上総のRobin

Robinの写真日記

北海道・石勝線の特急脱線・火災事故-2011年5月29日

2011年05月29日 | ニュース

死者がでなかったのは幸運でした。原因の究明はこれからでしょうが、ニュースによると、動_dsc2967c 力を台車へ伝えるシャフトの脱落、脱落部品による脱線に加えて燃料系統の損傷による火災発生が原因のようです。整備不良だとしたら大きな問題ですが、故障、トラブルは100%防ぐことはできません。しかし、今回気になるのは万一事故が発生したときの対策ですね。一番怖いトンネル内で列車は走行不能、火災発生。今回の事故は「想定外」とは言えないですね。乗務員は対応マニュアルに従い状況を確認しに車外に、ところがその間に車内に煙が充満、乗客は待っていられず自ら車外へ、助け合ってトンネルの外へ脱出。トンネルが短かったのが幸運でした。

私が中学生の頃「北陸トンネル」内での列車火災による大惨事があり、その教訓からいろいろと対策が練られたはずです。いわんや昔のように石炭オーブンを使う食堂車もなく、車両は難燃材で作られ、全面禁煙です。リスク評価とその対策の実効性は検証されていたのでしょうか。万一の場合は乗務員の指示に従う、それしか乗客は知らされていないのですから不安です。小さい頃、鉄道、船舶、航空、運行にあたっては半ば軍隊のような規律の下、乗客の安全のために使命感をもって働く、そんな姿を尊敬し、憧れました。たぶん、今回の乗務員も職務怠慢なことはなかったと思います。誰も乗務員に「塩狩峠」のような犠牲は求めていません。これは経営の問題であると思慮します。安心な旅が担保される対策を望みます。

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陽光眩しく、そして庭掃除-2011年5月16日

2011年05月16日 | 写真

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この写真を見る  スモークツリーの若葉、陽光にそよぐ

Nikon D70 AiAF MicroNikkor 60mm f2.8 1/400 f3.3 ISO 200 WB Auto  Raw

連休明けの一週間はわかってはおりましたが、忙しかったですね。春の花も咲き終わったので、庭木の手入れをすることにしました。今の時代庭で焚き火はできませんので、切った枝は短く揃えて束にして「燃えるごみ」でださねばなりません。これが大変。先週は葉っぱも含めゴミ袋で4つ、今週は3つです。「一度に出すとちょっと・・・」 細君にぼやかれます。「国会で青島幸男が決めたのか?」(バカボンのパパなのだ~)

梅雨までの束の間の晴れ間は眩しいですね。伸び放題に伸びた枝先の若葉が陽光に透けてDsc_4080b_2 瑞々しいです。5月は公園や野原に沢山花が咲き楽しいです。こんなことしていないでうろつきたいなぁ・・・。来週も第三段が・・・。(悲) そういえば、最近マクロレンズを使っていません。

来週は裏庭・・・。こちらは重症、伸び放題も良いところ・・・(汗) あれ?花梨(かりん)の枝の混んだところに鳥の巣が・・・。良く見ると卵を温めているのか、鳩がこちらを恨めしそうに見ています。 細君に言うと、「あら、暫く貸してあげれば?」 う~ん、やたっ!来週はカメラ持ってお出かけ!かな?

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上総ローカル線 新緑散歩・朱とベージュ-2011年5月5日

2011年05月05日 | 写真

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この写真を見る  緑鮮やかな小湊鉄道 飯給駅

Nikon D700  AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm f4.5-5.6 G  f8 1/1000  ISO400 WB 晴天 Raw

アルバムにしました  <ニコン オンライン ギャラリーへ>

毎年のことですが、春の連休には上総ローカル鉄道沿線で新緑の風景を楽しんでおります。朝晩は肌寒いですが、昼間は日差しが強いですね。鮮やかな緑が目にしみます。田植えも終わり、蛙の合唱を聞きながらうろうろ、冷たいお水がおいしいです。
今年は、いすみ鉄道にキハ52が走り始め、国鉄臭い?のが好きな人はみんなそちらへ・・・。おかげで他は静かです。(笑)
鉄道好きには、朱とベージュの車体を見ると、いてもたってもいられないんですね。たしかに、小湊のキハ200系も旧国鉄キハ20系列の流れをくみ、ボディも朱色にベージュで人気を博しておりました。そんな昭和な車両を上総ローカル三線の鮮やかな緑の下で撮りました。

<いすみ・小湊・久留里の上総ローカル線を走る、ツートンカラーの気動車たち>

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上総ローカル鉄道情景集 

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キハ52125 いすみの新緑を走る-2011年5月1日

2011年05月01日 | 写真

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この写真を見る  鮮やかな新緑を背景に西大原-上総東間を走るキハ52

Nikon D700  AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm f4.5-5.6 G  f6.3 1/320 ISO200 WB 晴天 Raw

いすみ鉄道にやってきたキハ52125が営業運転を開始しました。新緑の沿線を走る様子を見てきました。いすみ鉄道の客寄せのテーマは「昭和な鉄道」だそうですから、私もそういう風景を狙っていきたいです。

快晴の続いた昨年のゴールデンウィークとは打って変わり、天気は荒れ気味の予報、今日しかないなと思い昨日(4/30)激務?明けの目をこすりながら行ってきた次第です。

最初は、いすみ鉄道を初めて撮った思い出の「大きな樫の木と銀屋根のある風景」。こんなところに鉄_dsc9947bv2 ちゃんはこないだろうなとのんびりしていると、列車通過数分前に県道に無余地駐車3台、カメラを片手に走りこんできました。道路は行きかいができず交互通行に。さらに、●●許可証なる腕章をした男が、柵を飛び越え、前後確認もせず線路内を歩きまわっていました。鉄道関係者とはとうてい思えない・・・。 何もの? 静かなのんびり鉄の日々は遠くなったようです。何より地元と軋轢がでないかやっぱり心配です。

このあとは、すっかり有名になった谷あいからの飛び出しの風景。(Topの写真です)お社のある塚の上から撮るのですが、百合の芽がかなり踏みつけにされて・・・。さらに参道とは別に崖を登る鉄ちゃん道が・・・。来る人が増えるというのは悩ましいです。

大多喜に戻り、昼食を。かなり「らしい」集団が沢山。すこしは経済活性化に役立っているん_dsc9998bv ですかね。少しのんびり撮りたいと思い、郊外を歩くことにしました。途中、道を聞いたワンコの散歩をしているご婦人といすみの花の話題で話し込む。「白いもっこうばらが欲しいの。」「我が家は白ですよ。良い香りがするんです。」「あら羨ましい。」沿線の花は心を繋ぐか・・・。だいぶ木が伸び視界が利かなくなった切通しで1枚。このあと、埼玉から来た若い同好氏と新田野で1枚。帰路に同好のshunさんとお会いする。奥方と大原に魚を買いにきた「ついで」だそうな。大原と言えば「伊勢えび」。大変ですねぇ。(笑)

賑やかになったというのは、いすみ鉄道存続的には良いこと。ご支持いただける鉄ちゃんには末永く楽しめるよう、ご配慮をお願いしたいところです。

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