幕張本Ｇｏ！

いつも医者のために通っている幕張本郷。
幕張新都心やマリンスタジアム方面への玄関口の一つなのだが、とにかくこの駅周辺は何もない。日々の生活に困らない程度に銀行やコンビニはあるけれど、幕張本郷はまあ、遊びに行くところでなない。数軒の飲み屋くらいはあるけれど、遊びに行くなら、総武線か京成でそのまま千葉に出るか、一駅総武線で戻って津田沼あたりへ出た方がいい。ちょっと飲むくらいなら海浜幕張にもあるけれど、あそこは競合するお店がないせいか、えらく高くて困る。ちょっと飲んで５０００円なんぞ、狂気の沙汰としか言い難い。

そんな幕張本郷をちょっと歩いてみた。

幕張本郷から幕張新都心へ出るには、まずはバスのお世話にならねばならない。
そのバス、こんな横断幕を掲げて走っている。町はマリーンズ一色といったところ。


いつも行く調剤薬局の対面に、カラオケ屋さんみたいな建物があって、昼はいつもひっそりと静まりかえっているが、この一角が何を隠そう、マリーンズの優勝がかかったときに、ファンはおろかマスコミ関係者が唯一こぞってかけつけたというスポーツパブ、「Marines26＋One」がある。

このスポーツパブの存在自体は春先から知っていて、いつかは行こう行こうと思っていたのだが、場所が良すぎてついつい後手後手になっていたら、いつのまにかマスコミに取り上げられて、あっという間に有名になってしまった。いくらなんでも乗り継ぎターミナルである幕張本郷のお店なんか行かないよ…。医者の帰りに寄っても……と思うけれど、マリンで試合をやっていればそっちに行っちゃうしねえ。
なんでもこのお店、一応はスポーツバーを名乗っているけれど、本職がカラオケ屋さんのようで内装は全然それっぽくないらしい。本格的なショットバーに行きたければ、幕張本郷駅北側にもう一つお店があるので、そちらを利用してみてはいかがかと。このお店も行ったことがないが、バスのドアに広告が載っていたので、「幕張本郷にショットバーねえ…」と思っていたのだ。

幕張本郷のバスロータリーをそのまま南に道なりに歩いて、行き止まりの道路を左側に入ると、大相撲の阿武松部屋が見えてくる。

今は九州場所で部屋は静まりかえっているけれど、普段は力士達の熱が感じられそう。
幕張本郷では、普段の日ならかなりの確率で阿武松部屋の力士とばったり遭遇することが出来る。特に稽古の終わった午後に確率がぐんと跳ね上がる。俺も、ナイターを見に行く時によく遭遇したものだ。
阿武松部屋といえば福本くん。九州場所現段階で３勝３敗五分の星。今度負けたらまた序の口陥落だぞっと。取り組みは明日か明後日かな。とにかく勝て勝て！！
福本くんに幕張本郷でバッタリ会うなんてこともあるのかしらん。
タコ徳利さんの影響で、阿武松部屋の力士はけっこう顔を覚えるようになったんでねえ…。いや、いいことなんだけどね。向こうが知らないだけで。