MEGUMI DAYS

イラストレーター村上めぐみのブログ。
アートや日常にまつわることを書きます。

ミラクルトリップ上海編

2011-02-05 16:10:07 | Weblog


どうも。
やっと画像をアップロードできました。
上海レポートはじまりはじまり~。


ひょんなことから、イラストレーターの
村上トモミちゃん
と一緒に上海へ行けることに。
せっかくだから旧正月のどんちゃん騒ぎを体感してこよう!
ということで、2/2~2/4とお正月まっただ中の上海へ。

2/2(水)大晦日
とってもプリティな岡山空港より上海航空MU528便にて出発。超晴れ。



座ったとたんうっかり居眠り。
マヌケな顔をトモミちゃんに激写されながらあっという間に上海到着。
上海と日本の時差は1時間。到着したのが14時くらい。
岡山空港と比べたら微生物と恐竜くらいデカい上海空港は、
万博の為にピカピカになったばかり。
とにかくデカイ。広い。ぺかぺか。

出迎えてくれたのが、今回Wムラカミを癒しまくってくれた
スーパーガイドの【ガンちゃん】こと趙 岩岩さん。
その丸顔でクリクリした笑顔に一気に安心感を覚えるWムラカミ。


右側がガンちゃん。

ふかふかのプーさん型シートカバーを完備した快適なワンボックス
で目的地に案内してくれる敏腕運転手、黄さんの車でホテルへ向う。
車窓から眺める上海の街はほんとうに半端ない超高層ビルだらけ。
広い。デカい。ありとあらゆる種類の高層ビル。

岩ちゃん:『中国人、高いビル好き。あのビル全部マンションね。』

マンション、デカすぎ。そして多すぎ。
さすがは中国。人口多し。
驚いたのが、その近未来的なマンションに干された洗濯物たち。
窓から長い長い棒がにょーって突き出てて、あらゆる洗濯物が豪快に
干されている。上海の主婦たち、洗濯ものの干し方に超人的技術アリ。

ホテルに行く前にお茶屋さんという名のお約束お土産ショップへ
立ち寄る。割高。中国の代表的なお茶の試飲と黄色い縁起物のカエルとかを
見せてもらってクッキー買って脱出。



私たちの泊まった華亭賓館(旧:ヒルトン)は上海体育館の真ん前で
とっても分かりやすい場所。上海万博の会場だったところからも近く、
窓からの景色はバッチリ。


これが上海体育館。
ず~っと大型ビジョンが流れてる。右側にあるお茶パックみたいな
形のビルが大みそか、私たちを悩ませることに。。。

夕方。
とっても方向音痴なWムラカミ、おそるおそる出かけてみることに。
目的地は美味しい小龍包を食べさせてくれる【十味観】。
普通に行けばホテルから徒歩10分の場所にある。
しかしとっても方向音痴なWムラカミ、部屋を出たとたん反対方向へ
行ってから正しい方向へ戻るといういわゆる『チョロQ動き』を
繰り返しながら40分ほどさまよって途中コンビニで道とか聞きながら到着。
2/2は日本でいえば12/31。つまり大晦日。
中国人たちは家族の元に帰り、ごちそうを用意して一家揃って一晩中
TVを観る、というのがお決まりらしい。(TV重要)
上海の街も店という店はとっとと閉店していて開いているお店も
ほぼ帰宅モード。


トモミちゃんの右後方、腕組みして完全にスイッチオフのおっちゃん^^

プリプリの海老を使った小龍包、激ウマでした。

ホテルに帰る道すがら、大量の花火を買い込んだじいちゃんと孫たちが
路上で派手めの花火を楽しんでました。
そのうち体育館周辺、というか空全体から爆発音が響き始め、
あちらこちらで納涼花火大会的なもの開始!







ここから一気にめくるめく中国人魂を見せつけられるWムラカミ。
ホテルに帰ってからも、ずう~~~~~~~~っと窓の外で
ドンドンパンパンあちらこちらで打ち上げ花火が。
まるで同時多発テロ。尋常じゃない。

部屋の窓から見えるだけでも一度に10カ所で花火が上がってる!

特に昼間見た『お茶パックビル』の向こう側がとにかく凄いことに
なってるみたい。だけどちょうど閃光しか見えない・・・とか
思ってたら深夜12時前後、ついに目の前に打ち上げ花火が!
そう、わたしたちのホテルの打ち上げ花火。
窓にぶつかるんじゃないかというくらい至近距離!!!
これにはさすがにビックリしました。あんな近くで打ち上げ花火を
見たのははじめて。爆竹どころの騒ぎじゃなかった・・・
大都会の空中が火薬の臭いで充満するくらい大型花火を打ち上げまくる
派手好き魂・・・よくわかったよ。すごいや中国人。

結局7~8時間くらいずっと街中で花火が打ち上がってました。



2/3(木)元旦


素晴らしい初日の出を拝めました。
ホテルの窓から、色んな願いを込めて。

ホテルバイキングの朝食後、田子坊へ。
フランス領だった頃のヨーロピアンな旧街並を利用したお洒落スポット。
しかしながらやっぱりほとんどのお店が閉まってる。
それでもチラホラ開いてた希少なSHOPで母へのお土産をゲット。
街中にはお正月を祝うにぎやかなデコレーションやステッカーが
飾ってあって楽しい。











あと、イケナイキャラクターたち。
もうつっこむ間もないほどのイケナイまみれ。










ほんとうはM50で中国の現代アートにまみれる予定だったのですが、
案の定元旦は閉まってて記念写真だけパチリ。ま、しかたないね。





色々相談後、ガンちゃんお勧めの豫園(よえん)へ。
ここがまたすごかった。
初詣の人たちの数、半端ない。。。


























いわゆる歴史的観光名所とあって外国人もたくさん。
出店もたくさん、超中国って感じの場所でした。
でも、満月の日は更に人が多いらしい。
特別な催しがあってライトアップもすごいんだって。

お昼は何が食べたい?って聞かれたのでラーメン。って
答える。
庶民的な街並の続く路地を抜けて人気のラーメン屋さんへ。





14元(1元=13円くらい)。安い。


2日目は問屋街で布類をゲットして大型スーパーで珍みやげを
発掘する予定でしたがどこもほんとに閉まっててチーン。
じゃあ新天地へ行ってお洒落雑貨を探してみよう!
ということに。
その前に足ツボマッサージの隠れスポットへ。
ぼったくらないし、静かだし、たっぷり1時間、
足裏だけじゃなく腕や肩もほぐしてくれました。
ガンちゃんありがとう!



そして新天地。
ブランドショップが立ち並び、街並のお洒落さ半端ない。
外国人観光客がテラスで美味しそうにビールを飲んだりしてる。
薄暗くなってくるとライトアップがまたキレイ。







ガンちゃんに地下鉄の乗り方を教えてもらって別れ、
夕食は北京ダックで有名な【鴨王】へ。









結果。
惨敗でした^^;
おなかが一杯だったのか、何なのか。
北京ダックの・・・脂・・・に私たち勝てませんでした。

最新のLEDで彩られたキラキラでピカピカの新天地からは、
空を見上げても月が見えなくて「岡山だったら今頃手の届きそうな場所に
冬の星座が光ってるだろうね~」ってトモミちゃんと話しながら
地下鉄へ。

上海のメトロはほんとに素晴らしく整備されていて、
きれいで乗りやすかったです。



ぶじホテルへ到着。
戦利品たちをベッドの上に並べて記念写真をとる。

とにかく歩きまくったこの日はふたりとも早々にベッドへ。


2/4(金)
5時起床。
9時の飛行機に乗る為、早朝出発。
ホテルで中国粥を食べチェックアウト。
なんとかお腹もこわさず、迷子にもならず、
帰国することができました。


中国。
赤いパワーに満ちた国。
得体の知れない爆発力を秘めてるなあと。
豫園を歩いている時に偶然見つけたお店にピッタリの
フレーズがありました。



【100%感覚】


小さなことは気にしない。
でもしっかり地に足がついている感じ。
そんな印象でした。大陸パワー凄し。


そんなわけで私の新年も明けたみたいです。
パワー充電、お仕事がんばります!
あと上海で見た初夢に向ってそちらもがんばりたいと思います。

3日間つきあってくれたトモミちゃん、素敵なミラクルトリップを
ありがとう。
みなさん、今年もよろしくお願いします☆



Wムラカミin上海