3月2日(木)は少年部9級(オレンジ帯)の昇級審査会を行いました。
今回の対象者は共に小学6年生のマヒロとアヤトの2名です。
2人とも、とても良かったので合格と致しました。
アヤト、マヒロ、少年部9級(オレンジ帯)昇級おめでとうございます。
4月からは中学生になりますので、一般部での稽古も頑張ってください。
以下、この日の稽古の様子です。
「片手交差取り呼吸投げ」
稲垣先生の説明を真剣に聞いています。
「胸突き小手返し」から、
二教で抑えます。
「坐技 半立ち胸突き小手返し」
受けは立って攻撃をし、仕手は坐って技を掛ける「半坐半立ち」での攻防です。
以前、ある中学校の部活の話です。
授業前の朝練、放課後の練習を日課とし、修学旅行中でも、早朝に走らせていました。
その顧問の先生は、部活に限らず、とても熱心な良い先生でしたので、私も親しくさせて頂いていました。
ある時、なぜそこまで練習をさせるのかと、質問をしたことがあります。
その答えは「試合に勝つことで得るもがあるので、それを部員に教えたい」とのことでした。
この競争社会、弱肉強食とも言える世の中では、なるほど大切な事だと思いました。
その反面、勝負にこだわるので、当然上手な子しか試合には出しません。
まじめに練習はしていても、試合に出れない子もいます。
中には3年間1度も試合に出してもらえなかった子もいたようです。
さて、これをどう思うかは、皆さんそれぞれの考え方ですので、良いも悪いもありません。
私たち「合気道 真風会」は試合がありません。
先ほどの部活動とは対極です。
試合がないことは、マイナス面である反面、演武では全員参加であり、全員が主役だというプラスの面もあります。
「最大の敵は、他の誰でもなく、自分自身である」
「勝つ」とは、自分の弱い心に向き合って、打ち勝つことです。
中学校、高校の部活動に馴染めない人は、私たちの道場に来てください。
学校の部活動では得られないものを、きっと得る事が出来ると思います。
”継続は力なり”
”努力に勝る天才なし”
そして、
「強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きて行く資格がない。」
最後に、2023年度”冬の昇級審査会”合格者は以下の通りです。
(少年部)
9級(オレンジ帯)
マヒロ、アヤト
以上のみなさん昇級おめでとうございます。
これからも更なる上を目指し、稽古に励んでください。
【ホームページ】
「合気道 真風会」は、コロナ感染防止を重視し、その対策に細心の注意を払って稽古を行っています。
現在行っているコロナ感染防止対策は「3密を避ける」ことは当然として、
★2週間以内に発熱など風邪のような症状があった人は稽古を休む事
★稽古前の道場内の畳全面も含めて、手が触れる場所全ての消毒作業
★参加者全員の稽古前の検温(道場入口で一人一人チェックを行っています)
★手洗い、アルコール消毒の実施(こちらも道場入口で一人一人チェックを行っています)
★窓を全て開け、扇風機を3台回しての換気
★マスクを着用し、接近しての大声を出さない(不織布マスクに限る。ウレタン、布マスクは不可)
★整列時などはソーシャルディスタンスを保つ
★冬場は湿度計を持参し、湿度を40%~60%に管理
など、思いつく限りの対策を行っていますので、道場生の皆さんも、新たな入門希望者の方も、安心して稽古にご参加ください。