１８きっぷが８０００円

今なら分割金利手数料は当社負担…とかないのかな。

「青春１８きっぷ」特別価格８千円で　ＪＲ２０周年記念(朝日新聞) - goo ニュース

ＪＲグループは８日、今年４月のＪＲ発足２０周年を記念し、普通列車乗り放題で人気のある「青春１８きっぷ」を通常よりも３５００円安い８千円の特別価格で販売すると発表した。

　青春１８きっぷは学校の春、夏、冬休みに合わせて販売される企画切符。普通、快速列車の普通車自由席ならＪＲ全線で計５日間、自由に乗り降りが可能で、年齢制限はない。

　販売期間は２０日から３月３１日まで。使用期間は３月１日から４月１０日までで、ＪＲの主要駅や旅行センター、主な旅行会社で販売する。

８０００円か…。
元の値段から３５００円も割り引いているのだから、お得感は確かにありありだな。
列車を乗り継げる体力と時間があれば、九州まで行っても北海道まで行っても８０００円だからなあ…。
しかし、九州も北海道もそうだけれど、目的地まではたどりついても、同じ道を同じスピードで帰らなきゃいかんのかと思うと辛いよなあ…。
そうでなくても、１０年前に比べると、首都圏近辺でグリーン車に乗れるようになったのはありがたい改正にしても、１８キップで使いでのある夜行列車がばったばったとなぎ倒されていったのがなんとも…。
例えば北海道。
前は「ムーンライトえちご」出発が条件だったが、奥羽本線を乗り継いで行けば、函館から快速「ミッドナイト」に間に合い、２夜行で札幌に着いたものだったが、今じゃそれも無理だもんねえ…。
山陽筋も今じゃ季節運行の「ムーンライト九州」が１本だけ。前は「ムーンライト山陽」との２本立てだったし、なにより大垣夜行の救済臨もそうだったが、なにより運転日数が今とは比べものにならないほど多く、学校が始まっても１８期間中であれば、臨時夜行が動いていたのだが、今やほとんどピーク時にしか臨時夜行が動かないから、１８キップのオフピークでも、「ムーンライトながら」などはいつ乗っても混んでいる印象しかない。まあ、それもこれもすべてをひっくるめて楽しむのが１８キッパーなのだろうが…。

最近は年のせいかどうか、とにかく夜行明けが辛くてねえ…。
昔の人は長距離移動は３等車のボックスシートが当たり前だったのだし、今や交通機関は選べるだけ選べるのだから、贅沢といわれればそれまでだが、そういえば最近は、夜行を絡めた長距離旅行はなかなかしてないなあ…。
だって、１８キップで九州に行くくらいなら寝台特急で飲んだくれるもん。しかも人口密度も雲泥の差だし、なにより横になって寝られるし。

たまには１８キップを使って遠くへ行ってみようかな。
中京競馬場や阪神競馬場くらいなら、ながらで一本。
でも名古屋や大阪なら夜行バスなんだろうなあ…。
水沢あたりだとちと遠いなあ。往復で２日かかる。
春先の福島競馬なら行けなくもない。でも、福島なら車かなあ…。

まあ、あれやこれやと楽しみは尽きない。
皆さんも１８キップでぜひどうぞ。