終わってみれば教科書通りの負け試合

「負けに不思議の負けなし」と申します。
つまるところは、「ミスをしたほうが負け」という、これ以上ない教科書通りの内容だった…ということですな。

延長１２回、畠山が決勝二塁打…ヤクルトが投手戦制す(読売新聞) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11	12	Ｒ	Ｈ	Ｅ
東京体育館	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０	２	２	４	１
千葉公園体育館	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０	３	２

○　仏　１勝１３Ｓ
Ｓ　腰元　２勝１Ｓ
●　１球で負け投手になったりマウンドで吼えたり、いろいろ大変だよね　２敗

こーゆー試合をミスで落とす。
負け方に良いも悪いもないとは思うが、結局はいくら投手が踏ん張っても、ミスが出たほうが負ける。
それが例え胸突き八丁の状況であろうとも、一つのミスを挽回できるような流れも力も、今のマリーンズにはないということ。
悔しいが、これが現実。

１２回表。
根本が先頭バッター福地を、２ナッシングまで追い込んでおきながら四球で出す。
「四球は記録に残らない投手のエラー」とはよく言われるが、今日のあの四球はまさにその言葉通り。
その後、ユウイチの送りバントを好フィールディングで１塁走者を２塁で刺して送りバントを失敗させ、流れを引き戻したかに見えたのだが、現実はそうは甘くはなかった。
その後投手はシコタン。
個人的には、同点のシコタンほど怖いものはないという思いがあり、事実シコタンが同点で延長戦のイニングの頭を任されて、綺麗に打たれてサヨナラ負け…という状況は何度か見たことがあるだけに、その後畠山に痛打されて勝ち越しを許したのも、結局は福浦痛恨のエラーと合わせ、先頭打者四球で流れは相手に傾いてしまった…ということなのだろう。
その後、今江も打球をはじくエラー。
最終回裏の攻撃が残されているとはいえ、この時点で気持ちが切れてしまったか。

まあ、やっちまったものを今更四の五の言っても仕方がない。
だったら明日打ってみろ。
明日やれるのか…という根本的な話はこの際置いといてさ。

本当にやっちまったと思うのなら、明日真正面から相手投手をぶった切るしかあるまい。

現状、チームには悪い流れがこれでもかこれでもかとばかりに押し寄せている。
しかしながら悔しいかな、現状は一つずつ波を乗り越えていく以外に手段がない。
今日負った傷も、お返しするなら同じ傷を相手に負わせるくらいでなければ、プロ野球も力学の世界、相手に太刀打ちできなければいいようにマリーンズファンの前で公開処刑という名のなぶり殺しに遭うだけだ。

あ、あと、こんなことは正直言いたくないのだけれど一つだけ。

最終１２回裏２死で大松の場面、外野席で彼女と御揃いの「マリサポスタイル」で応援して（？）らしたカップルさん。



ヘラヘラしていた顔が二人してテレビカメラに抜かれてましたよ。



外野に陣取るファンが、あの場面であの顔じゃ、「勝たせるための応援」なんて、夢のまた夢だよねえ…。
精神論や根性論になっちゃうから、こんな事はあまり言いたくはないんだけど…。