SOUTH BIRD INN k boyz's blog

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自分の原点(その2):お気に入りのHAWAII

2007-11-13 17:21:43 | HISTORY

HAWAIIの思い出が詰まったお宝ボード。BIG WAVE用GUNで7'2(218.3) X 17 3/4"(45.1) X 2 3/16"(5.5) Pat Rwson Shape 15~20年くらい前のもので昨日、日本の波において初のお披露目でした。自分は6'2,6'4,6'6,6'8など長めサイズで幅、厚みは細いタイプが好みでしたね。

▲お気に入りのGUN NorthのSHOPやパールリッジ、アロハスタジアムのフリーマケットで見つけた記念品、家族旅行の思い出などすべて大切なものです。

会社勤めをしていた頃の喜び(独身時代の目的)といったらSURF TRIP。1年に最低1回は必ず海外へというペースでEnjoyしていました。気のあったもの同士が時間を共有でき、帰国後もしばらくの間余韻が残り、そのときの思い出話ではなが咲くのがいいです。始めていったのが21歳のときのBALI、これもかなりの衝撃と波の違いを感じ、スリリングな波乗りの楽しさにはまっていく要因になりました。費用の安さとハズレのない波、雰囲気がマッチしてそれ以来もっぱらBALIばかり。(この話題も次回に紹介してみたいと思います。)

その頃からお付き合いの始ったHAWAII好きのY君、奥さんのYさん。東京人でありながら、20代~30代と過ごした千歳の海や千倉、毎週末たくさんの友人を連れて来る熱血サーファー。地元人より地元のことをよく知り尽くしている。現在では東京の西側に住を構え、海から遠ざかってしまい、少し寂しいお付き合いになってしまいました。

自分と同じように1年に1回はスケジュールのようにHAWAIIを訪れていました。その友人の誘いから何度か一緒に旅行するようになったのが自分のHAWAIIとの接点です。ツアーガイドのようにあちこちを案内してもらい、現地にも友人が住まれいろいろとお世話になった思い出があります。12年前にも自分の結婚式で彼らの配慮により教会にてあげることができました。

波乗りの厳しさもあればショッピングや観光の楽しさもあったり、自然の中でゆったりした雰囲気などで最高な時間が過ごせましたね。気候、風景、風、空、海など・・・気持いい。それに素敵な笑顔とホスピタリティーのよさ、今の仕事のすべてに勉強になります。でもいいことばかりではなく、サーフィン中にケガをして病院にいったり、Northで車上狙いの被害にあったりして警察やクレジット会社への手続きなどで苦労したこともあります。とにかく注意していてもいろいろなことがありましたね。これも今ではいい思い出です。

自分もHAWAII好きになり、友人とHAWAIIのSHOPとの縁ができ旅行に合わせて何本もSURFBOARDSをShapeしてもらっていました。そのボードが今回の主役のものです。当SHOPでは現在取扱いはしていませんが、超有名なShaperであり、ご存知の方も多いかと思います。その当時NorthShoreで波乗りをする世界のTOP SURFERから絶大な信頼を受け彼にオーダーする方がほとんどだと聞いていました。今では絶対ありえない、いちユーザーへのハンドシェイプ。それでも、自分のボードの納期はたぶん6~12ヶ月くらいかかっていたと思います。

この前にエントリーのメモリアルデイというのは入籍した日であり、自分のHAWAIIと関係する日にHAWAIIの大切なボードを使用したことです。ですから、これからも何かの縁でつながっていけるよう友人を大切にまた、SURFBOARDSを大切に保管していきます。

ちなみに、当地区内にある日本テレコム(現在はKDDIかな?)の海底ケーブルはマカハにつながっているそうです。以前に当施設に長期にわたって滞在していたフランス人技術者が話していました。


自分にとっての原点(その1)

2007-11-10 20:48:35 | HISTORY

なぜか最近、「昔の夢」を見ることがあります。夢に登場する昔のことは波乗りとは全く違うことで、目覚めたときに、あれ?何でだろう?なんて頭をひねってしまいます。自分が年を取ったことと少しストレスを感じているのかもしれません。そんなことから、昔話をしようと思って書いてみました。

今では自分と一緒に波乗りする幼なじみ(10代の頃のCHITOSE LOCAL SURFER)は誰もいません。ほとんどのサーファーは若い人ばかりでその当時(30年前)のサーフィン事情や当地の半端じゃないローカルリズムを知る人もいないのではないかと思います。説明するまでもありませんが、簡単に伝えきることができません。ただ地元には血の気の多いたくさんの先輩サーファーが多く、誰もがみんな体育会系の乗りで熱く波乗りしていましたよ。中途半端な人は少なかったし、千歳の海はいつも活気がありましたね。

  

▲1997年当時、数年間SanDiegoに住み現地法人で働いていたいとこにお願いして買ってもらったFlag、現在は店内に掲げてあります。

当施設のルーツのようなSURFBOARDS。よく覚えていませんが、SURFINGを始めてすでに5年以上過ぎていたと思います。たぶん1980年製のものです。USA Ca.SanDiegeのボードメーカーのもので現在も存在するかは不明です。このボードのディストルビューターの方との出会いから始まり、La Jollaに行くキッカケができ、留学目的の友人を頼りにSURF TRIPに行きました。毎日、友人の案内で波を追いかけて南カリフォルニアのいろいろなサーフビーチに連れて行ってもらい波乗りを楽しませてもらいました。海外へのSURF TRIPもカリフォルニアに行く以前にバリやハワイには何度と経験しており、旅の楽しさをいつも持っていました。将来を考えたり、波乗りの刺激を求めたりと徐々に自分の進む方向を見つけていました。その時に自分の将来のビジョン(現在のライフワーク)となるネーミングをいただきました。もう随分前のことなので、こうやってblogを書いているとすごくなつかしく思います。

▲La Jollaに住むおばさんがプレゼントしてくれました。Surf and Coastal Guide(MAP)です。

そのときの体験は自分のサーフキャリアの“1通過点”ですが、“SOUTH BIRD INN”の原点でもあり、その元となったボードは大切なお宝なのです。が、妻や息子が使用したりレンタルなどで頻繁に貸し出してしまって今ではキズだらけの悲しい姿になってしまいました。念のため現在のボードと比較して決して乗りやすいとか動きが速いとかはいえません。フルレールでワイドなアウトラインからロッカーがゆるく安定感があり、パドルが速いことです。マニューバー系向きで波が大きいサイズの時や厚い波のときに最大の威力を発揮してくれるいいボードです。ちょっと力不足のときにテールを引きずる感じが欠点ですね。今流行のレトロボードのような今風のマジックボードの原型のような存在?古さが現在でいう新しいボードともいえるのかな?

皆さんにはずっと大切に保管しているボードはありますか?キャリアに大きく関係があることだと思います。売り買いが簡単にできてしまう時代なので、まずそんな気持ちはないのかな?でも、ボードは道具ですが大切に使用してくださいね。エラソウなことをいっていますが自分はどちらかというと新しい物好きです。同世代の房州人(房総の人)特に、千倉人はね。だからみんな何でも良く買っていましたね。

これまでやってこれたことはいろいろな人と出会い、たくさんの人に支えられ「波乗り」があったからだと思っています。これからどのような人生をたどるかはわかりませんが楽しみです。それと近い将来、SanDiegoへ家族旅行に行きたいですね。Hawaii経由で。本当に実現できたらいいな。

ちょっとまとまりがありませんでした。最後まで読んでくれてありがとうございました。