTE対応の上級モデルならほとんどの方でも大きな不満はなかろう。iPhone7の1/7ということは、まさにベンツSクラスと軽自動車の価格差になる。
皆さんにとって、それほどの価格を支払う意味があるのかどうか。たとえば平均的なMVNOで通話付きの契約で月額1600円。これに通話が900円として、2500円。
端末が9800円だから、2年間のコストが69800円だ。これに対し、キャリアで購入して安い契約を選んでもおそらく月額6000円くらい。
2年間のコストは148000円と倍の開きになってしまう。もちろん、キャンペーンとか、いろいろなオプション付けて、もう少しは安くなるだろうが、2年で100000円くらいにはなろう。
皆さんにとって、それでもなお・・・だろうか。
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