堂々とコスプレして電車に乗れます

コスプレってーと、ごく限られたイベントスペースの中でしか行われないか、あるいは別のビデオか何かの撮影でしかないのだけれど、今日明日だけは、堂々とコスプレをして電車に乗れるというイベントが開催されたそうで。

コスプレ電車　世界にＧＯ！！南海電鉄がイベント(産経新聞) - goo ニュース

世界から注目を集めている日本の「オタク文化」を紹介するイベント「ジャパン・ポップ・カルチャー・フェスティバル２００８」が１８、１９両日に関西空港で開かれるのに合わせ、アニメのキャラクター衣装などをまとったコスプレーヤー約２０人が１８日午前、南海電鉄の関空特急「ラピート」１両を貸し切り、難波駅から関西空港駅まで運行する開幕イベントが行われた。

　難波駅ホームは「ゴスロリ」や「ビジュアル系」などの衣装をまとった若者や外国人観光客らが詰めかけ、いつもの風景が一変。車内ではアニメなどの登場人物になりきった互いの衣装について談笑したり、外国メディアから取材を受けたりする参加者も。電車が関西空港駅に着くと空港内を歩き回り、外国人らに自慢の衣装を披露していた。


　手作りのメイドカフェ衣装で参加した女性は「関空は近未来的な雰囲気で（コスプレイベントは）いいと思う。参加できてうれしい」と笑顔で話した。


　イベントでは、人気のアニメラジオ番組の公開録音などが行われる。両日とも午前１１時～午後７時。

ふ～ん。

だけどこれ、貸切電車を仕立てて１編成丸ごとコスプレイヤーを詰め込んで…というわけではなく、あくまで一般客と呉越同舟の１両貸切だったのね。
難波から関西空港まではさしたる距離ではないから、途中でトイレにでも行く気にならないと、貸し切られた車両の他のスペースに行くことはないのだろうけれど、どうせ南海電鉄もタイアップしたのなら、１両を貸し切るのではなくて、１編成丸々貸し切れば良かったのに。泉佐野から関西空港はＪＲと線路を共用しているので、貸切列車のスジを入れる余地がなかったのかもしれないけど。
貸切列車だったらどうせスジは寝ている（速度が遅いということ）のだろうから、駅を通過する事に参加者がホームに向かって暴れるだけ暴れれば、取りようによっては列車内から提供するアート…という見方も出来なくはなさそうなので、意外と面白いかもしれないけれど、沿線住民からはどう受け止められるかはシラネ（笑）。
余談だが、今思い出したのだけれど、そういえば９年前に一度だけ関空に行ったことがあるのだけれど、その時は確かＪＲの関空快速で入り、上本町行きのリムジンバスで抜けたから、南海の泉佐野～りんくうタウン間は未乗なんだよねえ。
今度関西に行ったら、「ラピートがはるかにお得！」で、一気に未乗を潰すかね。

おまけは関空内をコスプレしたままで練り歩けるんですか。
おいら自身はこっち方面には全く興味がないし、たまにやっている人の話を聞くだけなので、このイベントがどう言った位置づけで行われているのかは皆目分からないのだけれど、あくまで外国に対しての「オタク文化」の発信…というのなら、このイベントはなかなか目の付け所がよい。関空なら、成田みたいに年中混んでいるというわけでもないし、ある程度のスペースの余裕はあるのだろうからこそ、こういった外国に向けてのイベントも打ちやすいのだろう。

関空って、この手のイベントに積極的なような気がする。
前も似たようなイベントの話を聞いたことがあると思ったのだが…？