小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

4台中2台が燃えちゃいました

2009-03-17 00:51:13 | Weblog
またメガライナーが燃えちゃったのか…。

大阪発夜行バス全焼 東名SA 乗客ら78人無事避難(産経新聞) - goo ニュース
16日午前4時15分ごろ、静岡県牧之原市の東名高速上り線の牧之原サービスエリアで、JRバス関東(東京都)の大阪発東京行き高速夜行バスから火が出ていると119番があった。バスは間もなく全焼したが、男性運転手(43)と乗客77人は避難して無事だった。牧之原署はエンジンルームから出火したとみて原因を調べている。

 同署によると、バスは2階建ての「青春メガドリーム号」(定員86人)。走行中にバス後部から煙が出ているのに運転手が気付き、すぐに直近のサービスエリアに入った。乗客を避難させた後、火の勢いが強くなり全焼したという。

 バスは15日午後10時40分に大阪駅を出発、16日午前8時すぎに東京駅に着く予定だった。

 JRバス関東によると、火災の起きたバスはドイツのネオプラン社製。昨年5月には、西日本JRバス(大阪市)の同型バスが大津市の名神高速道路を走行中にエンジン付近から出火、全焼した。

 JRバス関東は火災の起きた同型バスの運行を、当面見合わせることを決定。出発直前の点検で異常は見つからなかったという。また、西日本JRバスも同型バス1台の運行を取りやめ、再度調査を行うことを明らかにした。


参考過去ログ:2008年6月4日付「メガライナー」燃えちゃった

このニュースを知ったのが、事故から丸一日近く経った帰宅後のテレビニュースだから、いささか旧聞の話なのは申し訳なし。
高速道路上で「高速バス」が燃えた…という話を聞いたから、今度はどこのツアーバスが燃えたのやら…と思ったら、骨組みしか残らない形まで見るも無惨に全焼した車体の形が、どこからどう見てもネオプラン。加えて「乗客乗員合わせて78人」というバスは、メガライナーしかない…。
前回全焼事故を起こしたのが昨年5月で、この時は電気系統の誤配線が疑われたものの、表向きには(裏向きがあるかどうかはおいらの知ったところではない)原因不明のまま運行を再開したのだけれど、2度目の全焼事故、加えて日本に4台しかないメガライナーの2両が全焼事故を起こすとなると、本来のつくばセンター線の輸送の任を解かれ、やっとこさ夜行の輸送力バスに転身したと思ったら、立て続けに全焼事故が2回だなんて、どれだけ幸が薄い車両なんだか…。
どこかで、メガライナーはMT車1台、AT車3台と聞いたことがあり、燃えた2両がどちらのシフトかは分かりかねるけれど、もしもAT車としたら、ATあたりに問題はなかったのかと思うのだけれど、こればっかりは素人目だから、現場の運転士さんでしか答えは持ち得てないだろう。
しかし、前回の全焼事故といい、電気系統のトラブル…といわれてはいるけれど、電気系統のトラブルで、あそこまで見事に全焼するものなのだろうか…?

さすがにバスとなるとあたしゃ素人なもので、今回の事故の原因云々については踏み込むことは出来ないのだけれども、車両が完全に焼けてしまっているから、原因の特定は難しいことは百も承知だが、しっかりと原因を追及して貰わないと、ただでさえ移動費は安いに越したことがないご時世、JRバスグループ全体のブランドに傷がついてしまうことになる。なんとなれば競合他社、サービスが欲しければ近鉄バス(飲み物サービスは無くなったと聞いたがどうだっけ?)、本当に安かろう悪かろうで良ければツアーバスに流れてしまうし…。
元々JR系のバスは、駅で予約が出来るのがメリットで、ドアクローズ(途中休憩なし)ではなくて、ちゃんとSAで外に出してくれるのも魅力の一つ(路線と便による)なのだけれど、安全面では…ねえ。

なにはともあれ、しっかりと原因を追及して欲しいところですな。

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3 コメント

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断定は出来ませんが (小馬太郎兵衛)
2009-03-18 03:46:06
>陀羅尼助丸兄さん

電気系統ですか。
本文中でも触れているとおり、前の全焼事故の時は電気系統の誤配線が疑われていたのですが、結局原因不明のままで運行が再開されました。
今回も電気系統かどうかは分かりかねますが、これで外車に対する風当たりも強くなるんでしょうかねえ…。

>456ゥさん

やっぱりアフターケアが厳しいんでしょうか。
舶来品はとかくメンテナンスにカネと手間がかかるというのは聞いたことがありますが…。

ただ、メガライナーの場合は、つくばセンター線の後に大阪線投入は、導入の時から既定路線だったはずで、決して性能が追いついていない…とは思えないんですが、やはり本国と日本では走る条件も違いますから、メーカーの目に見えないところで車のどこかに負担がかかっていたのかもしれません。

国交省からも運行差し止めの命令が下った以上、今後メガライナーが走る姿を見ることはなさそうですね。
2台じゃどうしようもないですからねえ…。イベント用に置いておくわけにもいきませんし…。
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石原プロも真っ青!? (456ゥ)
2009-03-18 01:00:15
 我が職場のTVは何故か静岡のチャンネルの方がよく映るのでそちらを観ますが、ニュースでも大きく報じていました。

 炎上したのは2件とも後期型のAT車(wikiによると12速だとか…)。このネオプランのエンジンですが結構トラブルが多いようです。日本の高温多湿な気候、勾配条件、効率重視の過酷な運用形態等々、これら厳しい条件にどれだけ対応しているのやら。ましてや外車は電気系統が弱いですから。あと気になるのはディーラーのアフターサービス体制。日本は値段が高いもののしっかりとしたアフターサービスが構築されています。あれだけの不祥事を起こしボロカスに叩かれた三菱ふそうですが、整備性の高さ、補修部品の供給体制には事業者から定評があり、何だかんだ言って未だに採用されている背景になっています。これと比べるとネオプランは非常に脆弱なサービス体制に思えるわけで…。なんせ既定の保障期間を過ぎたら後はご勝手に…というお国柄ですから。余談ですが、京急2100形が制御機器を国産品に更新を開始しているのもこれが背景らしいです。

 メガライナーは現在本国でも生産中止になっているらしいので代替車導入は別車種(多分エアロキング?)になるはず。炎上事故2件起こした事を考えればこのまま引退の可能性大でしょうね。

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おそらく… (陀羅尼助丸(冬が短かった熊野古道))
2009-03-17 20:13:04
やはり!おそらく…電気系統からの出火かと…。
致命的な欠陥があると思います。
エンジン系統からだと、変な振動が発生したり~動かなくなったり…など。
まぁ~ディーゼルエンジンは良くわかりませんが、軽油に燃え移ったら~さぁ!大変!。
間違いなく大爆発でしょう。
ガソリン乗用車はエンジンと燃料タンクに距離があり、燃え移り&爆発しないように…徹底的!に細工してありますが…。バスはどうか分かりません。
とにかく!原因究明と対策をしてもらいたいものですな。
時代の流れもあり、夜行列車を消滅させる原因の一つ⇒夜行バス。
先日!夜汽車の大御所“ふじぶさ”の廃止の直後に、この惨事。やはり!夜行列車の灯りは消してはならない!とつくづく思います。
過去に北陸トンネルの火災等、夜行列車にも惨事はありましたが基本的に今回の夜行バス火災の様な惨事(乗務員の判断・誘導が適切だった為、人命に関わらなかったのが良かった点か…)は起こらない訳で。
バスは安くて便利だけど…、やっぱり!夜行の旅は“夜汽車”が安全で一番!だと思います。
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