とにかく和也のセックスは、独りよがりで、乱暴な感じ。
私は、こんな男が初体験の相手なんて
心底、自分がかわいそうだと思った。
本当に私のことを心から愛してくれる男性なら、こんな事はしないという感じだった。
彼の声は男性にしては高くて可愛い感じ。その声でささやかれて、少しは嬉しく感じてしまう事もある。「こっちにおいで」と言って、腕枕をしてくれる。
彼はかなり遊び慣れてる。
すぐに胸を触ったり、首筋を舐めたりしない。
まずは「こってるとこ、ないの?」と言って10分くらい肩や腕をマッサージしてくれる。
でも、いざセックスを始めると
私の足首をつかんで少しの距離を引きずったり、私を仰向けにして、腰を高くさせて足の裏は天井の方角で私のアソコが私から丸見えの状態で彼がクンニをする。
私はすぐ分かった。
「この男はAVの見過ぎだわ・・・」
和也は興奮すると「アソコを撮らせて」と言う。「絶対に嫌!」と断ると無理は言わなかった。
私の許可もなく、ラブホに置いてある電マを使用し始めた。すぐに私のアソコにあてる。私は彼の方を見た。長いコードの途中を自分の口に咥えて、神経を集中させて電マをあててる私のアソコを見てる。
すごく感じたが心の奥は白けていた。
和也はしつこいので「もう、いい!やめて!」とお願いした。「なんで?」「失神しそう」「すればえいやん」「いやいや!」
2時間くらい楽しんでようやく終わった。
私がシャワーを浴びた後、和也もバスルームへ
あんなセックスしか出来ない男だが、なんとなく愛しい。
彼が脱ぎ捨てた黒のタンクトップをたたんだ。
「ヤバい!切れた」といいながらバスルームから出てくる和也
ヒゲをそってて、顎の辺りをカミソリで切っていた。血が少し出てた。
ドジな男だ・・・。
傷口をティッシュでおさえて、服を着る。セーターの裾が乱れていたので、私は直してあげた。