「鉄道博物館」 開館1カ月で24万人 埼玉(産経新聞) - goo ニュース
24万人というとあまりピンと来ないかも知れないが、24万人をひとまず30で頭割りすれば一日8000人。
レジャー施設なら話は別だが、「『博物館』という名のレジャー施設だろ?」とゆー議論はひとまず横に置いたとしても、博物館という箱ものと考えたら、えらい入場者数だこと。
先のエントリでもちらりと触れたことがあるけれど、おいらは一応、先月31日に鉄道博物館は一度出かけている。その時は通院の都合もあって、都合1時間程度しか場内には滞留しなかったので、もうちょっと空いた時に、改めて腰を据えてあちらこちらを見学したい。特に2階より上の展示物はろくすっぽ見ておらず、メインともなる車両展示に時間を費やしただけだったから。
「月曜日は学校の振り替え休日などで混む」という話を聞いていたから、無理矢理にでも空いていそうな水曜日を狙ったのだが、現代の親子連れには、平日休日の区別などあってないようなものみたい。
どっからわいてきたのだか分からないのだけれども、「僕たち学校は?」っていうような方々ばっか。それとも近隣の小学校で、10月末は創立記念日やらでお休みっていう学校ばかりだったのだろうか。
行って思ったのだが、この施設は、「博物館」というアタマで出かけたら、必ず落胆する。「博物館」の名を借りたレジャー施設と思わない限り、場内の展示物を楽しむことはまず出来ないだろう。
だって、ベビーカーで足を踏まれてトラブルになる博物館が、この世のどこに存在するの?ってー話ですよ。子連れの威を借りたベビーカーという暴走族とのいさかいは、浦安市舞浜辺りのレジャー施設だけの話かと思ったら、実はここでもそうだった…というあたり、この博物館が置かれた環境が分かろうというもの。
いくら「体験型博物館」とは称しても、網棚を引きちぎるなんざ、終戦直後の物資欠乏下の人間の所業かと。
御陰様で、開館当初は車内が公開されていたはずのナハネフ22も、開館からわずか半月で車内閉鎖という憂き目に。具体的にこの展示車内で何が行われたかはわからないが、開館前には数々のテレビ番組で車内が公開されていただけでなく、タレントも車内に入っては、テーブル下の栓抜きで瓶の栓を空けていたシーンは何度も見ているから、車内が閉鎖されたことが異常なのである。
まあ、寝台車という構造上、もしかしたら遠くない将来、だれかが寝台をいたずらして壊してしまうという危険もなかったわけではないのだろうが。
そういう意味では、開館から一ヶ月が経つのだが、この施設が「レジャー施設」なのか、あくまで「博物館」なのか、この博物館の立ち位置が未だによく分からない。
レジャー施設であれば、備品がぶっ壊されるのもある程度は想定内なのだろうし、いざとなれば「補修」と称して車体を別の子供っぽい色に塗りたくってもいいのだろうが、それでは「展示物」と称する意味もないだろうし、各地から莫大な費用をかけて、記念物的な車両をかき集める必要はどこにもない。
ただ、あくまで「博物館」というのであれば、頼むから展示物をぶっ壊されないような対策を取ってくれって。
っつーか、博物館の展示物をちょっとでもぶっ壊したら、普通なら一発で出入り禁止ですぜ。それに、展示物が簡単に破壊される「博物館」が、この世のどこに存在するというのか。
この手の施設に親子連れが数多くお見えになるのは、とても喜ばしいことではある。子供達に「鉄道」の夢を与えることこそ、鉄道復権への第一歩だから。
ただ、博物館側も手をこまねいているわけではなさそうだが、博物館の展示物を破壊しても平気な大人は、迷惑だから子供を連れて来ないで欲しい。
今度、腰を据えて鉄道博物館に行ける日は、いつになるのだろうか…。
先月開館した鉄道博物館(さいたま市大宮区)は、開館1カ月で入館者数が24万人に達したと発表した。同館では来年3月末までの約5カ月間で60万人の入館を目指しているが、目標は突破できるとみている。
同館を運営する東日本鉄道文化財団によると、休日のほか、学校行事のある休日を振り替える月曜日の入館者数が多い。20~30代の女性グループも目立つという。
24万人というとあまりピンと来ないかも知れないが、24万人をひとまず30で頭割りすれば一日8000人。
レジャー施設なら話は別だが、「『博物館』という名のレジャー施設だろ?」とゆー議論はひとまず横に置いたとしても、博物館という箱ものと考えたら、えらい入場者数だこと。
先のエントリでもちらりと触れたことがあるけれど、おいらは一応、先月31日に鉄道博物館は一度出かけている。その時は通院の都合もあって、都合1時間程度しか場内には滞留しなかったので、もうちょっと空いた時に、改めて腰を据えてあちらこちらを見学したい。特に2階より上の展示物はろくすっぽ見ておらず、メインともなる車両展示に時間を費やしただけだったから。
「月曜日は学校の振り替え休日などで混む」という話を聞いていたから、無理矢理にでも空いていそうな水曜日を狙ったのだが、現代の親子連れには、平日休日の区別などあってないようなものみたい。
どっからわいてきたのだか分からないのだけれども、「僕たち学校は?」っていうような方々ばっか。それとも近隣の小学校で、10月末は創立記念日やらでお休みっていう学校ばかりだったのだろうか。
行って思ったのだが、この施設は、「博物館」というアタマで出かけたら、必ず落胆する。「博物館」の名を借りたレジャー施設と思わない限り、場内の展示物を楽しむことはまず出来ないだろう。
だって、ベビーカーで足を踏まれてトラブルになる博物館が、この世のどこに存在するの?ってー話ですよ。子連れの威を借りたベビーカーという暴走族とのいさかいは、浦安市舞浜辺りのレジャー施設だけの話かと思ったら、実はここでもそうだった…というあたり、この博物館が置かれた環境が分かろうというもの。
いくら「体験型博物館」とは称しても、網棚を引きちぎるなんざ、終戦直後の物資欠乏下の人間の所業かと。
御陰様で、開館当初は車内が公開されていたはずのナハネフ22も、開館からわずか半月で車内閉鎖という憂き目に。具体的にこの展示車内で何が行われたかはわからないが、開館前には数々のテレビ番組で車内が公開されていただけでなく、タレントも車内に入っては、テーブル下の栓抜きで瓶の栓を空けていたシーンは何度も見ているから、車内が閉鎖されたことが異常なのである。
まあ、寝台車という構造上、もしかしたら遠くない将来、だれかが寝台をいたずらして壊してしまうという危険もなかったわけではないのだろうが。
そういう意味では、開館から一ヶ月が経つのだが、この施設が「レジャー施設」なのか、あくまで「博物館」なのか、この博物館の立ち位置が未だによく分からない。
レジャー施設であれば、備品がぶっ壊されるのもある程度は想定内なのだろうし、いざとなれば「補修」と称して車体を別の子供っぽい色に塗りたくってもいいのだろうが、それでは「展示物」と称する意味もないだろうし、各地から莫大な費用をかけて、記念物的な車両をかき集める必要はどこにもない。
ただ、あくまで「博物館」というのであれば、頼むから展示物をぶっ壊されないような対策を取ってくれって。
っつーか、博物館の展示物をちょっとでもぶっ壊したら、普通なら一発で出入り禁止ですぜ。それに、展示物が簡単に破壊される「博物館」が、この世のどこに存在するというのか。
この手の施設に親子連れが数多くお見えになるのは、とても喜ばしいことではある。子供達に「鉄道」の夢を与えることこそ、鉄道復権への第一歩だから。
ただ、博物館側も手をこまねいているわけではなさそうだが、博物館の展示物を破壊しても平気な大人は、迷惑だから子供を連れて来ないで欲しい。
今度、腰を据えて鉄道博物館に行ける日は、いつになるのだろうか…。
対策がなされていない、と言うことも去ることながら、世の中には壊してコレクションにするような輩もいるようで。
そういう輩のおかげで鉄道趣味自体が程度の低いもの、とか見られたかないんですがね…。
そしたら月給と同じだけもらえたから、今月給料2倍だよん(笑
http://pooo3.net/ona3/481
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一応リサーチして、意外と混む月曜はともかく、混みそうな日は避けて10月31日にしたんですが、アテがはずれました…。
年明けのウイークデイが狙い目なのかも知れませんね。
>麻生kさん
盗り鉄に生物の資格はありません。
あれは生物ですら認定されざるものですから。
そういえば、門司港の鉄道記念館(でしたっけ?)も、オープン当初は展示品の破壊が凄かったらしいですね。
どうしてこうなんでしょうねえ…。
どうせ館内案内に派遣を使い倒しているんですから、各施設の警備名目で派遣を一人づつ雇っても、その後の修理費と展示品のイメージダウンを考えたら、人件費などものの数字ではないと思うのですが…。
>かわじゅうさん
真っ昼間にニューシャトルに乗ってもラッシュ並みでした。
しかも一駅だけ(笑)。
地元沿線の方には、たとえ一駅だろうと苦痛の日々なのでしょうね…。