柏・我孫子・流山の3市運営の「知的障害者入所施設みどり園」が、新年度から社会福祉法人に委託されます。正規職員52名のほとんどは3市に戻り、引き続きみどり園で働くのはわずか6名。26名いる臨時職員の内、法人に残る12名は勤続1年未満。ベテラン職員のほとんどが辞めてしまいます。
昨年12月、「袖ヶ浦福祉センター」で職員の虐待による死亡事故という、絶対にあってはならない痛ましい事件が起きています。この施設は2006年に県直営から指定管理者に委託され、直営時は正規213人、非正規22人だった職員体制が、正規194人、非正規85人に大きく変わり、給与も25%カットされ、「12億円の経費が縮減できた」と報じられています。直営を民間に委託する最大の理由は「経費削減」です。そのしわ寄せは結局、利用者・職員へ跳ね返ります。
昨年12月、「袖ヶ浦福祉センター」で職員の虐待による死亡事故という、絶対にあってはならない痛ましい事件が起きています。この施設は2006年に県直営から指定管理者に委託され、直営時は正規213人、非正規22人だった職員体制が、正規194人、非正規85人に大きく変わり、給与も25%カットされ、「12億円の経費が縮減できた」と報じられています。直営を民間に委託する最大の理由は「経費削減」です。そのしわ寄せは結局、利用者・職員へ跳ね返ります。