地震余話

昨日の地震を千葉市天台のスポーツセンターで遭遇した俺。
たまたま車で来ていたから救われた。
スポーツセンターからなら、最悪京成バスで勝田台まで出て歩くという方法もあったのだが、１時間に１本しか走らないし、国道１６号をひた走るし、週末で道が混んでいるからいつ着くのか、いつ来るのかすらわからない状況。下手に千葉の繁華街にそのまま出ようものなら、千葉都市モノレールは動かないし、さんざんな目に遭ったはずである。

昨日は打ち上げ終了後、仲間内と千葉中央の「自称スポーツバー（笑）」で、みんなとオールスターを見ようという話があり、ともかくも一旦帰宅して汗を流してから行きたかったので、車で一旦帰宅。国道１６号は、東関道が千葉北と湾岸市川の間で通行止めになっていた影響もあって、普段の土曜日とは思えない混みっぷりで、八千代まで一時間近くを消費。その間、ずっとNHKラジオで、相撲中継の間に流される地震情報を食い入るように聞いていた。どうも京成電車が全面的に運転を見合わせているらしい。しかし当初はかなり楽観的に情報を聞いていた。京成はこういったときの復旧は早いほうだから、うまくすれば程なく運転を再開するはずであると踏んでいたのだ。
夕方５時半すぎに一旦帰宅。シャワーで汗を流した後に、地震に遭遇した旨のブログを更新、早速交通機関の運行情報などの収集にあたる。
日頃とかくさんざん言われがちの２ちゃんねるだが、こういったときは運行情報スレが、リアルタイムで情報が入るので重宝している。どうも京成は、その時点で東中山～八千代台間、および千葉、ちはら線以外は運行を再開した模様。このときも、「まあすぐに動き出すだろう」と楽観しながら、午後６時過ぎに家を出た。
この時点では京成も都内から行けるのは東中山まで、ＪＲは全滅しており、千葉の鉄道はほぼ孤立状態だった。
最寄りの京成大和田駅へ行くと、「上りは八千代台までの運行です」と大書きしてあったが、かすかに「すぐ復旧するのでは」との、なんの裏付けもない期待があったのだが、どうもそれは無理な様子というのが、電車で一駅、隣の八千代台まで来てみて初めて分かった。
当たり前の話だけれど、駅は時ならぬ難民の群れ。事が天変地異だけに皆一様に諦めて運転再開を待つといった様子。この時点ではさすがの新京成が全線で運転再開、東葉高速線は西船橋に入線不能なため、東海神～東葉勝田台間で運転再開、このルートなら松戸までなら入れる。
しかし一向に運転再開を告げるアナウンスが流れぬまま小一時間が経過。このまま運転再開を待ったところで、津田沼からの千葉方面が動きだす保証がどこにもないから、下手に開通のアナウンスを待ったところで、津田沼でまた足止めということも考えられ、そうなると非常にうまくないので、仕方ないから今日のお酒は諦めて、車で千葉へ出ましょう。帰宅したときには既に夜７時半を回っていた。後から調べた結果、この頃になってようやく八千代台～東中山間の京成本線のみが運転を再開した様子。
車で出かけたら、いくら土曜日の夜とはいえ、１６号は平日ではないかとも思える混みっぷり。この頃になると東関道の通行規制も解除されていたが、長沼陸橋では車３台の玉突き事故があったり、そこかしこで車が渋滞していた。道路交通情報板では、ＪＲ稲毛駅付近の渋滞を知らせていた。そりゃそうだろうなあ。どうにもこうにも電車が全面的に麻痺状態だから、車で移動するほかないんだもの。
結局千葉中央駅前の「自称スポーツバー」にたどり着いたのは午後８時半頃。肝心のオールスターはすでに７回が終わろうとしていた。
あーあ。今日の身体の疲れなら、ここいらでビールを一杯空けたいところなのだが、車なのでひたすら我慢我慢。肝心のオールスターもほとんど見ずに終わっちゃったし、結局ウーロン茶をのどの渇きに任せて２、３杯飲み干しただけだった（泣）。

その後調べたら、ＪＲも京成も、千葉方面の線が開通したのは午後１０時半頃だったらしい。
なんというか、悪運が強いのかしら？