来年の流行語大賞は、個人的には『制限ゼロ』と『制約ゼロ』を推したいと思う。意外にも、この２つは上位に入る可能性があるのではと考えている。　何でもかんでも制限ばかりというのは絶対に...

「こんばんは！」「あれっ？　いつもだったら３人いるはずだけど……」「どうしたんでしょうねえ」「まあ、これには深い事情があ...

「ふはははは！　これがおれさまのすがただぜ！」「う、うわわわわっ！」　勘太は後ろへ下がろうとしたとちゅうで、思わずしりもちをついてしまいました。暗やみにうかんでいるのは、おねしょみ...

　それは、勘太がいつもやってしまうあのシミとそっくりです。「よく気づいたようだな。この...

「こ、こわい……。お、おしっこがもれる……」　便所の手前でなかなか入ろうとしない勘太ですが、このままでは大変なことになってしまいます。何とか便所の...

　暦の上では秋になったとはいえ、まだまだ真夏らしい酷暑が続きそうな今日この頃である。そ...

　少し前に、小説家になろうにて『夏のホラー2020』の開催について書きましたが、私もこの企画に合わせて新作を書きましたのでご報告します。　『「たそがれ」という名前の駅』とタイトルを...

　まあ、最近思うことなんだけど……。　ニュースの見出しで『自粛の何とか』とか『我慢の何とか』とかがあるけど、これってぼくらからすれば苦行にしか聞こえな...

　勘太がふたたび目を覚ますと、暗やみに包まれる中でそっと起き上がりました。他の人に気づかれないように、周りをキョロキョロしています。「も、もうガマンできない...

「お、おしっこがもれそう……」　腹掛けをおさえながら、勘太は何とか便所へたどり着くことができました。しかし、便所に足をふみ入れたその時のことです。　便所のか...