自分のこども時代、日本は敗戦からの復興途上、父も母もとても忙しかった。こどもの面倒などまず無理。赤子の時はおばあちゃんがおんぶもしてくれた。しかし、小学校時代にはもうおじいちゃん、おばあちゃんと永遠の別れを迎えた。もちろん、他の多くの家庭でも同様だったはず。したがって、子供達は自分たちで遊ぶこととなる。鬼ごっこ、チャンバラごっこ、などなど。こども社会でもボスや世話好きが生まれる。遊びの工夫も必要だ。そうしたなかで、自立心とか社会性が培われた面があることだろう。
現代のこども達、物質的にはたいへん恵まれている。兄弟姉妹の数が少ない分、それだけ親たちが手をかけてくれる。しかし、月月火火と塾、お稽古、習い事に追われたり、一人テレビやゲームと向き合ったり、とまるで自立心や社会性が育つ環境になさそうに思えるこどもを目にする。実際、私も多くの生徒さんを教えてきたが、余りにも依存心が強すぎる、自分で考えたり、工夫してみようという気持ちの欠如した生徒さんによく出くわした。
みなさんは、いかがお感じでしょうか。
現代のこども達、物質的にはたいへん恵まれている。兄弟姉妹の数が少ない分、それだけ親たちが手をかけてくれる。しかし、月月火火と塾、お稽古、習い事に追われたり、一人テレビやゲームと向き合ったり、とまるで自立心や社会性が育つ環境になさそうに思えるこどもを目にする。実際、私も多くの生徒さんを教えてきたが、余りにも依存心が強すぎる、自分で考えたり、工夫してみようという気持ちの欠如した生徒さんによく出くわした。
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