JAPAN HEAVY METAL FANTASY 関西なぐり込みGIG2008

行って来ました。中野サンプラザ。

JAPAN HEAVY METAL FANTASY 関西なぐり込みGIG2008。

ホールクラスのライブは凄い久しぶり。グッズでも買おうかなって思って早めに行ったのですがえらい混みようで、ついでに根性を家に置き忘れてしまったみたいで並ぶ気にはならなかった。Tシャツは実際着ないから良いけどステッカーくらいは買っておいても良かったかな。

席は後ろの方だったけどモニター後ろだったのでステージが良く見渡せてラッキー(?)。前のおっさん（関係者？）と両脇のおばさんがしらけた連中だったけどお構い無しに騒いできたよ。

で予想通りマリノ→アーシュシェイカー→44マグナムの順。

なんとなく前からそんな予感はしてたけどマリノはあまり盛り上がってなかったかな。その分俺ががんばって大声出してきたけど。個人的には凄いかっこ良かったと思うんだけど、最近レイブンを知った自分としては彼のカリスマを生かすにはもう少し玄人好みのハードロック的な渋い曲の方がもっと盛り上がる気がするわ。25年前と現在のバンドにギャップがあるのかなって勝手に思ったり。

新譜の曲だけどマリノで一番好きなFARAWAYのイントロがカットされてたのがちょっと残念。あのイントロが有ると無いのとではやっぱリフに入ってからの鳥肌度が違うっしょ。

ギターソロでもあちこちプライマルと同じようなフレーズが出て来たのはシャラでもジミーでもなく、やっぱりレイブン。思わず嬉しくなっちまった～。

2バンド目のアースシェイカー、曲も演奏も安心して聴けた。マーシーは飛びぬけて歌がうまくてレコードを聞いてるようなピッチの安定感があった。

お約束の曲の連続でもう辛抱しきれなかったんだけど、特にGARAGEは感動モン。あの曲は大好きなんだけど、初期の曲では無いので今回は無いかと思っていたので嬉しい。でも普段のライブでも割りと演奏してるみたい。ちょっと前のライブのDVDにも入ってたし。

全曲終わって改めて思いました。このバンドは誰が何と言おうとシェイカーはシェイカーだ、と言う誰にも真似出来ない強烈な個性があるな。海外ならKISSやエアロ、モトリーのように時代に左右されない完成されたバンドになったな。既に日本の宝。新曲も2曲披露されたけど相変わらずのシェイカー節だったし、現役として今後もバリバリ突っ走ってもらいたいな。

最後に44マグナム。客の8割はマグナムファンだったのでは？と言うくらいに盛り上ってたな。ポールは病気の事もあったけどいつものあの声でしっかりケツを蹴り上げてくれました！曲も往年の名曲のオンパレード。もう何もいう事はない。そこにマグナムがいるだけで良いのだ。

MCでは逆に病気の影響か淡々と喋ってたし、ステージ上でも元気いっぱいに動く感じではなかったんだけど何だろう、余計にそれがカリスマ度をアップしてる気がしてめちゃかっこ良かった。他の2バンドのMCはアットホームな感じだったけどポールは違ったね。ちょっとふざけた場面でもあの口調が逆にサマになっちゃってヤバイ。

ステージではポールと彼の息子と2人でのツインボーカルだったけど息子も歌がうまいし、良く抜けるトーンなのでこの手の音楽にもぴったり。

あ～、久しぶりに騒いだので肩が凝って声が枯れちゃった・・・。

業界にしてみれば腰が重い世代相手のイベントで、主催側も中々大変だと思うけど、2回目、3回目とぜひ頑張って続けてもらいたい。

カオリン＆ケンちゃん、お疲れ～。