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 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 しんどいやりとりをして-2、

2015-10-18 |  独立開業前から開業して~

 ま、誰も特に興味はないかもしれんが(笑)、前回のブログを書いてそれについて数日たってからの経過。

 ・・社保でゴネてた社長が、その会社を俺に紹介してくれた税理士の人にも泣きつき、もはや俺の手には負えんということで(笑)、その税理士の人が「あとは社長の判断に任せましょう」と俺に言ってきて、俺の“仕事”自体はいったんそこで終了、となった。
 まあ、俺としてもそれでよかった。

 俺としては社長がゴネてる以上、もはやその会社、その社長にできることはない。あとは社長が年金事務所から突っ込まれたら対応するなり、ほったらかしにするならするでさらに求められた時にそのあとの対応をしていくだけだ。
 今後その社長から俺への連絡はないかもしれんけど、それはそれでしょうがない。
 その税理士の人も、俺に恐縮しつつ、これ以上俺の時間をとっても申し訳ないんで、と言ってくれた。「ま、いろんな社長がいますんで」と。そうやな。。。
 俺ももうこれ以上その社長について言うことはない(笑)。

 ・・次に、カネもってる熱い「青年実業家」の人。
 なんかやたらさみしいのか、LINEで俺らをグループに入れ、「お疲れ」、「今日もがんばろう」など、いろいろマメにメッセージを送ってくる。
 で、俺がたまたまでも返信が遅れると(と、いうか、俺としてはもともとあまり絡んで返信する気はないんだが)、俺を名指しで「返信くらいしようよ」などと、既読スルーがバレて(笑)、そうつっついてくる。
 うっとうしくないか?(笑)
 ヒマなんか、さみしいんか、俺らひとりひとりのリアクションを観察してるよう・・・30代、40代の男だけのグループでそんなんってメンドくさい。うっとうしい。
 その人が“本業に”忙しくなり、そんなヒマもないくらいにバタバタしてくれたらありがたくもあるんだけど(笑)、今は変に時間か余裕かがあるようで、そういうやりとりでもマメに俺らに投げかけてもくる。で、「また定期的に会わなあかんな」と。それについても俺はスルーできるかぎりはスルーしてるという(笑)・・。

 その人も、「俺ら、仲間なんだから」などと言いつつ、周りもそこまで熱いリアクションはなく、義務的に一言返すかんじで、そういうのもその人は空気を読めんのやろうか。
 ハダカの王様というか(その比喩もよくわからんが(笑))、周りを下に見ていろいろ豪語してるのはいいけど、本質に突っ込んで指摘する人もおらずみんなうわべだけで、でもそれぞれがオトナであり、専門分野でがんばってて、誰か他の人が音頭とってるわけでもない。その人は、そのグループのそんな冷めてる空気は感じないものか、と。
 その人も、「みんな、俺についてこい」ってかんじかもしれんけど、むなしい気持ちにもならんのか、それでそんな物足りなさを俺らに、「おまえらももっと熱く燃えろ、仲間だろ」などとぶつけてもくる。いやいや、そういうこっちゃないんだけどな、と。
 なんか肝心なとこが欠けてないか?・・
 カン違いも甚だしい。誰か気づかせてくれないものか(笑)。

 そういう本来の一体感も、自然に出てくるならいいけど、その人にかぎらず、「みんなでコラボしよう」、「このグループでがんばっていこう」と言ってる人のなかには、なにかとそういう形、集団に依存してたり、さみしさがあるような、それでそういうのを作って安心してるような、そんな印象もある。
 音頭をとってる人みんながそうでもないし、そういう主催してくれたり声をかけてくれて実際に機能させようと、ムリなくみんなの意見を聞きつつ運営(?)してるとこもある。そういうとこは、そんな、誰が上とか下とかそういうレベルでの話にそうなるわけでもなく、自然と噛み合ったり一体感が出たりもする。そういうのは俺もわかる。
 それでも主催となる人自身が「俺がリーダーだ」と位置付けるのはいいけど、あまりにもワンマンというか、自己満足の範囲を超えないものは、そういった同じグループという形のものでも周りからの共感を得られないまま形骸化してしまってるとこもある。

 ・・かたや、俺の仲のいい他の士業の人とは、そんな意味不明な濃さとか付き合いとか、決まったメンバーの会とかなく、ホント、それぞれが単体、単独で動いてて、お互いを評価し合い尊重し合い、それでいて俺にいろいろ連絡や問い合わせをくれる。
 どっかに依存するでもなく、常につるんで固まってるわけでもなく、他にもそれこそもっと濃い付き合いもあろうに、それでも間があいても俺に連絡をくれ、お互いがしつこくなく(笑)、自由に、気持ちいいあんばいでやりとりできる。
 俺にとってはそれが現実的な仕事、結果になるからこれまたありがたいし、俺の今思う「なにがホントに大事か」ということになる。
 でも、考えてみたら、そういう人らとはLINEでつながってるわけでもなく、「○○会」みたいなのがあるでもなく、定期的に会うわけでもない。
 むしろ、みんなが「そういう形だけのことはどうでもいい」と、ムリに不必要な、非合理的なことはしない、そしてそれが当然だ、と、共感できる付き合いだ。
 なもんで、会って話をしたり飲んだりするのもすごくまれ、それでもメールや電話でより濃い連絡や問い合わせがある。「仕事だけの付き合い」といったらそれまでかもしれんけど、そうなるまでに当然飲んだりお互いのことを話したり、そういうのがあってのお互いの信頼関係、それからの続く付き合い、「人として」お互いに噛み合う仲にもなる。そもそも、そこまでの付き合いや信頼関係がないと自分の顧客をお互いに紹介しようなんても思えないわけで。
 お互いに非常にラクで、ストレスなく、それぞれ仕事や顧客を紹介し合えてる。
 俺としても、そういうありがたいお付き合いだけでいいとも思えるくらいだけど、会やらグループやらを主催する人も、ホンキであろうともそれが最初だけだったり、形を作って満足、安心する、ってパターンも多い。そうなると、俺らはただ“駆り出されるだけ”にもなる。さらには、その主催する人が、メンバーに期待するだけで、その集まりのなかで誰かがなんか言ってくれるだろう、何か刺激を与えてくれるだろう、と形だけ作って他人に依存するとか。
 で、そういう人の心理、状況としては、やはり、前述したような、ひとりで空回りしてるとかさみしさがあるようなこともうかがえるし、俺らを巻き込むことで孤独感をなくし、それで安心してるかんじでもある。それで周りからのしっかりした、気持ちのあるサポートがないままひとりよがりになってもいる。
 そんなんで、ムリやりそういう会やらグループのやりとりで結束とか一体感とかを求めてるようで、どうもメンバーの人と噛み合ってないのもある。
 そんなんもどうなんだろ。
 で、俺みたいなやつは、静観したり距離を保っていたいところ、そういうグループに“入れられる”立場にもなり巻き込まれる、と。勝手にやってろ、とも思いたいとこ、ハッキリ言ってあまりにもうっとうしいとこは縁きってもいいんやけど、これまた他の人もいる手前、こちらがオトナの冷静な対応もしつつ、それだから変に絡まれてLINEでも集まりでもうっとうしくなる・・・・あー・・、と(笑)。
 ま、そういうこともある。
 そこも自分次第、程よく自分なりにかわしていくだけやし見守るだけ。やめる時はやめるし。

 その実業家の人も見ててかわいそうにもなるけど、それもしょうがない。
 人の価値観や言い方はいろいろあれど、それを周りに押し付けて従わせて自己満足してるようじゃ、誰もついてこない。まして開業してやってる、俺含め他の人にそんなんじゃ誰からも共感は得られないだろう。
 で、誰もそういう大事なことをあえて指摘しない、その人に気づかせてあげられないのも残念。
 それだけ踏み込んでその人のために、と言ってもらえない、それが致命的。それだけ周りから信頼感もなければ「このワンマンな人に何言ってもムダだろう」とみなされ、気持ちとしても離れられてる。仮に誰かが彼に何か言ったところでその彼も素直に聞いてくれるわけでもなかろう、なぜなら、俺らを“下”に見てて、まず自分が俺らに言う方の立場だから、という立ち位置でいるんだから。そこで、俺らからガツンと言われてその彼が素直に聞いてくれるもんか・・・でも、誰もそういう彼の可能性とか人柄に共感もしてないから、誰も何も言わない、と。そして彼はますます「自分がこれでいい」という意識、姿勢のままで、それで俺らにさらに接してくる・・。
 俺もそんな彼から「仲間だろ」と言われつつ、そんなグループに対しては傍観者だもん。むしろ、そんな仲間には入りたくない。当然こちらから「仲間に入れてください」なんて言ったこともない(笑)、ムリやり入れられてリアクションが鈍いとうっとうしく絡まれる(笑)、メンドくさい。
 そんなんで俺らを必要としてる人もいる(笑)。

 俺にはもっとオトナのやりとりができ、落ち着いて、まっとうに価値観の合う仲間がいる。
 そして、大事なのはそこで「よりいい仲間が俺にはいるんだ」とカン違いするでもなく、うぬぼれるでもなく、そんな仲間に感謝して、当然相手のことも尊重し合っていくこと。
 主従関係とか学生の部活のような幼稚な関係はいらん。
 むしろ、余裕がないからこそ、そんな学生のノリやら上下関係やら形だけのことやら、幼稚なことに付き合ってるヒマはない。
 いいお付き合い、ありがたい付き合いの相手とは、そもそも、お互いが、誰がリーダーとか誰が上とか、そういう見方ではない。お互いが独立し事業をし、そんなんで売り上げの多少とか経験年数の多少で決めつけて相手を見てるわけでもない。だから当たり前にそういう幼稚な発想すらない。
 なもんで、俺もその実業家の彼と話すようになって、学生のころの“ひさしぶりの無意味な(笑)上下関係”みたいなのも感じたくらい。そらそうだ、お互いにいいオトナで、トシがひとつ、ふたつ違うからと、そういう基準で人を見ることなんてそうそうないんだから。
 そんな“モノサシ”のスケールが大きいか小さいか、そこからの相手への発言や態度でその付き合いが決まるとこもある。
 その人の器やらスケールやら、そしてそこからのお互いを認め合う、尊重し合う気持ちってのは、豪語する話の内容や売り上げが多いか少ないかで一律に決まるもんでも当然ない。それはそれで次元の違う話だ。人柄や人望はそんなことでは測れるもんでもないわけで。
 自分が優越感を感じたいとか言いたいことを言って自己満足したいとか、そういうとこが基準となること自体、小さい、みみっちいようにも感じる。彼が言うことがホラであれハッタリであれ、こちらがそういう彼に対して「そういうすごい人なんだ」と一応は認めてても、それでくどいくらい上からのそんな彼の言動なら、それこそ“下”の人らがホントに魅力を感じてそんな彼についていくと思ってるのか・・・

 俺らでもその実業家の彼でも、人それぞれ、自分の身の程や立ち位置、お付き合いなんかを考えるとこで、会社勤めしてないからこそのキャラとか(笑)ポリシーもある。でも、お互いにそこが噛み合う相手でないと、集まったとこで数を集めても機能はしない。それよか、そんな集まりやら形やらより、お互いに気持ちいい付き合いができて実際に仕事につながるような間柄の方がいいに決まってる。
 そうなると、そんな変に言うことだけは熱い、形だけの集まりややりとりが非常に幼稚に思える。

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