もう1ヶ月以上前のネタになりますが、去る9月26日、西武鉄道で開催された「ミステリービアトレイン」に運よく乗車する機会を得ましたので、その時の乗車記をば。
この列車の存在を知ったのは、9月上旬あたりだったかに、西武線沿線にフラフラと出かけたときだっただろうか。
たしか高田馬場駅の乗り換え通路の柱に、小さく、ほんの申し訳程度に「9月26日、27日、所沢駅からミステリービアトレイン開催!」みたいな貼り紙が出ていて、ああそうかい、それなら面白そうだけど、いかんせん休みがねえ…という話で、チラシをチラ見した程度で一瞬で話は終わった、はずだった。
で、ネット上でいろいろとやりとりしているうちに、西武線沿線にお住まいの盟友、雷庵博人さんといつの間にか話がついて、なんとまあ9月26日はお互いに休みじゃないか、じゃあダメ元で申し込んで、外れたら西荻窪あたりで一杯…という方向で話を進めることになり、どうせ当たらないからNishiogi Tokioあたりでビールケースのテーブルで酒に揺らめくか、と思っていたら…。
なんとまあ当たっちまいました(・・;)
いや、雷庵さんがですが(・・;)
各日定員90名、2日で計180名。
…これ、明らかに結構な抽選倍率だったんでしょうな…。
いやいや、わしらが当たるんだからそんなこともないのかな、なにせ二人で申し込んでいたので確率自体は2分の1、どっちも当たればどちらかがキャンセルすればいい話なんで、いやいやこの抽選倍率と引きはどうなんだろう…などといろいろと当選の報を前にいろいろうろたえたw
こうしたミステリートレイン自体は初めての乗車だけれど、「ビアトレイン」自体は、実はゆうに20年以上の時を越えた1991年8月、小田急電鉄で開催された「ビア・エクスプレス」に、知人から御呼ばれして乗ったことはあります。
はいはいそこのあなた、1991年のお前の年齢はいくつだったんだとか言わないように(・・;)
あれは小田急ロマンスカー7000系を使用した、新宿~片瀬江ノ島間を往復した団体臨時列車で、片瀬江ノ島では結構な停車時間があったような気がする。
さすがにあの頃の記録をつけていたわけではないので、もう20年以上も前、やっぱり20年は記憶も薄れるものなのかしら。
列車は所沢を17時50分前後に発車し、途中2度のトイレ休憩を挟み、19時45分頃に所沢、50分頃に新所沢に到着する由。
ビール飲み放題、お弁当、お茶が付いて、代金しめて4000円なり。
そんなわけで、集合場所である所沢駅であります。
…こんなの俺が知ってる所沢駅じゃないやい(・・;)
受付にあてがわれたのは、一旦改札口を出て、係員の指示に従って階段を上った、所沢駅コンコースのテラス「とこてらす」。
トイレ休憩などの際に改札を出る際には、受付で利用客に渡されるうちわが乗車票代わりになるのだとか。
受付を済ませてとこてらすでくつろぐことしばし、17時30分過ぎにお声がかかり、ぞろぞろと乗車ホームである4番ホームへ移動。
ああ、この「臨時」って書いてあるやつね。
列車自体は新所沢始発で、新所沢と所沢、乗車駅は申し込みの際にどちらか選ぶようになっており、下車駅は気分しだいで所沢でも新所沢でもかまわないことになっている。
あっそう、「臨時」ね。
停車駅が…ね。
おいこれ停車駅に「仏子」って書いてあr(ry
ダメだってば大声で「仏子って出てる!」とか言っちゃ!行き先不明のミステリートレインなんだからw
というかなんという出オチw
もう行き先わかっちゃったもん、だいたいw
仏子まで行ってああ行ってこう行って、トイレ休憩を挟むならあそこに出てああ行くかな、時間的に、みたいなw
そんなわけで、17時48分頃に、新所沢方面から、4両編成の新2000系がやってきました。新所沢始発だから新宿線用の車両ですな。
車内はこんな感じです。ロングシートにテーブルが備えられております。
んでもって車内はそらもう赤提灯、ならぬ、キリンビール協賛で黄色提灯、まさにライオンズイエローの提灯行列でありますw
指定されたのは3号車。
客に開放しているのは4両のうち3両、2号車が飲み放題のビールサーバー置き場などの業務用エリアになっており、客が乗れるのは1、3、4号車。
おお。
唯一のモーター車じゃないですか\(^O^)/
発車が17時50分前後ということで通勤時間帯にかかっており、車内が落ち着く間にドアを閉め、列車ははたしてやおら西所沢方面へ。そら仏子って書いてあったんだかr
テーブルに着けば、目の前にはお弁当とキリン生茶、そしてビールのマグカップ。
係員がビールを注ぎに来た段階で、車内はなし崩し的に各所で乾杯開始w
そらもう飲み放題じゃけん、飲まなきゃ損ってやつです。
こちらがもれなくついてくるお弁当。
かなり本格的な中華弁当です。
これ、西武ドームで売ってもけっこう売れるんじゃないかしら?(・・;)
列車は前を走る飯能行きに頭を抑えられているらしく、歩みは終始ゆったり。
それでもいいんです。
こちとら堂々と通勤電車の中で飲めるんだい\(^O^)/
そんなこんなでゆらゆらとした歩みのまま、列車は予告どおりw仏子駅に到着。
しかしホームはありません。
そう。
仏子の中線で上り方面に折り返します。
団体臨時列車とはいえ、旅客を乗せたまま仏子の中線に停車をするシーンはかなりレアです。
停車することしばし。
おお。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
上下ほぼ同時にレッドアローが通過したぞおおおおおおおおおお
期せずして車内から拍手が沸き起こるw
うなるレッドアローのモーター音に上下を挟まれるという、なんとまた粋な演出、いや偶然か?w
酔うこと待つことしばし、上り方面に折り返して1駅、列車は入間市に到着。ここでしばしのトイレ休憩。
乗車した3号車の様子を外から。
皆さんトイレ休憩に出かけていて、車内はほぼもぬけの殻w
準備室にあてがわれている2号車は、おおよそこんな感じ。
入間市で小休止の後、列車は引き続いて上り所沢方面へ。
上り方面だから前に抑える列車がなく、西所沢まではなかなかいい走り。床下から聞こえるモーター音もなかなかいい感じ。そして進むビールw
列車はみんな大好き西所沢で一旦停車。
ここで列車は下り列車をやり過ごすと、やおら下り本線を横断し、西所沢駅の所沢方にある引き上げ線へ。
この線は、西武ドームへ毎度出かける皆様におかれましては、折り返し列車がいつも駐留している線としてみなさんおなじみ。
客を乗せたまま引き上げ線に入りましたよ(・・;)
こうなれば、2度目のトイレ休憩の場所はもう予想が付きますな。
列車は一旦西武池袋線に別れを告げ、狭山線を西武球場前方面へ。
2度目のトイレ休憩は、野球もやってないのに来ちゃった、西武球場前でした。
しかも、いつも臨時特急「ドーム号」くらいしか発着するところを見ない6番ホーム着。
そしてしばしの記念撮影タイム。
約2時間の楽しい酒飲みタイムも終了し、楽しい抽選タイムにあぶれた全てのお客さんにも、お土産として、最近売り出して各所で売り切れ続出と話題沸騰、「プリン体、糖類ゼロ」の、キリン淡麗プラチナダブルが2本ついてきて、「3桁をくだらない相当な抽選倍率」(添乗員さん談)だったというお客さんもみな大満足。
最後は盛大な拍手で所沢、新所沢と散り散りに三々五々散会していきました。
せっかくなので、こんなに楽しい列車だからと、1駅、終点の新所沢までしっかり乗ってみることに。
次の日は早番だというのに、多少調子に乗りすぎたか、猛烈にトイレが近くなるまで飲みすぎた今回のミステリービアトレイン、楽しかった!
本当はトイレつき車両でやってもらえばもっといいのかもしれないけれど、いろいろ手間もかかりますからなあ…。
今度また同じような企画があれば、ぜひもう一度参加してみとうございます。
当選するかどうかは別次元の話ですが(´・ω・`)
今回、当選から手続きまで引き受けてくださった雷庵博人さんと、このような楽しい列車の企画をしてくださった西武鉄道さまに、改めて感謝申し上げます。
雷庵さん、またご一緒しましょう。楽しかった。
ありがとうございました。
この列車の存在を知ったのは、9月上旬あたりだったかに、西武線沿線にフラフラと出かけたときだっただろうか。
たしか高田馬場駅の乗り換え通路の柱に、小さく、ほんの申し訳程度に「9月26日、27日、所沢駅からミステリービアトレイン開催!」みたいな貼り紙が出ていて、ああそうかい、それなら面白そうだけど、いかんせん休みがねえ…という話で、チラシをチラ見した程度で一瞬で話は終わった、はずだった。
で、ネット上でいろいろとやりとりしているうちに、西武線沿線にお住まいの盟友、雷庵博人さんといつの間にか話がついて、なんとまあ9月26日はお互いに休みじゃないか、じゃあダメ元で申し込んで、外れたら西荻窪あたりで一杯…という方向で話を進めることになり、どうせ当たらないからNishiogi Tokioあたりでビールケースのテーブルで酒に揺らめくか、と思っていたら…。
なんとまあ当たっちまいました(・・;)
いや、雷庵さんがですが(・・;)
各日定員90名、2日で計180名。
…これ、明らかに結構な抽選倍率だったんでしょうな…。
いやいや、わしらが当たるんだからそんなこともないのかな、なにせ二人で申し込んでいたので確率自体は2分の1、どっちも当たればどちらかがキャンセルすればいい話なんで、いやいやこの抽選倍率と引きはどうなんだろう…などといろいろと当選の報を前にいろいろうろたえたw
こうしたミステリートレイン自体は初めての乗車だけれど、「ビアトレイン」自体は、実はゆうに20年以上の時を越えた1991年8月、小田急電鉄で開催された「ビア・エクスプレス」に、知人から御呼ばれして乗ったことはあります。
はいはいそこのあなた、1991年のお前の年齢はいくつだったんだとか言わないように(・・;)
あれは小田急ロマンスカー7000系を使用した、新宿~片瀬江ノ島間を往復した団体臨時列車で、片瀬江ノ島では結構な停車時間があったような気がする。
さすがにあの頃の記録をつけていたわけではないので、もう20年以上も前、やっぱり20年は記憶も薄れるものなのかしら。
列車は所沢を17時50分前後に発車し、途中2度のトイレ休憩を挟み、19時45分頃に所沢、50分頃に新所沢に到着する由。
ビール飲み放題、お弁当、お茶が付いて、代金しめて4000円なり。
そんなわけで、集合場所である所沢駅であります。
…こんなの俺が知ってる所沢駅じゃないやい(・・;)
受付にあてがわれたのは、一旦改札口を出て、係員の指示に従って階段を上った、所沢駅コンコースのテラス「とこてらす」。
トイレ休憩などの際に改札を出る際には、受付で利用客に渡されるうちわが乗車票代わりになるのだとか。
受付を済ませてとこてらすでくつろぐことしばし、17時30分過ぎにお声がかかり、ぞろぞろと乗車ホームである4番ホームへ移動。
ああ、この「臨時」って書いてあるやつね。
列車自体は新所沢始発で、新所沢と所沢、乗車駅は申し込みの際にどちらか選ぶようになっており、下車駅は気分しだいで所沢でも新所沢でもかまわないことになっている。
あっそう、「臨時」ね。
停車駅が…ね。
ダメだってば大声で「仏子って出てる!」とか言っちゃ!行き先不明のミステリートレインなんだからw
というかなんという出オチw
もう行き先わかっちゃったもん、だいたいw
仏子まで行ってああ行ってこう行って、トイレ休憩を挟むならあそこに出てああ行くかな、時間的に、みたいなw
そんなわけで、17時48分頃に、新所沢方面から、4両編成の新2000系がやってきました。新所沢始発だから新宿線用の車両ですな。
車内はこんな感じです。ロングシートにテーブルが備えられております。
んでもって車内はそらもう赤提灯、ならぬ、キリンビール協賛で黄色提灯、まさにライオンズイエローの提灯行列でありますw
指定されたのは3号車。
客に開放しているのは4両のうち3両、2号車が飲み放題のビールサーバー置き場などの業務用エリアになっており、客が乗れるのは1、3、4号車。
おお。
唯一のモーター車じゃないですか\(^O^)/
発車が17時50分前後ということで通勤時間帯にかかっており、車内が落ち着く間にドアを閉め、列車ははたしてやおら西所沢方面へ。
テーブルに着けば、目の前にはお弁当とキリン生茶、そしてビールのマグカップ。
係員がビールを注ぎに来た段階で、車内はなし崩し的に各所で乾杯開始w
そらもう飲み放題じゃけん、飲まなきゃ損ってやつです。
こちらがもれなくついてくるお弁当。
かなり本格的な中華弁当です。
これ、西武ドームで売ってもけっこう売れるんじゃないかしら?(・・;)
列車は前を走る飯能行きに頭を抑えられているらしく、歩みは終始ゆったり。
それでもいいんです。
こちとら堂々と通勤電車の中で飲めるんだい\(^O^)/
そんなこんなでゆらゆらとした歩みのまま、列車は予告どおりw仏子駅に到着。
しかしホームはありません。
そう。
仏子の中線で上り方面に折り返します。
団体臨時列車とはいえ、旅客を乗せたまま仏子の中線に停車をするシーンはかなりレアです。
停車することしばし。
おお。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
上下ほぼ同時にレッドアローが通過したぞおおおおおおおおおお
期せずして車内から拍手が沸き起こるw
うなるレッドアローのモーター音に上下を挟まれるという、なんとまた粋な演出、いや偶然か?w
乗車した3号車の様子を外から。
皆さんトイレ休憩に出かけていて、車内はほぼもぬけの殻w
準備室にあてがわれている2号車は、おおよそこんな感じ。
入間市で小休止の後、列車は引き続いて上り所沢方面へ。
上り方面だから前に抑える列車がなく、西所沢まではなかなかいい走り。床下から聞こえるモーター音もなかなかいい感じ。そして進むビールw
列車は
ここで列車は下り列車をやり過ごすと、やおら下り本線を横断し、西所沢駅の所沢方にある引き上げ線へ。
この線は、西武ドームへ毎度出かける皆様におかれましては、折り返し列車がいつも駐留している線としてみなさんおなじみ。
客を乗せたまま引き上げ線に入りましたよ(・・;)
こうなれば、2度目のトイレ休憩の場所はもう予想が付きますな。
列車は一旦西武池袋線に別れを告げ、狭山線を西武球場前方面へ。
2度目のトイレ休憩は、野球もやってないのに来ちゃった、西武球場前でした。
しかも、いつも臨時特急「ドーム号」くらいしか発着するところを見ない6番ホーム着。
そしてしばしの記念撮影タイム。
約2時間の楽しい酒飲みタイムも終了し、楽しい抽選タイムにあぶれた全てのお客さんにも、お土産として、最近売り出して各所で売り切れ続出と話題沸騰、「プリン体、糖類ゼロ」の、キリン淡麗プラチナダブルが2本ついてきて、「3桁をくだらない相当な抽選倍率」(添乗員さん談)だったというお客さんもみな大満足。
最後は盛大な拍手で所沢、新所沢と散り散りに三々五々散会していきました。
せっかくなので、こんなに楽しい列車だからと、1駅、終点の新所沢までしっかり乗ってみることに。
次の日は早番だというのに、多少調子に乗りすぎたか、猛烈にトイレが近くなるまで飲みすぎた今回のミステリービアトレイン、楽しかった!
本当はトイレつき車両でやってもらえばもっといいのかもしれないけれど、いろいろ手間もかかりますからなあ…。
今度また同じような企画があれば、ぜひもう一度参加してみとうございます。
当選するかどうかは別次元の話ですが(´・ω・`)
今回、当選から手続きまで引き受けてくださった雷庵博人さんと、このような楽しい列車の企画をしてくださった西武鉄道さまに、改めて感謝申し上げます。
雷庵さん、またご一緒しましょう。楽しかった。
ありがとうございました。
また機会があればご一緒しましょう。
よろしくお願いします。