D200以来3年半ぶりにカメラのボディを買いました。
Pen E-P1も興味(アダプター遊び・・・)がありましたが、やはりメインの鉄道写真で活きるボディをとD700にしました。発売から1年、使っている知人の評判もよく、いまどきの動画機能とかにも関心はなく、基本性能で選びました。 敢えて期待したのは、FXフォーマットによるダイナミックレンジの広さ、悪条件で活かせる高感度性能、そしてぼけ味です。
使ってみると、少し重く(これは体力に影響するので、K7のような進化を期待したいです)はなりましたが、レスポンスがよく、歯切れの良いシャッターのフィーリングは素晴らしいです。ファインダーは視野率95%と、トリミングしたはずの電柱がチラっとの愛嬌は今までもそうだったので、許せる範囲かな。それよりも、やっと広々としたファインダーに帰ってきたの思いは強かったです。
今まで使ってきたD70、D200は素材重視系の色合いでしたので、統一されたピクチャーコントロールの色乗りは、スタンダードでもこってり感のあるものです。でも嫌いではないですね。 先週末、早稲の色づき始めた上総ローカル線沿線を試写しましたが、アクティブDライティングと高感度性能を特に気にして見ました。下の作例のとおり、階調のつながりもよく、夕景はISO1600で撮りましたがノイズも少なく、これからの撮影にかなり期待が持てるものでした。
交換レンズは少しずつ整備していきますが、とりあえず、超広角ズームと、シグマ社の50mm f1.4のような標準レンズは欲しいと思います。明るい単焦点レンズも選択肢ですね。手持ちのオールドNikkorも本来の画角で使えるのは嬉しいです。