Kei's Page

 
 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 けんりと、ぎむ、

2019-04-03 | Weblog

 なにかと「自分の権利」ばかり主張して、自分がまずまっとうすべき「義務」を果たしてない人もいる。

 あるべき権利は認める、それはいい、でも、そう主張できるだけの義務をまっとうしてきてるのか、と。

 従業員の立場ひとつにとってもそう。

 従業員、労働者は、「働く義務」があって給料をもらってるはず。
 それなのに、たとえば、遅刻は多い、怠けるのもごまかすのもうまい、同僚からの信頼もない、とかって人が、有休とか残業代とかの「もらえるもん」は主張してくる、とか。
 その権利は権利でいい、それ自体は否定しないしできない。
 でも、遅刻も多かったり、タイムカードをごまかして打刻して、「遅くまでいたから残業代出るだろう」とか、問題外だ。

 そう、有休も残業代も、会社はあげないといけない。
 ま、それは権利うんぬん以前のことでもあろうけど、「そうもらえるだけがんばってるから」、従業員、労働者として主張してもらえるもんでもある。
 そこには、まず「労働者として働く義務」を果たしてるから、給料も請求でき、そういった権利も主張できるものでもある。

 そら、法律やらなんやらでは、そこは直接はリンクしない。
 遅刻が多いやつでも、有休を求められたら会社は応じないといけない。
 そこは会社も理解して当然対応すべきことでもある。
 しかしながら、そもそもが、雇用契約で権利義務の関係が基盤にあって成立するものでもある。
 「ちゃんと従業員として働いているから認められる」ものであって、究極は、「働いてもないのに、そういう権利はなんでもアリになって認められるか」ってとこもでもある。
 心情としては。

 法律とか雇用契約とかなんとかより、モラルがあっての前提でもある。
 そんだけ権利を主張し認めてもらいたかったら、それだけの仕事をしろよ、自分の「義務」も果たせよ、と。
 労働者の権利っていうくらいなら、じゃ、ちゃんと決められたとおりに「労働」しろよ、と。

 雇用契約って、会社が縛られる、守らないといけない、ってイメージもあるけど、あくまでも会社と従業員は対等、従業員にも「守らないといけないこと、義務」は当然ある。
 そんな守ることがなくて、やるべき義務がまっとうできてなくて、そんな不公平な雇用契約なんて結ぶ会社はないし、それでいて、その従業員がもらう給料については「毎月保証されるべきものだ」なんて言ってもくるんだろう。
 出勤時間も守れない、職場でのモラルも守れない、仕事や会社へのまじめな姿勢もない、さらには取引先にも非常識なことで迷惑かけるやつもいる、そういうのをおろそかにしていいようにやってて、それでいて、自分がもらえるもんはもらう、不利になることは文句言う、イヤなことは避ける、権利だけは主張する、って、そんなんで世の中通用するわけがない。

 仮にそういう考えのやつがいるなら、自分で会社興して人を雇ってみろ。
 で、そういう勝手な自分の権利ばかり言うやつに振り回されたらいい。

 ・・と、従業員、労働者、を例にとって書いたけど、なんにせよ、自分の権利ばかり主張してきて自分の義務は考慮してない、という人もいる。

 自分で稼いだカネだ、どう使おうと勝手だろう、と言って、税金を納めない、とか。
 稼ぐのは自由、そういう自由に稼げる権利もある、が、儲けたらそれだけ税金を納める義務もあるわけで。

 不動産を持ってる、所有権がある、売るのも自由だし、売ったらそのカネは自分のものだ、と言って、かたや、自分に残ってる住宅ローンを清算する義務は忘れてる、とか。
 
 ・・世の中、そういう「権利」と「義務」で成り立ってもいる。

 でもそこをわからずに、あるいは、わかってても知らんふりしてまかり通そうとする輩もいたりする。
 そんな「いいとこどり」ばかりで自分の都合よくばかり考えてる話を聞くのもうんざりする。
 よくそんな考え方で自分に都合のいいように考えてられるなあ、と。

 そういうのが通用しないってことに気づかないと、この世の中ではやってけない。
 自分の都合のいいように考えていいように主張してくるやつも、んー、少なくないような気もする。
 そういうのに俺自身が巻き込まれると非常に疲れる。

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