赤裸々な告白

今日は病院へ。
通っている病院は、自宅最寄りの京成大和田から、電車で３つ成田寄りに行ったところにあるユーカリが丘の駅ビルの中にある。といっても、車での移動の方が便利なので、電車では通わず車で。
この病院は開院してからまだ半年と新しく、作りも高級ホテルをイメージしていて、予備知識がなくてはじめてこの病院に入ったら、エントランスからしてこれが病院とはとても思えないだろう。
今日は初めての経過観察だったので、主治医に話すべきことを頭の中でまとめなければいけなかったのだが、全然まとまらなかったのでひとまず放置。自分から話したのは、
・まあ悪くもなってないけれど、別段良くなっているわけでもない。吐き気とかは治まっているみたい。
・職場では、トラブルとなった上司とは直接話して片づいたのに、周りになぜかその話が広まってしまい、思わぬところでいい噂の張本人になってしまった。
・昨日一昨日と、友人に京都まで連れ出してもらってリハビリになった。
・その道中、久しぶりに笑った。
本当は、京都競馬場で本物のサラブレッド（元競走馬の乗馬）に跨った感激や、昨日久しぶりに前に働いていたところのおばさんに再会した感激も話そうかと思ったのだけれど、そういう会話の方向ではなかったのでひとまず置いておいた。医者からは「そーゆーことを日記に書きなさいよ」と言われているので、書き留めておくつもり。ただ、主治医の話は「いい方向へは向かっている。薬は一番弱いんだけど」とのこと。薬はもう２週間、同じ分量で様子を見ることになったものの、調子が一定以上よくならず頭打ちだったり、波が激しかったりしたら、投薬を見直すそう。また２週間後にいらっしゃいと。
今日は診察料と予約料、投薬料と併せて３０００円。初診より１０００円ほど安かった。
ちなみにこの病院は、個人経営ではなくて、日ごとに別な医者を外部から招いているので、診察は月・金休みで土日診療という便利さもある反面、主治医にあわせて決まった曜日に予約を取らなくてはならないという面倒さもある。俺の場合は火曜か土曜の午前中。そうか。土曜に診て貰えれば、気が向いたらそのあと競馬にも行けるのか（爆）。

ここまでお読み頂いて、おおよそ自分が罹っている病気、通っている病院の種類は見当がついた方もいらっしゃると思いますが、「うつ病」にかかってしまい、「心療内科」に通っております。
発症したのは９月頭。朝起きたら金縛りにあったように身体がとても重く、得体の知れぬ不安感、全身倦怠感、抑鬱感にさいなまれ、その頃、例えば千葉ロッテマリーンズ合併説が流れたり、職場内で上司と突然トラブルになってしまったり、プライベートや仕事上でも、トラブルが４つ５つと九月上旬に重なってしまい、自分の許容範囲を大幅に超えてしまったのだろう。食事もろくに取れなくなり、胃痛、吐き気、実際に嘔吐、下痢といった腹部のトラブルを一通り体験し、内科の病院へ罹ったところ「胃炎、しかし下痢が関連するのはようわからん」との診断。実際問題として、食欲不振は７月中旬から続いており、俺も最初は夏バテかなと思っていたのだが、だんだん「これは内臓の問題ではないのかも」と思うようになり、仕事も「休めず」、行きたくないのに義務感のみで仕事に就いたまま月を越し、食べてはトイレへ行っている俺の姿を見るに見かねた親が、俺の見ていないところで八方手を尽くし、「明日初診を受け付けてくれるところ」と探してくれて、京成志津駅前にある病院に紹介されたのが、このユーカリが丘にある病院。志津駅前の病院の系列だったのが幸い、病院の受付の人が、休みだったユーカリが丘の病院の予約状況を見てくれて、空いてるから予約を入れておきましたと、丁寧に紹介してくれたのだ。俺も全く知らなかったのだが、初診受付「一ヶ月待ち」っていう病院なんぞ、ざらにあるらしい。恐るべし「こころのビジネス」。

で、症状をとうとうと主治医に話したら「比較的軽めだけれど、完全にうつですね」と、いともあっさりの一言。その時の心境たるや非常に複雑。原因がはっきりしてよかったという安堵と、やっぱり俺うつだったのねという、落胆にも似た不安。でもまあなっちまったものはしょうがないので、「楽しいことを考える」という、俺には一番きっついリハビリ生活が始まることを、受け入れるしかないだろうな。そりゃそうだ。「楽しいこと」を考えられれば、うつになんかなってねーよ。それに「きっついこと」だからこそリハビリなわけで。

小馬太郎兵衛のリハビリ日誌、いよいよスタートです。