9月4日(金)、私(上土井)と稲垣先生は、先月に引き続き、またまた八幡西区鉄竜にある「北九州市立年長者研修大学校 穴生学舎」へ行って来ました。
「北九州市立年長者研修大学校 穴生学舎」と言うのは、60歳以上の方のいきいきライフを応援する場です。
スクール形式の研修を通じて、カルチャーセンターとは異なる生きがいづくり、健康・仲間づくりや社会参加の方法などを学ぶ場です。
上の写真が穴生学舎と穴生ドームです。
その研修コースの中の一つに「健康スポーツコース」というのがあります。
今回は前回の続き、「誰にでもできる護身術パート2」です。
午後1時スタート。
まずは軽く準備体操です。
パート2では倒れる動作が増えますから、”受身”の練習も行いました。
前回”パート1”では手を掴まれたり、胸ぐらを掴まれたりした場合の”素手対素手”だったのに対し、今回”パート2”では、”素手対刃物”、”短刀を持った相手への対処法”からです。
もちろん”誰にでもできる護身術”ですから、力は不要です。
初めは、刃物を持った相手の手を取ったところからです。
木やゴム製の短刀を使って、相手から武器を取る練習をしました。
倒した後も気を抜かず、しっかり短刀を奪い取ります。
非力な女性にも出来ました。
反復練習でコツを掴みます。
取り方を覚えたら、お互いに向かい合い”離れたところから、刃物で突いて来る場合の対処法”です。
突いて来た手を捕らえたら、後は同じです。
何度も反復練習してコツを掴みましょう!
”短刀取り”の次は、”全く力を使わずに、相手を倒す方法”です。
力を入れるのではなく、力を抜かなければ相手は倒れません。
まずは、力を抜いている感覚を体験してもらいます。
すると皆さんすぐに出来るようになりました。
この原理を応用し、殴りかかられた場合、蹴って来た場合、引ったくりにあった場合等の対処法を練習しました。
最後は、前回”パート1”の復習です。
手や腕を掴まれた場合の外し方、「みなさん、覚えていますか?」
後から”抱きつかれた場合の対処法”
私の完全に体力負けです。
軽々と引きずられてしまいました。(笑)
しかし、か弱い女性でも脱出に成功!
この女性の方も、がっしりと抱きつく私をズルズルと引きずり、そのまま体をひねり転がしてしまいます。
みなさん、もうバッチリですね!
最後は健康法である”呼吸法”を行いました。
病気にならない体作りこそ、真の護身術と言えるかも知れません。
そして午後3時、「誰にでもできる護身術」パート2終了です。
ケガ人もなく、今年も無事に終えることができました。
みなさん、2週間お疲れさまでした。
最後に穴生学舎の皆様へ。
今年も本当にお世話になりました。
皆様と楽しく時間を過ごさせて頂きながらも、また、新たな多くの気づきを得ることも出来ました。
「教えることは、学ぶこと」と言いますが、このような機会を与えて頂くたびに、自分自身も成長して行けるのだと思います。
これからも、日々研究と研鑽に努め、私達「合気道 真風会」が、少しでも皆様のお役に立てますよう精進して行きたいと思っています。
また、どこかで、皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。