その時、歴史は動いた

西武、２６年ぶりＢクラス＝ロッテがＣＳ進出－パ・リーグ (時事通信) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	Ｒ	Ｈ	Ｅ
マリスタ	０	３	０	０	０	０	０	０	１	２	６	14	０
らき☆すた	２	０	０	１	０	１	０	０	０	０	４	７	１

○　東名川崎　３勝２敗
Ｓ　やぶーた　３勝６敗３Ｓ
●　ヤマギシズム　３勝３敗１Ｓ
ＨＲ　九州場所も勝ち越し目指して頑張れ幕張１５号


その時、歴史は動いた。

ライオンズ、とうとう２６年ぶりの屈辱。
というより、タブチが小手指駅前のたこ焼き屋で流し込むようにがっつき、小手指音頭で閑古鳥が鳴いていた頃のライオンズの姿をご記憶の方は、果たしてどれくらいいらっしゃるというのだろう。２６年という年月もさることながら、なにぶん２６年前のパリーグなど、どう頑張っても客が全く入らなかった頃だから、その頃からパリーグを観ていたという方のほうがむしろ貴重な存在だろう。
２６年前のパリーグといえば、今の猫屋敷には無粋な屋根などついておらず、今や外野の片隅に忘れられたように眠る照明灯が、鬱蒼とした多摩湖畔を煌々と照らしていた頃。
野球観戦に空調など関係するはずもなく、後楽園球場や川崎球場、関西へ行けば大阪、西宮、日生球場がバリバリの現役。年に数回は平和台球場にも野球が来た頃。

その頃のおいらはまだガキンチョの分際で、プロ野球に興味を示すようになったのは、小学校３年生くらいからだったかしらと記憶している。近所の絵画教室から流れるラジオで、１９８３年の讀賣と西武の日本シリーズを聞いたと記憶している。
その頃は福岡県久留米市に住んでおり、ライオンズが埼玉の山奥に転居して５年。ホークスが浪速の地から移転してくるのは８９年だから、ちょうどプロ野球の空白期間に住んでいたことになる。世が世なら、おいらも立派なホークスファンになって、バナザードやらジョージ・ライトやらにうつつを抜かしている存在になっていたかも知れない。

それほどまでに、全く記憶のない、ライオンズのＢクラス確定。
２５年の長きにわたり、常に安定した成績を残すこと自体は驚嘆に値するが、やはり時の流れは非情なもの。
なにせ、１０年前には優勝すら争えないチームが、今の御代の上位を占めているのだから。まあ、１０年前にあったチームの２つは消えてなくなっちゃったけどね…。

ライオンズのＢクラスが確定したことにより、我らがマリーンズのクライマックスシリーズ進出が決定したが、おいらの中では喜びなどこれっぽっちもない。
ぶっちゃけて言えば、シーズン１位記録が残らないＣＳ進出に意味はないからだ。
ＣＳを勝ち抜いて日本シリーズに出場し、見事日本一の栄冠を勝ち取れば、「日本一」の称号が手に入るが、ＣＳ出場自体は、何も名前が残るものではない。
一昨年がそうであったように、プレーオフに出てパリーグの覇権を争うという名目があるのであれば、プレーオフ進出もそれなりの意味があろうが、ＣＳと日本シリーズを勝ち抜かねば、名前が残ることはない。

とにかく、一つでも上へ。
まだチャンスはある。

明日からの福岡。
相手は相当なモチベーションで来ることだろう。それはこちらとて変わらぬはず。
明日からの２連戦、一つでも落とせば即終了。

今日を足がかりとして、なんとか鷹の尻尾を掴んで欲しい。