雨や塩害で腐食し、やせ細り釘が立ち上がり木が浮いたり、腐って穴が開いたりと状態が悪化していることに気付きながら対策や対応が遅かったことが悔やまれる。早くからこまめなメンテナンスをしておけばよかったが今となってはどうしようもない。木を外し新しい材木(リユース)に防腐剤を塗り交換した。
こういったものを設置する場合には周辺の自然(立地)環境を考えた設計であり、そのためにはシンプルであって複雑に木の組合せをしないことだと思う。パーツでユニット式にすることによりメンテナンスのしやすさを重視した設計・製作であることが最も大事であると思う。大工の高度な技術を注ぎ込むのもいいが、必ず寿命がありそのため少しでも長く維持するためのメンテナンスが一定期間ごとに必要になる。今回は応急的な作業であり、近い将来には全て撤去するか大掛かりな改築をせざる得ないかもしれないと準備を進めていかねばならない。具体的にいつになるか不明であるが。
とりあえず、いったん終了。次は3月末完成目標であった中断していたシャー部囲いの作り、外階段修理と外仕事を計画している。