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四国ツーレポ その3

2006年09月10日 13時16分36秒 | ツーリング
8月29日(火)松山 → しまなみ海道 → 尾道 → しまなみ海道 → 今治

今日は体調がいい。朝6:30に起床、7:00に朝食をとり、旅館の近くの道後温泉に行った。入浴料は400円で、都内の銭湯と同じ。建物は千と千尋の神隠しの油屋のモデルになったことで有名である。お湯は特に特徴があるわけではないが、やっぱり朝風呂は気持ちいい訳で…。
風呂上がりに缶コーヒーを飲んで、旅館に戻り少しのんびりする。



9:00を回った頃、宿を出る。まず、県庁の近くの秋山兄弟生誕地に向かう。
最近、司馬遼太郎の坂の上の雲を読んでいる。日露戦争を中心に明治時代のことが司馬史観と呼ばれるもので書かれている。このなかに出てくる主人公がこの秋山兄弟である。
兄の好古は陸軍騎兵の父と呼ばれ、弟の真之は海軍の参謀長で文才に富み、バルチック艦隊との海戦前「本日天気晴朗なれども波高し」の文言は有名。
兄の好古は晩年、学校の教師をしながらこの家に住んでいたらしい。弟の真之は49歳で亡くなった。
館内で受け付けのおばさんと話しをし、銅像の前で写真を撮ってもらった。松山と言えば夏目漱石と正岡子規が観光の目玉らしいが、これからは秋山兄弟を押していくと言っていた。(弟の真之は正岡子規と同級生で夏目漱石も東大予備門で同級生)



日が昇るにつれて、気温も上がってきた。今日も暑くなりそう。
しまなみ海道に向かうため、今治方面に向かう。松山市内の外れで給油したら、燃費は42km/lガソリンが高いので、うれしい燃費。
コンビニで原付の入り口を教えてもらって、いざしまなみ海道!



おー、いい眺め。原付は島を渡るごとに料金を払い、次の橋までは一般道を走るようになっている。料金所は無人でお賽銭を払うような感じ。大島 → 伯方島 → 大三島 → 生口島 → 因島 → 向島と走り、ちょっと岩子島に寄り道。





ここは、20年くらい前、彼のオートバイ彼女の島という映画のロケで使われた場所。
まださわやかなイメージの竹内力と映画デビューの原田貴和子(原田知世の姉)が出ていた。島をほぼ一周したが、途中で大林宣彦監督のふたりのロケ地も発見。海沿いには海水浴客がまばらに…。波も静かで落ち着くな~。
写真を何枚か撮り、岩子島を後に。



尾道に到着!広島県ですよ、広島。まさか原付で来るとは思わなかった。
さて、ここからが問題。時間は15:00、広島(86km)に行くか、岡山(78km)に行くか、四国に戻るか。



考えた挙げ句、戻ることにした。時間に余裕を持たして、まだ食べていないうどんを楽しみたいと言う理由。





日も傾いてきたので、少し飛ばす。このバイクで初めてステップ擦った。(^_^;)
途中、瀬戸内海に沈む夕日に感動しながら、19:00頃、今治に到着。駅前のビジホに今日は泊まる。

走行距離 217km


8月30日(水)今治 → 高松

朝からどんよりとした雲、天気予報では曇りとなっているが、今にも降り出しそう。
ホテルを出て、走り出したらすぐに雨が降ってきた。orz
カッパを着て走り出す。今日は高松まで移動だけか?雨はだんだん土砂降りになってきた。カッパを着てても雨が皮膚を刺激してチクチク痛い。おまけに11号は平日ってこともあって、トラックだらけ。なのにエンジンは絶好調。途中から319号に入って、山道を走ることにする。坂道をものともしない加速!さすが、115cc。調子よく走っていると道はだんだん狭く険しくなっていく。そのうち、車がすれ違えないくらいの…というか車が普段通っていないような道になる。民家も少ないが、不思議と不安は無かった。このちっこいバイクなら行ける!



32号まで走りきったら、雨も上がっていた。給油をしたら燃費43km/l!
体がすっかり冷え切っていたが、今なら行けると思い金比羅様に向かう。



最後の方は、汗だくでフラフラになっていた。20分もあれば登れますな!中韓の反発を懸念しながら、二礼二拍手一礼で参拝を…←アホ
おみやげに干支の開運お守りを買って、金比羅様を後にする。

11号に再び出て、しばらく走っているとうどんの看板。ネットでチェックしていた百こ萬だったので、すかさず左折。辛み大根を醤油で和えて食べるというシンプルなうどんを食す。うまい!
明日もいっぱい食おう!今日は高松のアットホームな民宿に泊まる。

走行距離 230km

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