小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

8823人(+テレビの前のあなた)だけが見たオギタダ復活祭

2012-06-29 10:31:31 | 千葉ロッテマリーンズ
今季初2桁得点という華も備わった、ファン誰もが待ちに待ったオギタダ復活祭。この日のために、足掛け2年以上みんな待っていたんだよねえ…。

ロッテが大勝=プロ野球・ロッテ―西武(時事通信) - goo ニュース
ロッテが今季最多の12得点で大勝。同点の二回2死満塁から井口、サブローの連続二塁打で4点勝ち越し。五回は大松の二塁打、六回は3連続適時打で突き放した。渡辺俊は七回途中まで4失点で4勝目。西武は石井ら投手陣が総崩れだった。 


【ロッテ】荻野忠09年以来登板で3者凡退 - 日刊スポーツ
<ロッテ12-4西武>◇28日◇QVCマリン

 ロッテ荻野忠寛投手(30)が、09年10月6日以来となる1軍での登板を無失点で飾った。8点リードの9回に登板し、3者凡退に抑えた。「やっとスタートラインに立てた。思い切り投げて、抑えられたのが良かった」とかみしめた。西村監督は「使えるメドが立ったのが大きい。収穫がありました」と満足そうに振り返った。


[ニッカン式スコア]

○ 渡辺俊介 4勝2敗
● 石井ピン 6勝3敗
HR 男根元4発目
審判 小林和、丹波、真鍋、深谷


\おかえりおかえり荻野!/
\おかえりおかえり荻野!/
\おかえりおかえり荻野!/


今日の試合。
もう言葉なんて必要ありませんでしょ。

2009年10月6日以来の登板ということは、即ち前監督千葉最終試合のアレだったわけですな。
あの試合でオギタダは打者1人に3球を投げて勝利投手に。
ちなみにセーブを挙げた小宮山は、この試合で最年長プラス1球でセーブ投手に。世の中の試合はごまんとあれど、勝利投手と救援投手の球数がたった4球なんていう記録は、どっかに残ってないかしら?w
嫌な話でもいい話でも、それぞれに記憶に残るゲームだったあの日の試合以来、故障で1軍登板から遠ざかっていたオギタダ。

でもまあ、正直言ってしまえば、少なくとも僕の中には涙なんてありませんでした。
なぜかといえばですよ。
かなり御無沙汰していた大量得点、しかも今季初の10桁得点いやさ2桁得点。ネット上では「ロッテ1さんが駅からバスに乗って屋台で酒を煽って、やっと球場に来てくれた」とか言いますが(^^;)
スタンドの中、その中でもあたしの周囲ってなあ、「いつ来るか、いつ来るか」ではなく、もはや「この展開で使わないでいつ使うんだ」という、怒号にも似た議論だったわけで。
それでも、8回裏にダメ押しのダメ押しとなる2点が入って8点差、アメフトではあるまいしもはや後1回の攻撃で大勢が決した9回表という状況になって、ようやくというか待ち焦がされていたというか散々じらされていたというか、1軍登録以来全く出番すら与えられなかったオギタダの出番が、ようやく、ようやく、ようやく実現することに。
アレは俺のうがった見方かもしれないけれど、8回裏に2点が入らなければ、多分9回表は調整登板の意味合いで益田を出していたと思うぞ。今のベンチワークを見ていたら正直やりかねん。
2年半ぶり、3年ぶりの1軍登板か…。
長かったねえ…。



写真は代打の関係で指名打者を解き、走指→セカンド早坂、サードに大地が入り、今江を下げて7番ピッチャーに入った荻野忠寛。
思えばこのオーダー、2007年の大社ドラフト4位と7位選手が並んでいるんですな。
見る人が見れば、このオーダーも感慨無量だったはず。

ベンチワークで気になったといえば、俊介が7回表も続投したこと。
売店のテレビで見ただけだったから、具体的にどういう状況だったか、ベンチでの真意は理解できないけれど、6回表終了後に俊介のところへ西本コーチが歩み寄り、タオルをアタマからかぶせていたので、僕はてっきりこの回で終わりだと思っていたのだけれど、これは僕の完全な思い違いだったのだろうか。
勝った試合でこんなことは言いたくはないのだけれど、もし本当にかような意味合いだったのだとしたら、7回の3点はあまりにももったいなかったのではないかなと。
いや、7回の俊介が別人だった結果論で言うのではなくて、あれがもし大量点が入ったからもう1イニング行ってくれと言ったのであれば、その手はどうだったのだろうかと。

これが当初のゲームプランどおり、行ける所まで俊介に行って貰う話であれば仕方ないと思うし、中盤で4点も入って7点リードになれば、ベンチとしても行ける所まで行って貰いたいのが本音だったとは思うのだが。
僕の見立てが間違っていれば、僕が「おめえもまだまだ甘いな、青いな、小せえな」といわれればそれで済む話なのだが、あれがもしベンチが引っ張ったのだとすれば、大勝はしたけれども、いまだ試合展開とベンチの思惑は一致しない、不安定なベンチワークだな…と思わざるを得ない。
結果的に大量リードがモノを言って、試合が崩れるところまでは行かなかったけれど、あれが4点差のままだったら、もしかしたら終盤でもつれていた可能性も否定できないのだから。



14安打12点。
先発全員安打かと思いきや、実はサトだけ蚊帳の外だった(^^;)
でも、サトも2回の第1打席で四球を選び、結果大量点につながるお膳立てをしたのだから、多分それほどは気にしてないでしょう(^^;)
バットが湿りに湿っている井口に満塁で回ってきた時はどうしてくれようかと思ったけれどw、結果走者一掃の2ベース。
サブローは猛打賞。
角中、大松もマルチヒットで角中は打率首位が見えてきた。
井口のデッドボールで終盤にセカンド→サードの守備についた大地も、星秀和の2ベースの中継プレーでもんのすごい送球を披露して本塁突入を1人で済ませるなど、それぞれがそれぞれに持ち味を発揮できた、ナイスゲームだったと思います。

惜しむらくは、天気予報が最悪だったこともあってか全く客足が伸びず、1万人割れの8800人あまりの入場者数しかなかったのよね。
でもこればっかりは致し方ないですな。僕だって知人にチケットを横流ししてもらわなければ、雨を気にしてまで野球場に行こうとは思わなかったし。

この試合だけでロッテの梅雨明け宣言なんて言えるであろうはずもないけれど、今日の勢いをそのままに大阪に乗り込みたいですな。
ハムさんがじか付け大名マークしてるんで。
大阪の3連戦に、この勢いを持って行きたいですね。


 にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ 

  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿