味の記憶

昨夜実家から荷物が届いた

やった！カニだ！！
お～手作りみそ　今日買わなくてよかった
わぁ　こんなに沢山の干し柿
干し柿は最低の評価でした　　　

今日は朝から家の片付けなど済ませ
昨夜の干し柿を　紐からはずし
すぐ食べるものと冷凍する物とに分けていた

（そう、柔らかいウチに冷凍し食べるときに自然解凍すると
　いつまでも美味しく頂けるのである　餅や焼きたてパンと一緒！）

つまみ食いしながらの作業
一紐分が終わり二紐目をはずして
二つめ　つまみ食い
「あれ！？へんだ　味が違う　私の知ってる干し柿じゃない」
一つめは何の気もなく食べたのだが　
これは・・・
そういえば　昨夜の電話で
買い求めた渋柿と　家の木になった渋柿の二種類がある　と・・・。
つまり一つめは家の物で　二つめは買った物

味の記憶
同じ人が同じように作った干し柿なのに
子供の頃に食べなじんだ味が普通で
食べ慣れていない物は異質　極端に言えば干し柿であって干し柿じゃない
お金を出せば干し柿なんていくらでも手にはいるし
もっと高級で　甘くて美味しい物もあるでしょう
しかし　自分の口に合う物
食べ慣れた味　ってあるんだな～　
家の近くの柿を母親が皮をむき干してくれた物が私にとっての干し柿なのね
などど感慨にふけったお昼前

遠く離れてみて感じたことなのだろうけれど
お袋の味ってそれの最たる物かもしれないですね

親の恩　感謝していただき尽くします