小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

このところの衝動買い

2014-02-24 23:21:22 | Weblog
上野駅構内の本屋さんの平積みにやられて、給料日前なのについついこんな本をレジに差し出してしまいました(・・;)

日本語の練習問題
クリエーター情報なし
サンマーク出版


リンクのアフィリエイト広告に著者情報がないのが残念なのだけれど、著者は予備校の現代文講師として有名な、出口汪先生。
「驚異の現代文読解法」のうたい文句でしたっけか。
僕も浪人時代に氏の授業をサテライト講座だったかなんだったかの授業のライブ中継の講座を取っており、20年ぶりくらいに聞くお名前ですな。
「驚異の現代文読解法」といっても、授業内容はタイトルのインパクトとは違っていたってシンプルで、あくまで出題者と問題文の筆者の立場に立った、出題者の意図する答えを導くための論理的思考能力に重きを置いた講座。
「主観」と「客観」の違いを明確にし、あくまで客観的立場に立って出題者の意図する答えを導くための考え方を植えつけるために、良問をガンガン解いて行く授業だから、受験のテクニックを伝授するような講座ではない、極めて硬派、かつオーソドックスな授業だった。
ただ、氏の授業は時として、「品格のある日本語」に重きを置く講義になることもあって、浪人時代の茶色い思い出ではあるけれど、氏の授業は受けていてとても楽しかったし、氏のような「美しい日本語」の使い手になりたいな…と思えるような授業でもあった。

いや~、懐かしいですな。
正直言えば、氏の授業がどこかの大学のオープンキャンパスであったなら、休みを取ってでも参加してみたいと今でも思うほど。
それほど氏の授業は刺激的だったし、「美しい日本語」のスタンスは、今の僕のブログの目標の一つにもあるほど。
思えば浪人時代の20年前から、「美しい日本語」に対する憧れはあったのかもしれない。

今では仕事柄お年寄りと接する機会がとても多く、その中でもやはり、乱れのない、きれいな日本語、気品あふれる日本語で話してくださる方もいらっしゃって、「この人に負けない日本語の使い手になろう」と思うことすらあるほど。
その方とお話をさせていただくと、やはり自然とこちらの日本語、こちらの態度も改まるし、間違いなく接客業としては、気品あふれる日本語を繰り出すことができるほうが言いに決まっている。
その中で、どれほど自然と、「美しい日本語の使い手」と相手に思っていただくことができるか。
飾らず、背伸びせず、そして気品あふれる日本語の使い手。
こんな人が職場にいたら、たとえ性格がどうであれいろいろついていっちゃうだろうねえ。

最近、というか先月1月に、とうとうあたくしも寄席デビューいたしまして。
鈴本演芸場なんですがね。
京成で一本で行ける立地のよさは、他の寄席の追随を許しませんw
落語。
いいですよね。
江戸っ子訛りはあるけれど、美しい日本語の、大人のお笑い。

落語自体は昔から興味だけはあって、NHKで今は土曜日の朝、以前は日曜日の朝にやっていた「日本の話芸」なんて、早朝出勤時の目覚ましのお供だったもの。
その中でも、美しい日本語を語られる噺家さんには大いに憧れと尊敬の念を抱くわけでありまして。

以前、ブログに何度か書き散らしたことがある、あたしのブログの一つの目標。
「ロッテの語り部でありたい」。

語り部になるためには、美しい日本語の使い手であらねばならぬと、意を新たにしたしだいでございます。


 ブログランキング・にほんブログ村へ 

  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿