自転車に乗って、まずは横浜→国道16号で橋本→国道413号で津久井湖南側を経て青山交差点に向かいます。
青山交差点の案内標識。ここから道志みちです。
少し走ってわかりましたが、この道は一般的な峠道とは異なります。道志川沿いを通るルートですが景観がよいというわけではないし、集落や商店が点在しているので秘境感に乏しいと言えます。一方で、一様な登りではなく時折下りが入り、多様性があるので走ってて飽きない道のような。人気があるのはその辺でしょうか。
青山交差点から6km位の所にある青野原のセブンイレブンで補給と休憩を行い、さらに先へと進みます。
これは確か両国橋のあたり。下に通ってきた道が見えます。これだけだと結構激坂に見えますが、実際はそこまできつくはありません。斜度8%位だったかな。
別に渡る必要は無いのですが、途中でこんな吊橋を見つけました。渡ってみましたが、あまり揺れないので意外と怖くないです。
道の駅どうしに到着しました。山中湖に行く人たちでしょうか、駐車場は満杯で渋滞していました。当然、自転車ですから待ち時間なしで中へ入ります。
この日は道志渓谷豚まつりとかで、豚肉の出店が出ていましたので豚串と豚汁を食べました。美味しかったんですけど、この組み合わせだと炭水化物が少ないので、補給としてはどーなんだろうか。
季節によっては鮎の塩焼きだの鹿肉グリルだのが食えるらしいですね。個人的にはいのしし汁に興味がありますが、11月ですか。ずいぶん先だな。
さて、道志みちの最高標高地点である山伏峠まであと10kmもありません。気張っていきましょう。
・・・と、張り切って出発したのですが、このあたりから道の様相が変わりひたすら登っていく完全な峠道になってしまいました。斜度も今までに無く厳しくなっており、ただでさえ消耗した脚がガンガン削られていきます。
青息吐息で山伏峠に到着。景観も何も無く、あるのはトンネルだけなので達成感には乏しいですが、何はともあれここから山中湖までは下りです！
山中湖に到着後、お目当ての店があるので北岸を西進している最中の一枚。／^o^＼フッジサーン
ちょっと頂上が隠れちゃってるのが残念。
お目当ての店、というのはこちら大豊。ここの塩ほうとうを食ってみたかったのです。
ほうとうというと味噌味で、具はかぼちゃがメインになっているものがスタンダードでしょうが、この塩ほうとうは文字通り塩味で、かぼちゃが入っていないので味が全体にアッサリです。100km以上走ってきた身にはこのアッサリがありがたい。全体にタンメンに近い雰囲気でした。
腹も膨れたところで、次なる目的地へ向かいましょう。というかこれからがメインなのです。
山中湖の東側に戻り、県道413号線を通って三国峠を目指します。その途中で見えるのがこちら。
富士山と山中湖のパノラマ。これが見たくてここに来たようなものです。雲がちょっと残念ではありますが。
さて見るべきものは見た・・・というわけで帰路につくとしましょう。このまま三国峠を越えて、御殿場線沿線に下りることにします。
三国峠にはこれといったモニュメントは無いのですが、突如下り坂の標識が現れるので、まあ多分ここが峠なのでしょう。それにしても、のっけから10%とはえらく激坂ですね。
さすがにこれだけ急だと怖いので快適なダウンヒルというわけに行かず、速度のコントロールに神経を使いながら降りることになります。
OK、ちょっと待とうか。
18%ってアンタ。しかも○マークのコンクリ舗装だし、自転車イジメとしか思えません。ここまでやられるとブレーキ引きながら恐る恐る降りるしかないんですよねぇ。
その後、御殿場線沿線を国府津駅まで走り、そこから輪行で帰宅しました。
道志みちはいかんせん長く、道の駅や山伏峠で引き返す方が多いようです。でもせっかくそこまでいったんなら山中湖まで行くのもいいんじゃないでしょうか。まあ山中湖に行ってしまうと、どのルートで帰るにしても再度登り坂が待っているという罠があるわけですが。
