こんな暑いところにいられるか！俺は山に行かせてもらう！
せっかくこんな早朝に起きたんだから始発電車で輪行しようと決め、天気やら何やらを調べて行き先は日光に決定。今まで行ったことのない山王峠、瀬戸合峡、大笹牧場、霧降高原を一気に廻ってしまおうというプランです。
その１ 奥日光
8:25到着の東武快速で日光に着き、早速第一関門のいろは坂へ。その入口の馬返しから見ると、だいぶ雲がでています。天気が持つといいんだが。
先は長いのでいろは坂で消耗するわけには行きません。負荷のかからない遅めのペースで登り、明智平に到着。天気は・・・まだ大丈夫かな。ここまで登ってくるとだいぶ涼しく、首都圏が35度オーバーの灼熱地獄なのが信じられません。
以前ここに来た時は紅葉シーズンと言う事もあって大混雑でしたが、今日は平日ということもあって渋滞はありませんでした。
ここから華厳の滝はすぐ近く。だけど今日はスルーすることにしました。以前に見ているし、何より先が長いのでさっさと次に行きたい。
だけど竜頭の滝には寄るｗ 滝の正面にある茶店で休憩。平日、しかもまだ10時半なので店内はガラガラで、滝の真正面のポールポジションに座れました。
ちなみに頼んだのは名物だという雑煮。だけどこれ、揚げたもちにソバつゆかけただけだよなぁ。別に不味いわけじゃないからいいんですけど、これならソバ食ったほうがいい気はします。
滝の近くには赤とんぼ。実は明智平から沢山見かけてるのですが、まともに撮影できたのはこいつだけです。奥日光は早くも秋。
次の関門、山王峠に向けて戦場ヶ原をひた走ります。
国道120号を右折し林道に向かう途中、牧場があるらしいので寄ってみることにしました。
牧場が観光客相手に売るといえばやはりこれ。普通に美味しかったですが、特筆するほどでもなかったような。
その２ 山王峠
山王峠を目指して林道を登っていきますが、視界の開けるところが無く眺望は全くダメ。ずっとこんな感じの森の中で、車もほとんど通らないので聞こえるのは虫と鳥の声ばかり。
ところが、峠を越えて下りに入ると時おり眺めのいいポイントに出くわしました。
川俣温泉に程近いところまで降りてきました。奥のほうに小さく見えるのが、これから向かう川俣ダムです。
その３ 瀬戸合峡
川俣ダムに来てみると、渇水やべぇぇぇぇぇぇ！先日、奥多摩湖の水位が低いなーと思ってましたが、ここはそんなものではない。底が見えちゃってるじゃないか。
気を取り直して、川俣ダム下流側の瀬戸合峡へ。展望台からだと人工物が多めでしたが、なかなか良い眺望です。
ちなみにこの展望台にある「峠の串焼き」を楽しみにしていたのですが営業してませんでした。
熊串のレポートをしたかったんですが。残念。
展望台から少し東に進むと、もっと眺めの良いポイントがありました。
これくらいなら、
人工物が入ってもいいかなと。対比になりますし。
その４ 霧降高原
瀬戸合峡から東に走り、県道169号に入ると本日最後のヒルクライム開始。あと800m登ればおしまいだ！
といっても一気に登るわけじゃありません。道半ばにある大笹牧場で休憩にしましょう。
この牧場、広さが半端じゃありません。北海道の牧場かと見紛ってしまいます。売店の規模もでかいし、レストランもあるし、オートキャンプ場まで。
で、またアイスを食う。今度は文句なしに旨かったので、ここに寄った方は是非。あ、牛串も旨かった。熊串は無かった・・・
大笹牧場を出て、さらに400m程登ったところにあるのがこの六方沢橋。谷底からの高さが半端じゃないことで有名で、上から覗き込むと股間がヒュンとします。いやほんと。だけど、何枚を撮っても凄さがわかる写真が撮れませんでした。
なので、せめて横からの写真を。これだけでもある程度は伝わるんじゃないかと思うが、いかがでしょ。
さて、今日の登りはこれで終了。後は日光駅までひたすらダウンヒルで終了だぜ！
でも霧の中、10%の激坂ダウンヒルは勘弁して欲しいんだぜ！
暗闇ダウンヒルよりはマシだけど。
ダウンヒル中、霧降の滝があるのでちょっとだけ寄ってみました。観瀑台から遠いので迫力はイマイチ、写真だとなおさら。水の動きが見えないからでしょうか、滝の写真って伝わりにくいですね。
日光駅に戻ったのはちょうど17時ごろ。今日は夏だからいいけど、秋だったら暗くなる頃合です。てことは、紅葉シーズンに同じコースは厳しいか。
ともあれ、奥日光から金精峠を越えるコースは既に走破してますし、これで日光はシメたも同然！
