縄張り争いあれこれ

皆さんは禁煙席派ですか？喫煙席派ですか？

【Ｒｅ：社会部】縄張り争い - MSN産経ニュース

　「喫煙席ならすぐご用意できます」。先日、あるお店でランチをしていたときのこと。何人ものお客さんがこう言われ、「じゃあいいです」と帰っていきました。

　こうしたやり取りは混雑時の飲食店でよく見かけますが、たばこを吸わない人にとって、紫煙立ちこめる中で食事をすることは耐え難い苦痛です。

　朝、ゆっくりコーヒーでも飲もうとレトロな喫茶店に入ると、サラリーマンたちが満足そうにたばこをふかしていました。愛煙家たちの憩いの場所なのでしょう。違う店にしようと思いましたが、そのまま席に通されてしまいました。食事もそこそこに店外へ出ましたが、服と髪にはにおいがしみつきました。朝から嫌な気分になりました。しかし、なぜか喫煙可の喫茶店のコーヒーや朝食はおいしい…。口惜しくてなりません。

　最近減ったとはいえ、喫煙席の多さに「もう少し何とかならないものか」と疑問を抱きます。飲食店だけでなく、新幹線でも混雑期に喫煙車両だけは空いていたり。「無くせ！」とまではいえませんが、「もう少し減らしてもいいのでは？」と感じてしまうきょうこのごろです。

　ＪＴ（日本たばこ産業）によると、平成１９年度の調査で、日本の喫煙者人口は男性が４０・２％、女性が１２・７％。愛煙家と嫌煙家の縄張り争いは、まだまだ続きそうです。（佐）

最近、ことに２１世紀に入ってからというもの、公共の場所では徹底した分煙が図られて、電車の中も一部を除いてほぼ禁煙、書を捨てて街に飛び出してみても、なかなかおいそれと一服付けられるところが目に見えて減っているのは間違いない。

…まあ、おいらのような非喫煙者にとっては、タバコの煙が顔に拭きかからずに万々歳…というのもある。
今でこそ千葉マリンなど屋外球場でも、スタンド内は全面禁煙が当たり前になったのだけれど、千葉マリンが全面禁煙になったのはいつからだっただろうか。正確には覚えていないが、２１世紀に入るか入らないか、それくらいの頃まではスタンドでタバコが吸えたはずで、今でこそ毎試合のようにそれなりに入るようになり、特に週末のスタンドでタバコを吹かされた日には、それこそどこから紫煙が漂ってくるか分からず、煙を避けようと思えばコンコースに避難するほかないのだけれど、昔なんて、外野ですら紫煙が漂うほど人が入っていなかったからねえ…。

ところが。
いくらお上が健康増進法などという堅っ苦しい法律でもって、「タバコを必要以上に吸うのは害ですよ」などと言ってくれても、世の中には喫煙者を無視しては成り立たぬ商売というのもあるもので…。

例えば、神田。

新橋などと並んで、古くからのビジネスセンターという土地柄もあるのだろうけれど、はっきり言って喫煙席多すぎ。
ファーストフードで食事をしようとしたところで、禁煙席にありつこうとすると、なぜか３階とか４階とか、上のフロアに追いやられ、下の階を喫煙者に割り振るのは、それだけ喫煙者を無視できない土地柄なのだろう。なにせ会社近所のレストランなど、売り文句が「一日中タバコが吸えます」なのだから、どれだけ喫煙席の需用が多いか推して知るべし。
あるファーストフードでは、カウンターのすぐ上のフロアに禁煙席はあるのだけれど、喫煙席とは一応ガラスで仕切られた別フロア…という形にはなっているのだが、煙を遮るものはガラスしかないから、禁煙席にも容赦なく喫煙席の煙が流れ込んできてげんなり…という場所もあるし、別のファーストフードでは、大通りが見通せる席は全部喫煙席で、禁煙席は階段フロアを挟んだ、トイレのある狭いスペースに追いやられているという現状では、非喫煙者もまだまだ肩身が狭いのかなと。
おそらくは土地柄の問題だとは思うのだが、さすがにこれに毎日慣らされていると…ねえ。

っつーか、ＪＴのデータ…。

＞日本の喫煙者人口は男性が４０・２％、女性が１２・７％。
＞日本の喫煙者人口は男性が４０・２％、女性が１２・７％。
＞日本の喫煙者人口は男性が４０・２％、女性が１２・７％。
＞日本の喫煙者人口は男性が４０・２％、女性が１２・７％。

女性はもっと多いだろ。

それとも、おいらが女性の喫煙者ばかり見てきているから、感覚が麻痺してきたのだろうか。
もっとも、これは経験してきた仕事柄…というのもあるのだろうが。
ホテルなんかみんな裏でスパスパやってたからなあ…。
あそこはあそこで、非喫煙者はとても肩身が狭い思いをしていたんだが（笑）。吸いたくなる気持ちはおいらも痛いほど身にしみて理解できたけどさ。

肝心なレストランなどで、もうちょっと禁煙席が増えてくれればなあ…とは思うけれど、商売を考えると、タバコを吸えないというだけで客足が落ちれば、背に腹は替えられないだろうし、難しいですねえ…。