小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

道央気まぐれない列車番外地 その1 トラベルストーリーは突然に

2015-04-24 19:57:00 | それゆけ乗り鉄トラベラーズ
「キメてきたから」

26年ぶりの北海道の余韻も未だ引きずる昨年12月頃だっただろうか。
突然、嫁さんから思わぬ言葉を聞くことになって、おもわず一瞬時間が止まる。

へえ。
「キメてきたから」と言われて、なんかのクスリでもきめてきたのかと一瞬思ったあたしはどれだけのろくでなしなのかと(´・ω・`)

「決めてきたから。カシオペア」

…へ?(・・;)

「2月の15、16、17ね。」
十五、十六、十七と、あたしの人生暗かった、ではなくて日程のほうか。
ユーゴ、中国、伊豆七島♪…というボキャ天ネタがあったっけ(違

は、はあ。

「行きにカシオペア乗って、帰りは飛行機」

もう決めちゃったの?
あらそう。

決めてきちゃったそうである。
カシオペア乗車を。

昨年11月に乗った「北斗星」ですっかり夜行列車の味に打ちのめされたうちの嫁さん。
この流れで、「だったら今度はカシオペアに乗りたいね」なんてゆー会話をしていたのは確か。
で、もし北海道に行くのなら、1月は中旬以降ならいいけれど話が急すぎるので休みを取るのは難しいから2月あたりか。
さりとて2月も雪祭り期間中はどこもバカみたいに混んでいるしホテル自体もパンフレットが赤字で染まるくらいバカ高いので絶対にパス…という話をしていたのは確かなのである。

( ´Д`)y━・~~まさか本当に決めてきちゃうとは(・・;)

僕たちのような、シフト制で動く人間にとっては、人数が手厚くないと連休それ自体がなかなか取りづらいので、夜行を絡めた旅程が組みづらいのが難点。
ましてや今回は2月ということもあり、28日の中で全員の公休が回るようにシフトを作成しなければならない関係で、日程そのままの3連休以上の申請をするのはさすがに困難であった。
旅程そのものはかなり単純で、2月15日発の札幌行き「カシオペア」で車中泊、16日は札幌着で、宿は嫁さんが前回気に入った、小樽市内運河沿いの「ホテルノルド小樽」を、さほど値段が変わらないという理由で運河側の展望指定をかけてとったそう。
17日は夕方16~18時に新千歳空港を飛び立つ羽田行き飛行機で、これは2週間前くらいにならないと正式に搭乗便が決まらないとかで、どちらにせよ正確な旅程は2月に入ってから出ないとでないようであった。

今回の目的はもちろん「カシオペア」。
無事にカシオペアが札幌まで走りきった時点で、旅行の目的の8割がたは達成したようなもので、後は札幌か小樽の落ち穂拾いに出てもいいのかなと。
列車が無事に走れば札幌には朝の9時半には着くので、札幌郊外の定山渓温泉あたりでひとっ風呂所望してもいいのかな。
或いは他に行きたい場所があればそちらに転じてもよろしかろうし、前回は小樽の海鮮にすっかりやられて、他の札幌グルメを堪能しようとしなかったので、スープカレーやジンギスカンなどに転じてもよろしかろう。
その辺はフリーに…という感じ。
もちろんその日の宿は小樽、ということはもちろん…。

最終日はまだ搭乗便が決まっていない中で、おそらくは新千歳発が夕方5時あたりではないかと勝手に目星をつけており、新千歳到着は1時間前か1時間半前の3時半あたりがリミット、となると、逆算すれば札幌に滞在できるのが2時半、小樽あたりだと2時過ぎには引き払わなければいけないかな。
前回はJRに乗りまくったので、今回は札幌から千歳への移動はリムジンバスあたりにしたいところだけれど、その辺はまあフリーダムに、ということで。

そんなわけで、2月上旬にようやく地元のびゅうプラザから連絡が入り、以下のような日程が出来上がった。

2/15 上野16時20分発寝台特急カシオペア…(車中泊)
2/16 922札幌…(フリー)…ホテルノルド小樽泊
2/17 (フリー)…新千歳空港1700(JAL518便)1840羽田

今回の旅のキモは、寝台特急カシオペアはもちろん幹なのだが、ある意味別のキモがもう一つ存在するのである。

え~。

今回があたしゃ人生初飛行機なんです(・・;)

耳の具合の関係で、今まで全く食わず嫌いだった飛行機に、とうとう乗ることになっちまったんですな。
さあ、あたしは無事に飛行機に乗ることが出来るのか。
もっといえば、あたしは無事に飛行機に乗って着陸を迎えることが出来るのか。
その辺からして、今回の旅はドキドキものなのであります。
さて、どうなることやら。
(※以下続きます。)


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