KEITA BEAR

毎日パートナーのshamoko とテディベアを作って暮らしてます。ブログでは新作を順にご紹介しております。

Classical Bear (ハッピーちゃん風 48cm)

2023年12月25日 | テディベア(クラシックタイプ)
オーダーメイドのクラシックベアちゃん🧸

今回も理想的でパーフェクトなフォルムやお顔になったと思います!

野生熊タイプやワンちゃん猫ちゃん、アニマルなど、どの作品も自信作なのですが、オーソドックスなテディベアを作る機会が減っているなか久々の制作が嬉しくて、最初にお伝えしました

今回の子は約45cmでご注文頂いておりました🧸

使用したモヘアは毛足が25ミリと長めのチップドカールでした。
毛の量はデンス(密集)で大きめのカール。
ボリュームのあるベアになりますね😊

ドイツ・ヘルムボルド社のモヘアです。


(DeepLによる翻訳⬇︎)
創業者:アドルフ・ヘルムボルド
1900年1月1日、繊維専門家であり実業家でもあったアドルフ・ヘルムボルドは、ドイツのオーバーヴァイトという街に織物工場を設立。
使用されるパイル素材は主にウール、モヘア、コットンであった。高い品質基準により、輸出は世界中に拡大し、30年代には、A.ヘルムボルド社がドイツで初めて人工シルクをパイル素材として加工しました。



今日はお洋服を着た写真を中心にご紹介していきますね〜🧸
お客様のご提案で黄緑色系のワンピースを制作しました👗
生地はアンティークっぽくシンプルに無地のシーチング。
一度水通しをして(この季節は湯通しですね☺️)シワをつけて、着崩れした感じにしてます。


実寸は約48cm(耳を含まず)/座って約34cmでした🧸

仕入れたモヘアのサイズが1/4mカットで(50cm×70cm)、型紙をピッタリピッタリにする為、何度も縮小と拡大の微調整をしながら裁断しました✂️

最後どうしても耳が1枚だけ入らなかったり、けっこう苦労しましたが頑張りました
おかげで余ったハギレは一切でないピッタリの型紙ができました🧸
※これがもしペタンコ顔のイギリス系アンティークベアだったり、お顔がもっと小さなスタンダードベアの場合は仕上がりサイズは変わります。

お顔は大きめで、センターの型紙(おでこ)の幅を広めにして、まぁるくなるようにするのがポイントです

☝︎こちらご到着の際にお客様から頂いたお写真です。
素敵に撮って頂いてありがとうございました😊お気に入り頂けて大変嬉しく思います。




ハロー

画像だと目が小さく見えるんですが、かなり大きなグラスアイがついてます👀(22ミリ)
おそらく画像だと黒目の部分だけが目立つので小さく感じるのだと思いますが、ハッピーちゃんのイメージで、ブラウンの”ベタ塗り”グラスアイとなっています🐻

そしてその大きなグラスアイをギューっとかなり強めに引いて、毛に埋もるように付けるのが、ぼくがクラシックベア制作で心掛けていることです。
※デザインによって例えばポップなベアの場合は軽く引いて表現する場合もございます。


毛で目が埋もれる感じがアンティークっぽくて可愛いんですよね〜

※ちなみにぼくのクラシックベアの「顔の型紙」は、多分他にはない特徴的な形で、自分で考え採用しています。そこへギュッと目を引くことにより、この可愛いクラシックベアの顔立ちになるわけなんです


次回の後半のブログでは、お洋服を着ていない姿の追加画像をあと少し投稿しますね。









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