小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

あの世へ帰りたい

2008-10-22 02:18:46 | プロ野球電波通信
♪あのよへ~、か~えりたい~♪

このエントリのタイトルを見て、即座にモダンチョキチョキズが出てきちゃったあなたは、立派な1990年代のお人でやんすね。
そういえば最近、民放のBSの番組を見ていると、BGMとか番組のテーマ曲にモダンチョキチョキズを使っている、どーゆー選曲センスをお持ちの方かイマイチよく分からない番組のコマーシャルを見ることがあって、思わず「やってますか?」とか言いたくなっちゃったりして。
以上、モダンチョキチョキズを聞いたことがないごくごく一般的な方には、何が何やら分からない話題で申し訳なしm(_ _)m

川崎球場の帰りに、当日ご一緒させて頂いた雷庵博人さんと、川崎駅前のさくら水産で二人酒で、ロッテとパリーグの話になった時、ふと胸に去来した思いが…。


おいらの野球の故郷に帰りたい…。

もちろん、故郷に帰ろうと思っても、川崎球場のエントリに書いたとおり、おいらには、帰るべき野球の故郷は、もう残っていない。
そんなことは百も承知で、もう一度、西宮球場に帰りたいと、つくづく思い出してしまった。
思えばおいらは、西宮球場でプロ野球に触れてブレーブスファンになり、その思いは阪急の身売りとグリーンスタジアム神戸への移転で、封印せざるを得なくなり、気がつけばロッテに通い詰めていた。
マリンスタジアムで一昔前、「俺達千葉生まれのマリーンズ育ち」なんていう、なかなか粋な横断幕が出ていたことがあったのだけれど、おいらも確かに「マリーンズ育ち」であることには変わりがないのだけれど、生憎とおいらは千葉生まれではない。
そう、生まれたところは西宮球場なんですよ。
西宮球場で1986年3月の対巨人のオープン戦、先発が山田久志と江川卓という、今思えば垂涎ものの投げ合いのゲームを堪能して阪急ブレーブス、ひいてはパリーグに染まり、結局セリーグに染まることはなく、気がつけばそのまま、1988年から8年の空白期間を経て、今度は千葉ロッテマリーンズに居着くことに。
パリーグに染まったそもそものきっかけは、西宮球場。

今となってはこんな思いも叶わないのだけれど、出来ることならもう一度、阪急ブレーブスに直に触れてみたい。
こんな映像なんか見せられたら、おいらは懐かしすぎて涙が出てくる、マジで。

You Tube - 阪急応援歌

当時から使われている阪急応援歌も、決して絶滅したわけではなく、今でも細々と檻ッ鉄の応援歌に残されている。
青波系の四球時に流れる「♪ようやった ようやった ほんまにお前はようやった」というのは未だに現役だし、近年では2006年まで在籍したブランボーのやつだって、上のようつべのリンクの動画にもあるとおり、この頃からブーマーに使われていたものだし、イチローの曲だって、元はといえば福本さんの流用だったりする。ブランボーももう「懐かしい」と言えちゃう部類に入っちゃうのかしら。ブランボーと聞くと、過剰に反応する女子大生が約1名いたっけな(笑)。

それでも、10年前の1998年夏に、たまたま西宮競輪が開催中で、グラウンドに組まれた仮設のバンクを疾走する競輪選手達を見に立ち寄ったことがあったけれど、場内はバックスクリーンのスコアボードが取り壊されていて、もはやアメフトと競輪の専用グラウンドになっていて、1987年以来11年ぶりに入る場内に、懐かしさを覚え、車券を楽しみつつも、「もうここは野球場じゃないのか」と思うと、どうしても寂しさは拭えなかった。
あれから更に10年。今度は本当に、西宮競輪も廃止になったし、西宮球場そのものが解体されてしまっている。
解体される寸前のシーンは、2005年3月に関西をフラフラとしたときに、西宮北口駅の、阪急今津線今津方面行きホームからしばし眺めたはずで、あの光景が、結果として最後になってしまった。

これも10年も前の話になるのか。
長野五輪の閉会式で司会だった、今は茨城でアマチュア球団を持っている某タレントが、
「ふるさとは?」「地球!」
なとど連呼させていたけれど、そんなもん、おいらに言わせれば「西宮」としか言わないだろうし、他球団のファンだって、必ずそうした球場名を挙げるだろう。
「ふるさとは?」と聞かれて「野球場!」なんてとんちんかんな答えを言う奴などいるわけがない。

ロッテとパリーグの話をしていたら、急に西宮に帰りたくなった。
やっぱりおいらには、ロッテとパリーグしかないんですよ…。
もう一度、パリーグの良さを思い返すために。
自省の意味を込めて、故郷に帰りたい。

♪帰ろかな 帰りたい
ふる里 夢ン中♪


You Tube - 望郷じょんから

いや、ホントはこの曲は「じょんから」という通り、津軽の曲なんだけど、あまりにも歌詞がぴったりなもんで…ねえ。・゜・(ノД`)・゜・。

俺も帰ろう。
生まれ故郷に。
せめて土産の一つくらいは持って行こうや。

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2 コメント

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素晴らしい! (陀羅尼助丸(きなりの湯))
2008-10-23 05:36:17
なるほど!小馬様の“プロ野球ファン・ヒストリー”⇒素晴らしいです♪(*^ ・^)ノ⌒☆。
小馬様は「ロッテファン~パ・リーグファン‥しいては!日本のプロ野球ファン」の鏡ですな。
やはり!“筋”や“エピソード”等は大事にしたいモノです。
私も昔は、友達の影響で⇒セカンド球団は阪急でした。
近々、跡地に西日本最大級のショッピングパークが出来るという…西宮球場にはよく行きました。
アンチ西武党だったんで、vs西武戦の時は大ハッスルで阪急を応援してましたなぁ…。
義則、山沖、星野、福良、福本、石嶺、蓑田、弓岡、山森、米村、ブーマー…etc。
みんな!懐かしい~!!。
ブーマー5回コールから入る応援が好きだったなぁ…(≧▽≦)ゞ。
オリックスに身売りして、後にブレーブスじゃなくなり、西宮球場を使わなくなった時点で“急冷め”してしまい‥応援しなくなりました…、、orz。
あと…私がよく行った球場は、一切の鳴り物禁止の藤井寺球場。
物足り無さはあったものの、、野次がよく通って面白かったなぁ…(懐)。
今は無き、、大阪球場には2回程しか行った覚えがないのが残念ですが、パ・リーグ関西3球場には色々な物語がありますねぇ。
そういえば、先日‥我が家の納屋から「ブレーブスメガホン」が出てきましたよ…(笑)(謎)。
また…小馬様とパ・リーグ談話に花を咲かせたいですね。
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いえいえ (小馬太郎兵衛)
2008-10-23 11:05:09
私なんて、もう一つ帰る場所(千葉マリン)があるからまだまだ恵まれているんですよ。
寺山修司の本に頻繁に出てくる、
「帰る故郷のある奴ぁよかろ
俺には故郷も親もない」
というパリーグファンなんて一杯いますから…。

よく「ロッテは人を選ぶ」と言われ続け、おいらも未だにロッテに選ばれているかどうかは半信半疑なんですが、ロッテもそうであるように、昔は「パリーグは人を選ぶ」ようなところがあったと思うんです。西武以外(笑)。
特にロッテなどはやたらハードルが高くって、査定期間は川崎や荻野の1年間など甘っちょろいと思わせるくらいで、最低でも4~5年は査定されて、それでもへこたれずにロッテを見続けて、ようやく「本査定」の資格を得られるような、そんな独特の敷居の高さがありましたよね…。
その査定をクリアしたかどうかなどは、本人自身に結果を知らされることがないという恐ろしさですから。

今は…。
どうなんでしょうねえ…。

マジで西宮で陀羅尼助丸さんとパリーグを語らいたくなりました。
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