多摩川サイクリングロードの車窓から

今年も行って来ました、富士ヒル試走

 今年もMt.富士ヒルクライムが間近に迫り、試走に行った方もたくさんおられるのではないでしょうか。

 かくいう俺はというと、富士スバルラインは既に4回走ったことがあるので、今更新鮮味もないし金もかかるので今年は試走しなくても良いだろうと思っていたのです。
が、BEX ISOYAで富士ヒル試走ライドが企画されており、せっかく主催してくれたんだし・・・とそれに参加してまいりました。


 集合場所は富士ヒル本番の集合場所でもある北麓公園。見慣れてはいるものの、TREKの自転車ばかりズラッと並ぶ光景はやはりちょっと壮観です。



 今日の参加者は18名、ブリーフィング後に料金所に移動し、そこからテキトーにばらけて出発ということになりました。

 ヒルクライムでコースを知っているかどうかというのは結構重要で、斜度や路面状態、日影の有無、その他いろいろな情報を持っているかどうかで結果に影響が出てきます。それゆえレースに先立ってコースを走っておくのはタイム向上のために欠かせないことなのですが、レース直前の試走タイムから本番のタイムをおおよそ予想できてしまうので面白みを欠いてしまうという一面もあり、今年は試走しなくてもいいかなと思っていたのはまさにそれが理由です。あと金がないとかダルいとかダービーとか

 しかし来てしまったからには張り切って登ってしまうのが自転車乗りの性。1合目のタイムを確認すると、レース本番のタイムにはさすがに及ばないものの、過去2回の試走よりは良いタイムで悪くありません。
 しかしそんなことよりもKNZさんとOTO君が俺の後ろにピタッとついてきているのが気になります。2人とも俺より速い筈なのですが。

俺はこれで精いっぱいだし、先に行ってもええんやで?(ニッコリ)

ついていくだけでいっぱいいっぱいですよ~(ゲス顔)

僕もこのペースで十分です(暗黒微笑)

 心温まる腹の探り合いをしつつ登っていくと、引率のTNKさんがにこやかに我々を抜いていきました。この人は富士ヒル本番で70分を切る変態猛者なので、もちろんついていく気などありません。が、ここぞとばかりOTO君が一気に加速して食らいついていきました。

やっぱり三味線だったんじゃないか~

 いや、わかってましたけどね!

 KNZさんとタンデムでそのまま順調に登り、2合目3合目のタイムも悪くない感じ。そうこうしているうちに標高は2000mを越え、最後の平坦区間が迫ってきた途端にKNZさんが加速、ダッシュ力のない俺はついていけずあっという間に置き去りになってしまいました。
 しかし一応タイムを測って走っている以上、嘆いているわけにはいきません。疲れた脚に鞭打って平坦区間を抜け、ゴール前をダンシングで一気に突破・・・と思いきや、両脇の駐車場に大量に駐まっている観光バスから人がひっきりなしに降りてきており、そんなことができる雰囲気ではありませんでした。
 ここは有名観光地だし仕方ないよね、とあっさり妥協してゆっくりとゴール、タイムは86分。去年89分、一昨年は88分でしたので速くなってはいるのですが、道中KNZさんOTO君と一緒だったことを加味すると、進歩したといっていいのかどうか微妙なタイム差にも思えます。


 5合目では先にゴールした皆さんが休憩中でした。下界は結構暑かったのですが、ここは標高2300mの世界。半袖ジャージでは耐えきれない寒さなのでそそくさと防寒着を身に着けます。周囲を見渡すと自転車乗りが半分程を占めており、富士ヒルの影響力の大きさを思い知ります。レース当日に限らない経済効果があってこそ、地元の支持が得られるのでしょうか。


 全員が登ってくるのを待つ間、富士山メロンパンを食いつつ休憩。やはりヒルクライム後は甘いものがほしくなります。もう一つの名物であるこけももソフトクリームはこの寒さなので見送りましたが、ソフトクリーム売り場を見ると行列ができているのに驚きました。


 5合目では終始霧が出ており、結局今日はきれいな富士山を撮ることができませんでした。まあどうせ2週間後にまた来るのですから、その時に思う存分撮ればよいのです。願わくば、レースの結果も伴って欲しいところ。そのためにもあと2週間せいぜい悪あがきをしなければなりません。

 ・・・などと書いていますが、今週は出張の予定でローラー練ができないんですよね。だめじゃん。



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