百万千万ボカンボカン

Yahoo!スポーツ - 史上２位の１６５５万馬券＝ＪＲＡ　時事通信

日本中央競馬会（JRA）主催のレースで9日、相次いで高額の払戻金が記録された。千葉県船橋市の中山競馬場で行われた第4回中山競馬第9レースでは、1着から3着までを着順通りに当てる3連勝単式（3連単）の配当がJRA史上2位の1655万9120円となった。1着に単勝8番人気のベルモントピノコ、2着に12番人気のブライティアベスト、3着に15番人気のクリノジャンファンが入り、3360通り中3209番人気で的中は15票だった。史上最高配当額は、2005年10月22日に東京競馬場で記録された3連単の1846万9120円。
　また、愛知県豊明市の中京競馬場で行われた第3回中京競馬第3レースでは、1着から3着までを着順に関係なく当てる3連勝複式（3連複）での史上最高額695万2600円が出た。　

[ 9月9日 18時0分 更新 ]

いやはや…。
同日に複数の競馬場で、馬券の種類は違えど高額払戻の記録と第２位が出るというのは、おそらく長い競馬の歴史上でもないんじゃないかなあ…。

だいたいこーゆー時って、テレビやラジオでは得てしてこんな話になるんだよね。

１００円買って１６００万ざますのよ奥様。
１０００円買っていたら１億６０００万ざますわよ奥さん。
１００００円買っていたら１６億円でございますのよ奥様。

そこまでうまい話が起こりうるのだろうか？

正解は、

そんだけ馬券が売れてりゃ配当が下がりまんがなということでした。

中山９レースの３連単馬券にしろ、全国津々浦々で売られた馬券の中で的中票数が１５票、つまり売れていたのは１５００円だけということで、理論上、１０００円買って１億６千万獲り…ということも可能だが、そんな大穴馬券を、しかも３連単を１０００円買いすることが出来るのは、フサローさんのような、カネが掃いて捨てるほど有り余る人たちだけだろう。第一、穴馬同士の３連単のがんじがらめなんて、カネがいくらあっても足りない。５頭ボックスの３連単だって６０点買い、流して買おうと思ったら、それこそ何点買っても追いつかない。
３連単が南関東で登場した当時は、法令の関係で（競輪に気を遣ったと思われる）９頭立てまでのレースでしか発売されていなかったが、９頭立ての３連単なら５１２通りで、それを全通り買えば回収率はナンボや…ということを真面目に検証した、という話を聞いたことがある。ちょっとでも穴馬が絡めば配当が簡単に１０万を超えるため、意外と回収率は良かったようだが、本命同士だとやたらと配当が安く、５１２００円も投資する割にはあまり合わなかったようである。

中山９レースの１６００万馬券も凄いが、穴馬券的に凄いのは中京３レースの方。
馬連、馬単、３連複がＪＲＡレコードだからねえ…。
２００５年１０月２２日付けエントリでも書いたように、目の前で馬連４３万、３連単１８００万馬券を目の前で見て、よもや馬連のレコードを塗り替える日がこんなに早く来ようとは思わなかった。ちょっとしょんぼりだったりして（泣笑）。
しかし、一番凄いのは３連複６９５万馬券。
ＪＲＡの３連複払戻レコードを見てもらえれば分かると思うのだが、今までのレコードを、一気に５００万以上更新してしまった。
３連単ならともかく、３連複なんて、普通こんなにオッズはつかないんだよねえ。
売り上げが少ない土曜の３レースだったということもあるのだろうけれど、この記録はちょっと、しばらくは破られそうにないような気がする。

まあ、大穴を当てて家を建てた奴がいたら見てみたいwww