先週土曜日。
夜勤明けで府中の競馬場まで出かけてみた。
日曜日に強化合宿で京都競馬場に出かけて馬に乗った感激が忘れられず、そういえば東京競馬場まで出かければ、パドックでなくても、乗馬用の馬たちを間近で見られると思ったからだ。
ついたのはお昼過ぎ。最初こそ馬券をちょびちょび買っては外れたり当たったりしたのだが、途中からは、競馬場にいるにもかかわらず、馬券なんぞ放り出して、専ら乗馬用の馬たちをずっと眺めていた。
で、この乗馬用の馬たちが凄い。なにが凄いって、子供たちが束になって馬をわらわら取り囲み、おそるおそる馬の顔を撫でているのに、馬たちは嫌がるどころか「もっと撫でてみろやゴルァ」と言わんばかりに、子供たちに顔を寄せていたこと。子供たちはその一挙手一投足にてんやわんやの大騒ぎ。こりゃどっちが眺めているのかわからんぞ。
そのせつな、ふと、俺がよく聞く山本正之の曲の1フレーズが、頭の中をぐるぐる回っていたのだった。
檻の中にいる子供の猿を
人の子供が眺めてる
どんよりとした真昼の憂鬱
眺めているのは猿のほうかもね
(山本正之「三日月メランコリー」)
こりゃたぶん、間違いなく眺めているのは馬の方だろな。
そーゆー俺も、馬の顔を撫でるときは、なぜかおそるおそるだったりして(苦笑)。
夜勤明けで府中の競馬場まで出かけてみた。
日曜日に強化合宿で京都競馬場に出かけて馬に乗った感激が忘れられず、そういえば東京競馬場まで出かければ、パドックでなくても、乗馬用の馬たちを間近で見られると思ったからだ。
ついたのはお昼過ぎ。最初こそ馬券をちょびちょび買っては外れたり当たったりしたのだが、途中からは、競馬場にいるにもかかわらず、馬券なんぞ放り出して、専ら乗馬用の馬たちをずっと眺めていた。
で、この乗馬用の馬たちが凄い。なにが凄いって、子供たちが束になって馬をわらわら取り囲み、おそるおそる馬の顔を撫でているのに、馬たちは嫌がるどころか「もっと撫でてみろやゴルァ」と言わんばかりに、子供たちに顔を寄せていたこと。子供たちはその一挙手一投足にてんやわんやの大騒ぎ。こりゃどっちが眺めているのかわからんぞ。
そのせつな、ふと、俺がよく聞く山本正之の曲の1フレーズが、頭の中をぐるぐる回っていたのだった。
檻の中にいる子供の猿を
人の子供が眺めてる
どんよりとした真昼の憂鬱
眺めているのは猿のほうかもね
(山本正之「三日月メランコリー」)
こりゃたぶん、間違いなく眺めているのは馬の方だろな。
そーゆー俺も、馬の顔を撫でるときは、なぜかおそるおそるだったりして(苦笑)。