合気道 真風会のブログ

護身術について

        10月4日(木)の稽古風景

(福岡県京都郡・苅田町総合体育館「合気道 真風会」)

 

”合気道 真風会”では、合気道を通じた社会貢献の一環として”無料護身術教室”を行っております。

詳細→ ”女性と子供の為の無料護身術教室”

基本的には”女性と子供が対象”ですが、依頼があれば一般の人向けでも応じています。

今回は、北九州市内の某施設より依頼があり、10月26日(金)と11月2日(金)の2回に渡り、各2時間ずつ”誰にでもできる護身術”という内容でお受けしております。

対象者は全員60歳以上の男女の方々で、定員は36名との事です。

私(上土井)と稲垣先生の2名で実技指導をして参ります。

 

さて、ここで”合気道 真風会で考える護身術とは?”について述べたいと思います。

まず、定義として「護身術とは危険に立ち向かうのではなく、危険な状況から逃れる方法。」としています。

”格闘技として相手と闘って倒す。”のではなく、つかまれたり、武器で襲って来られた場合に、どう対処し、その場から逃れるかという事と捉えています。

”不審者から、逃れることが出来たならば、全力で人ごみや住宅街へ逃げましょう。”という考え方です。

そして、”力や体力を必要としない、練習さえすれば誰にでもできる技である。”という事です。

合気道を応用した護身術ですので、老若男女どなたでも出来る技ばかりです。

もう一点は、”シンプル イズ ベスト”です。

相手が、胸ぐらをつかんで来たらこうする、肩をつかんで来たら別の技で、というのでは多くの技を覚える必要があり、かなりの稽古が必要です。

例えば、つかまれた場合など、どこをつかまれても、一つの技で全てに対処できる方が良いと思います。

一つの技をしつかりと稽古し、全てに応用できるように磨くのです。

 基本的には、このように考えて作った”護身術”ですが、もちろん万能ではありません。

そのような危険に遭遇したときに、何よりも恐怖心から体が固まってしまい、動けなくなってしまうかも知れません。

最終的に大切なのは”動じない心、胆力、据わった腹"を鍛えることだと思っています。

しかし、”護身術”を知らないより、知っている方が良いのです。

何度も何度も反復練習をして、コツをつかみましょう!


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