今回はショーペンハウワーおじ様の警告「なるべく避けるようにした方が良い」
何か兼好法師になったような気分になっちゃった。
人間の幸福を建築物に例えることができる。
建築物は土台が広ければ安定をする。
しかし、人間の幸福という建築物はこの逆だ。
生活に対していろいろな要求を広範囲な基礎の上に建てると
多くの災難を招く機会を与える結果になり、
こうした災難は起こってしまうものであり、
人生の幸福はもっとも崩れやすくなる。
幸福を追求するどころではない。
人生の幸福を広範囲な土台の上に作ろうとする
ことは、なるべく避けた方が良い。
だから自分の持つあらゆる手段と妥協することを考えて
大きな不幸を逃れる最も確実な道は、要求をできるだけ低く
するという事だ。
(自己啓発のインストラクターの方怒らないで下さい)
だからグローバリズムは……・・・
人の幸福度を測るには、
「どういう悲しみか?どういう事を悲しんでいるのか?」
を「どういう事を楽しんでいるのか?」よりも問うべきだ。
人は絶好調の状態にあると些細な事にも敏感になる。
その反対に、不幸な状態にいればいる程、些細な事には鈍感になる。
だから、
悲しんでいる事そのものが取るに足らないものであればあるほど
それに比例して幸福度も増す。
それだけその人間は幸福なのである。
ショーペンハウワーー
橋本文夫 訳
「幸福について」
A 一般的な見解と忠告
(はい、今日から悲しみを丸めてちっちゃなゴミにしてポイします)
(どんだけ~~~~!)
やっぱ、苦みは妙薬なりよ。
おじ様素敵いいい~~~~!
カーネギーも同じことを言っている。
自分が不幸な時、自分よりも不幸な人の話を聴く。
自分が悲しみに沈んでいる時、自分よりも悲しみの深い人を観察する。
失敗に打ちひしがれている人を見ると、自分の失敗がなんてちっちゃな
些細な現象なのかと安心をする。
それでも人生は回り続けるわ>
パッァ! 不幸は私が引き受けるわ!
それでも人生は回っちゃうの