榛名山ヒルクライム、通称ハルヒルは群馬県の榛名山で行われ、東京からのアクセスが良いこともあってか富士ヒルに次ぐ人数を集めるビッグイベントです。本当は箱根ヒルクライムに出たかったのですが、日程的に都合が悪く出場を断念。代わりに1週早く行われるハルヒルに登録した次第です。しかし榛名山のコースは走ったことが無いので、GWのうちに試走をしなくちゃと考えていました。
ところが、今朝になって風が強かったり微妙に体がダルかったりで、どうしよっかなー、今日は止めとこうかなー、等とグズグズしてしまい、結局出かけることにしたものの高崎駅に到着したのは10時過ぎ。まあ榛名山はここから近いので、この時間からでも1回登るだけなら時間に余裕はあるのですが。
まずはスタート地点の榛名図書館に向かいました。だいたい高崎駅から15km程度あり、やや登り基調ですが信号が少なく、1時間あれば余裕で着きます。レース当日は高崎駅からシャトルバスが出るそうですけど、ウォーミングアップを兼ねて自走しちゃったほうが手っ取り早いかな?
スタート位置を確認してから早速試走開始。参加申し込み時に申告した予想タイムは55分なので今日のところは60分が目標です。ところが北西の風、すなわち向かい風が強く、序盤は森や建物など遮蔽物があまり無いのでかなりきついです。で、序盤は傾斜が緩いと聞いていたのですが、実際に走ってみると決してそんなことは無いですね。ただ、時々平坦が混ざるのでペース配分が難しそうです。
このコースは広くて走りやすいのですが、結構交通量が多く好き勝手なラインを取れないという難点があり、結構気疲れします。この辺は箱根の国道1号ルートと似ているかもしれません。

榛名神社の鳥居から先が本番。ここからは主催者が14%と称する激坂ゾーンです。14%というのは恐らく最大斜度で、10~12%前後の坂が多い中で時々14%クラスの坂が襲ってくる印象です。時おり緩斜面が混ざりますが、そこで加速しようという気になかなかなれません。
なおこのゾーンに卑猥な岩があるのですが、登るのに必死でまるで気づきませんでした。なんてこった、格好のネタだったのに。レース当日は何としても見なきゃ!
また、STRAVAで相互フォローしているミートメンさんとこの辺ですれ違っているのですが、当時は知る由もありませんでした。直接会ったことがないからと言うのもありますが、こちらは激坂に悶絶中、あちらは高速ダウンヒルの最中ですから面識があっても気づかなかったかもしれませんね。
ゴールのタイムは64分。目標には届かないもののそんなに悪いわけでもなく、という微妙なタイムでした。今までの例からすればレース本番では10%程タイムを縮められるはずですので、予想タイムは57分ってとこでしょうか。

せっかく登ってきたので、榛名富士と榛名湖をバックに1枚。湖の周りを1週しようかと思っていたのですが、非舗装の遊歩道が多かったので断念しました。
この時点で午後1時ごろだったのでどこかで昼飯を食いたかったのですが、湖畔の店はなんとなくピンと来なかったので、帰り道でいい店があったら入るつもりでダウンヒルを開始。見つからなかったら高崎駅で済ませればいいと思っていたのですが、幸い榛名神社からしばらく下ったところにポツンと立ってる店があり、秘境感があって面白そうなので入ってみました。

入ったのは魚籠屋(びくや)というお店で、頼んだのは岩魚そば。店内に炭火の囲炉裏があり、非常に雰囲気のある店内でした。店員さんも感じが良かったですね。ソバは普通に旨かったです。
時間があったら2回登るつもりで来たのですが、もう1回登る気力は失せてしまったので今日はここまで。1回だけとはいえコースの雰囲気はつかめたので、わざわざ来た意味はあったかな。
