東京発のブルートレイン「富士・はやぶさ」廃止まで、日付上は残り1週間となり、駅のホームはあれやこれやと喧噪が増してゆく季節になりましたが、ブルトレでこんんなことが記事になったようで…。
車掌サービス? ファンの仕業? 歴代ブルトレ“復活” 各車両にそれぞれ行き先違う方向幕 - zakzak
おそらくはこうした親子の微笑ましい会話が、殺伐とした鉄ヲタどもの中で、休日の一時たらんとする東京駅ホーム上で繰り広げられるのだろうか。
ガキ「ねえパパ、あれ『特急いなば』って書いてあるよ、あれはどういう意味?」
親父「ん?えーっとだな、『いなば』だろ?『今見せろ お前の底力を…』だろ?」
ガキ「ふ~ん。パパって何でも知ってるんだね。ママの女心以外は」
こうして、まさに肉食動物のように獲物に食らいつく必死の形相の鉄ヲタの喧噪の中に、今日も親父とガキの家庭は、平凡ながらも平和な時が流れてゆくのです…って、んなわきゃねーだろ!!
ヒント。
つ方向幕は全車一斉操作
つ方向幕は機械制御
∴どう考えてもクソの仕業です、本当に(以下略
このニュース、ソースがzakzakという時点でアレなのは確かなのだが、方向幕いじりをさもファンか車掌の美談のように仕立てようとするノー天気な記者の感覚も恐れ入る。
談話を求められた小牟田なんちゃらとかいう人は、本屋で本を見かけたことがあるけれど、具体的にどういった分野の方なのか、さっぱり存じ上げない方なのだけれど、夕刊フジの記者如きに言質を取られるような談話を残すくらいなら、いっそこうしたファンにピシャリとモノを言うくらいでないと、鉄道を題材にする物書きさんとしてはいかがなものかと思う。もちろん、意と全く相反する談話を掲載されることなど往々にしてあるわけで、この記事を書いた記者がクソなのは100%承知でも、小牟田なんちゃらさんという人までやり玉に挙げる気は更々無いが、どうも最近鉄道ブームとからしくて、こうした記事を目にしたライトな方々が、「この前の夕刊フジにも載っていたし、どうせ最後だし方向幕の一つくらいいじったって誰も怒らないよね」と、全く見当違いな勘違いをされるきっかけになりかねない記事だろう。
「夕刊フジを見た」で風俗店の割引を受けるのは一向に構わないが、「夕刊フジを見た」でこうした鉄道車両にいたずらをされたのでは、我々鉄道ファンは元より、輸送の現場で働く人が一番たまりませんぜ。
だからさあ。
もうこうなったら、おいらが去年の3月にこっそりと提唱したこれのように、廃止が決まった列車の部品は片っ端から取り外そうよ…。
盗られたりいたずらされたりして原形をとどめなくさせられるのがオチなんだからさあ…。
で、夕刊フジ。
「車掌がサービスでやっている」だなんて、よくもまあ現場の車掌さんをここまでコケにしてくれること…。
怒りを通り越して呆れ返りもしやしねえ…。
車掌サービス? ファンの仕業? 歴代ブルトレ“復活” 各車両にそれぞれ行き先違う方向幕 - zakzak
今月14日のJRダイヤ改正で姿を消すことが決まっている寝台特急「富士・はやぶさ」(東京-大分、熊本間)を一目見ようと東京駅には連日多くの鉄道ファンが集まっている。そのホーム上に突然、1970年代に廃止された寝台特急「いなば」など往年の名列車たちが“復活”、ファンを狂喜させている。名列車はなぜ蘇ったのか-。
「富士・はやぶさ」は毎日午前9時58分、東京駅10番ホーム(寝台列車発着ホーム)に到着する。ラストランが近づくにつれて、鉄道ファンだけでなく親子連れやサラリーマン、お年寄りなど休日は400人以上、平日でも100人近くが最後の雄姿を見ようと集まっている。
そんななか、到着した客車の行き先表示板(方向幕)の前でファンがくぎ付けになり「これ、すげぇ~」と歓声を上げる珍事が先週末に起きた。
表示されていたのは「特急 さくら 東京」の文字。寝台特急「さくら」は東京-長崎間を結ぶ、日本を代表するブルートレインとして親しまれたが、2005年3月のダイヤ改正で廃止となっている。
その時、別の場所からも歓声が上がった。なんと、隣の客車の方向幕は「特急 あさかぜ」(東京-下関、05年3月廃止)、その隣は「特急 みずほ」(東京-熊本、1994年12月廃止)。さらに別の客車には「特急 ゆうづる 上野」(上野-青森)と、行き先まで違う表示が-。
そもそも、「ゆうづる」の客車は88年に廃止されたため、この表示は20年も前のもの。連日訪れているファンによると先月28日には、30年前に廃止となった「特急 いなば」(東京-米子、78年10月廃止)の方向幕も表示されていたという。
一体なぜ、「富士・はやぶさ」の客車に名列車の表示があるのか? 「去りゆく星空の夜行列車」(扶桑社)の著者、小牟田哲彦さんは「『富士-』の客車は30年前に製造され、さまざまなブルトレに接続していたので、方向幕には歴代ブルトレの名前が入っている。また、国鉄時代には全国で統一的な車両運用を行っていたので、九州ブルトレの『富士-』に、上野発着の東北ブルトレの行き先表示があるのも不思議ではない」と語る。
まるで“ブルトレ博覧会”の様相に、周辺のファンからは「きっと車掌がサービスでやっているんだよ」との声が聞かれた。だが、車掌が所属するJR西日本広報部は「車掌にはそうした指導はしていない。ファンの方が車内に入り、勝手に方向幕を回転させた可能性もあるが、はっきりしたことは分からない」といい、名列車が“復活”した真相は不明だ。
小牟田さんは「イベント列車でもないのに、終着後に昔の行き先を表示するというサービスは聞いたことがない。ただ、最近の『富士-』はある意味、イベント列車のようなものですが…」と話す。運が良ければ(?)、あなたも名列車に再会できるかも。
おそらくはこうした親子の微笑ましい会話が、殺伐とした鉄ヲタどもの中で、休日の一時たらんとする東京駅ホーム上で繰り広げられるのだろうか。
ガキ「ねえパパ、あれ『特急いなば』って書いてあるよ、あれはどういう意味?」
親父「ん?えーっとだな、『いなば』だろ?『今見せろ お前の底力を…』だろ?」
ガキ「ふ~ん。パパって何でも知ってるんだね。ママの女心以外は」
こうして、まさに肉食動物のように獲物に食らいつく必死の形相の鉄ヲタの喧噪の中に、今日も親父とガキの家庭は、平凡ながらも平和な時が流れてゆくのです…って、んなわきゃねーだろ!!
ヒント。
つ方向幕は全車一斉操作
つ方向幕は機械制御
∴どう考えてもクソの仕業です、本当に(以下略
このニュース、ソースがzakzakという時点でアレなのは確かなのだが、方向幕いじりをさもファンか車掌の美談のように仕立てようとするノー天気な記者の感覚も恐れ入る。
談話を求められた小牟田なんちゃらとかいう人は、本屋で本を見かけたことがあるけれど、具体的にどういった分野の方なのか、さっぱり存じ上げない方なのだけれど、夕刊フジの記者如きに言質を取られるような談話を残すくらいなら、いっそこうしたファンにピシャリとモノを言うくらいでないと、鉄道を題材にする物書きさんとしてはいかがなものかと思う。もちろん、意と全く相反する談話を掲載されることなど往々にしてあるわけで、この記事を書いた記者がクソなのは100%承知でも、小牟田なんちゃらさんという人までやり玉に挙げる気は更々無いが、どうも最近鉄道ブームとからしくて、こうした記事を目にしたライトな方々が、「この前の夕刊フジにも載っていたし、どうせ最後だし方向幕の一つくらいいじったって誰も怒らないよね」と、全く見当違いな勘違いをされるきっかけになりかねない記事だろう。
「夕刊フジを見た」で風俗店の割引を受けるのは一向に構わないが、「夕刊フジを見た」でこうした鉄道車両にいたずらをされたのでは、我々鉄道ファンは元より、輸送の現場で働く人が一番たまりませんぜ。
だからさあ。
もうこうなったら、おいらが去年の3月にこっそりと提唱したこれのように、廃止が決まった列車の部品は片っ端から取り外そうよ…。
盗られたりいたずらされたりして原形をとどめなくさせられるのがオチなんだからさあ…。
で、夕刊フジ。
「車掌がサービスでやっている」だなんて、よくもまあ現場の車掌さんをここまでコケにしてくれること…。
怒りを通り越して呆れ返りもしやしねえ…。
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