皆様こんにちは。
とうとう未知の50代に突入してしまった小馬太郎兵衛です。
これ以上坂道を転がり落ちないように、年齢には抗うつもりです。
が、たぶん無理ですw
昨日1月3日に東京ドームで行われました、社会人アメフト日本一決定戦、第78回ライスボウルは、過去3年同じ富士通フロンティアーズの牙城を崩せず悔し涙に暮れていたパナソニックインパルスが第4クォーターで怒涛の大逆転劇を見せ、絶対王者富士通フロンティアーズを下し、当時は学生チャンピオンとの日本一決定戦だった2016年以来、9年ぶりの涙の奪還と相成りました。
昨日はあいにくと仕事中。
仕事中でも見ようと思えば観戦できなくもないですが、正直仕事中に観戦しても全く集中できないので、休みのほうが良かったかもしれませんが、正月3が日フル回転というのもまた近年になかった勤務体系でしたので、それはそれでまあよかったのかなと。
試合自体はちゃんとNHK BSで録画しており、帰宅後じっくりと試合チェックいたしました。
Xリーグ公式のハイライト動画はこちらからどうぞ。
【第78回ライスボウルハイライト】富士通フロンティアーズ vs パナソニック インパルス
いやー、面白かったですね。
結局終わってみたら両チームは4年連続ワンポゼッション差での決着。
最後は残り40秒からの富士通のキックは当然ながらオンサイドキックの選択。おそらくは10ヤード以内でボールをキャッチしてしまった反則を取られたのだと思いますが(判定はイリーガルブロックでキック蹴り直し)、あれが反則を取られずに富士通に攻撃権が行っていたらどうなっていたのだろう…と、たられば定食は野暮とは申しますが、本当に最後の最後までどうなるかわからない、両チームともに死力を尽くした勝負となりましたね。
おそらくゲームプランとしては、同じ相手に最後の大一番で3連敗しているパナソニックインパルスは、何かを変えて絶対王者に挑まなければいけなかった。
それがランプレーでがっぷり四つに組むのではなく、とにかくパスを投げて投げて先手を主張したかったと。その意図は前半からビシビシと伝わってきましたね。
お互いにとにかく守備がいいですから、守備を崩すにはまずパスを投げ続けて、それでダメなら自分かランニングバックで走るというスタイルが、後半第3Qまでは一貫していた印象。
しかし第3Qでは富士通フロンティアーズにリードされていたパナソニックインパルスですが、第4Qにすべての勝負を仕掛けてきましたね。
というのは過去3年、パナソニックインパルスが先手を主張していて後半で逆転されて、特に最終第4Qでなかなか思うように得点を挙げられずに逆転を許してしまうという、はっきりとしたウイークポイントがあっただけに、チームははっきりとそこをつぶしてきた。
その最たるプレーが、20-20の同点に追い付いた後の、残り9分50秒からのスペシャルプレーでしたね。
ボールを一旦RB立川が受け後ろにいたQB荒木にフォワードパス、更に右サイドにいたRB藤本ががら空きでパス成功、エンドゾーン2ヤードまで迫るランアフターキャッチ。
このゲインをしっかり得点につなげて逆転に成功すると、あの絶対王者富士通フロンティアーズが、途端に落ち着きがなくなったんですよ。
富士通フロンティアーズ攻撃の要トランショーン・ニクソンもサマジー・グラントも、途端にボールが手につかなくなるという、どうしちゃったの富士通と思う間もなく、今度はパナソニックインパルスのジャボリー・ウイリアムスがここぞのパスインターセプト、そのままエンドゾーンへリターン。
このインターセプトは本当にほれぼれしますね。
昨日のエントリでちらりと触れたのですが、パナソニックインパルスのシーズン中のターンオーバー獲得率の高さ。
データが大一番でまさに発揮されたということですね。
2ポゼッション差まで追い込まれても、最後はオンサイドキックを押さえて攻撃権を奪い取って一発を狙った富士通フロンティアーズの粘りもものすごいものがありましたが、最後はパナソニックインパルスの意地と底力でしたね。
なんていうんでしょう。
あの第4Qの流れだけで腹いっぱいになりますわ。
何よりも驚いたのは、絶対王者富士通フロンティアーズでさえも人の子、4連覇がかかった試合であそこまで追い込まれたら、攻撃陣がガタガタと崩れだすんですな。
とはいえ富士通も最後まで粘りに粘りました。
今年も好試合に終わったライスボウル。
ハーフタイムショーではアイナ・ジ・エンドさんの熱唱。
これだけでも正直聞きに行きたかったと思いますね。
Xリーグも集客や裾野を広げるために、こうしたハーフタイムショーのエンターテイメント化はどんどん振り切った方がいいですね。
アマチュアスポーツというと、とかくスポーツ競技のエンターテイメント化にはいろいろ言われるのですが、今少子化がものすごい勢いで進んでいて、どうしてもこの先裾野は狭くなる。スポーツ競技も奪い合いになる。
そうした中で、どこで興味を持ってもらえるか、スポーツの良さをどう伝えるか発信するか。
Xリーグも頑張ってますね。
…ただ1階席5000円は高いけどな(・・;)
時代の趨勢だから仕方ないとはいえ、昔ならその半額以下で見られたものが5000円。
家族4人で2万円。
…だったらバルコニーの食事つきプランだなw
あれ11000円くらいでしたっけ。
ぶっちゃけ食事つきなら11000円ならそっちの方がいいw
今年も大接戦のうちに終わったライスボウル。
また新たな1年間の戦いに期待したいと思います。
パナソニックインパルスおめでとう!
とうとう未知の50代に突入してしまった小馬太郎兵衛です。
これ以上坂道を転がり落ちないように、年齢には抗うつもりです。
が、たぶん無理ですw
昨日1月3日に東京ドームで行われました、社会人アメフト日本一決定戦、第78回ライスボウルは、過去3年同じ富士通フロンティアーズの牙城を崩せず悔し涙に暮れていたパナソニックインパルスが第4クォーターで怒涛の大逆転劇を見せ、絶対王者富士通フロンティアーズを下し、当時は学生チャンピオンとの日本一決定戦だった2016年以来、9年ぶりの涙の奪還と相成りました。
昨日はあいにくと仕事中。
仕事中でも見ようと思えば観戦できなくもないですが、正直仕事中に観戦しても全く集中できないので、休みのほうが良かったかもしれませんが、正月3が日フル回転というのもまた近年になかった勤務体系でしたので、それはそれでまあよかったのかなと。
試合自体はちゃんとNHK BSで録画しており、帰宅後じっくりと試合チェックいたしました。
Xリーグ公式のハイライト動画はこちらからどうぞ。
【第78回ライスボウルハイライト】富士通フロンティアーズ vs パナソニック インパルス
いやー、面白かったですね。
結局終わってみたら両チームは4年連続ワンポゼッション差での決着。
最後は残り40秒からの富士通のキックは当然ながらオンサイドキックの選択。おそらくは10ヤード以内でボールをキャッチしてしまった反則を取られたのだと思いますが(判定はイリーガルブロックでキック蹴り直し)、あれが反則を取られずに富士通に攻撃権が行っていたらどうなっていたのだろう…と、たられば定食は野暮とは申しますが、本当に最後の最後までどうなるかわからない、両チームともに死力を尽くした勝負となりましたね。
おそらくゲームプランとしては、同じ相手に最後の大一番で3連敗しているパナソニックインパルスは、何かを変えて絶対王者に挑まなければいけなかった。
それがランプレーでがっぷり四つに組むのではなく、とにかくパスを投げて投げて先手を主張したかったと。その意図は前半からビシビシと伝わってきましたね。
お互いにとにかく守備がいいですから、守備を崩すにはまずパスを投げ続けて、それでダメなら自分かランニングバックで走るというスタイルが、後半第3Qまでは一貫していた印象。
しかし第3Qでは富士通フロンティアーズにリードされていたパナソニックインパルスですが、第4Qにすべての勝負を仕掛けてきましたね。
というのは過去3年、パナソニックインパルスが先手を主張していて後半で逆転されて、特に最終第4Qでなかなか思うように得点を挙げられずに逆転を許してしまうという、はっきりとしたウイークポイントがあっただけに、チームははっきりとそこをつぶしてきた。
その最たるプレーが、20-20の同点に追い付いた後の、残り9分50秒からのスペシャルプレーでしたね。
ボールを一旦RB立川が受け後ろにいたQB荒木にフォワードパス、更に右サイドにいたRB藤本ががら空きでパス成功、エンドゾーン2ヤードまで迫るランアフターキャッチ。
このゲインをしっかり得点につなげて逆転に成功すると、あの絶対王者富士通フロンティアーズが、途端に落ち着きがなくなったんですよ。
富士通フロンティアーズ攻撃の要トランショーン・ニクソンもサマジー・グラントも、途端にボールが手につかなくなるという、どうしちゃったの富士通と思う間もなく、今度はパナソニックインパルスのジャボリー・ウイリアムスがここぞのパスインターセプト、そのままエンドゾーンへリターン。
このインターセプトは本当にほれぼれしますね。
昨日のエントリでちらりと触れたのですが、パナソニックインパルスのシーズン中のターンオーバー獲得率の高さ。
データが大一番でまさに発揮されたということですね。
2ポゼッション差まで追い込まれても、最後はオンサイドキックを押さえて攻撃権を奪い取って一発を狙った富士通フロンティアーズの粘りもものすごいものがありましたが、最後はパナソニックインパルスの意地と底力でしたね。
なんていうんでしょう。
あの第4Qの流れだけで腹いっぱいになりますわ。
何よりも驚いたのは、絶対王者富士通フロンティアーズでさえも人の子、4連覇がかかった試合であそこまで追い込まれたら、攻撃陣がガタガタと崩れだすんですな。
とはいえ富士通も最後まで粘りに粘りました。
今年も好試合に終わったライスボウル。
ハーフタイムショーではアイナ・ジ・エンドさんの熱唱。
これだけでも正直聞きに行きたかったと思いますね。
Xリーグも集客や裾野を広げるために、こうしたハーフタイムショーのエンターテイメント化はどんどん振り切った方がいいですね。
アマチュアスポーツというと、とかくスポーツ競技のエンターテイメント化にはいろいろ言われるのですが、今少子化がものすごい勢いで進んでいて、どうしてもこの先裾野は狭くなる。スポーツ競技も奪い合いになる。
そうした中で、どこで興味を持ってもらえるか、スポーツの良さをどう伝えるか発信するか。
Xリーグも頑張ってますね。
…ただ1階席5000円は高いけどな(・・;)
時代の趨勢だから仕方ないとはいえ、昔ならその半額以下で見られたものが5000円。
家族4人で2万円。
…だったらバルコニーの食事つきプランだなw
あれ11000円くらいでしたっけ。
ぶっちゃけ食事つきなら11000円ならそっちの方がいいw
今年も大接戦のうちに終わったライスボウル。
また新たな1年間の戦いに期待したいと思います。
パナソニックインパルスおめでとう!
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