小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

医者にも言えない波のワケ

2009-03-13 00:44:12 | リハビリ日誌
※予めお断り申し上げますが、カテゴリからしてお察し頂けます通り、このエントリは、シケてます。
それでもいいという方のみ「続きを読む」をクリックして中へお進み頂ければと存じます。

いやあ…。

来ちゃいました。
忘れきった頃の大庭和弥の一発にも似た心境でございます。
「ドカンと一発吉鶴」と例えた方がいいかもしれない。
センター返しを狙ったらバックスクリーン弾になったホームランは、10年以上経っても未だに忘れられません。どうやったらセンター返しを狙ったつもりがバックスクリーンまで飛んじゃうのか。
今回ばかりは全く油断してました。
それもそのはず、ここしばらく…というより一年近く、こんなに悪くなる事はなかったのだから、気持ちは覚えているつもりでも、身体は完全に忘れてますな、完璧に。

というわけで、火曜日から久々に大波に襲われてダウナーでしたorz

そうでなくとも、ちょろちょろとごくごく小さい波は少なからず日頃からまだ続いていて、それでも大波にほとんど襲われることがなくなったのは、このブログを開設して以来、4年の時を経て順調に回復している証拠とも言えるのだけれど、しばらく…というよりこの一年、全く大波に襲われることがなかったので、「もう大丈夫じゃね?」と自分でもある程度の自信にも似た手応えを掴んでいたのは間違いないのだけれど、そうは問屋は卸さなかったか…。

身体が完全に波に対しての適応を忘れきっていたから、その分余計に波がざぶざぶとおいらのなかを洗い尽くし、完璧に波に呑まれた格好に。顔まで完全に強張っちゃって…。

しかも間が悪すぎるというべきか、得てして間の悪い話は間の悪い時間帯にやってくるもので、昨今の景気風に関した仕事内容の厳しいお話も聞かせられるという、まことに有り難くも聞いていられないようなお話までされたものだから、こーゆー日のおいらはもうボロボロ。
なにせ波が来た日というのは、心の中のコップが極端に小さくなっているから、例えるなら、普段私たちが心の中に抱えているコップが大ジョッキだとしたら、波の日はグラスにまで小さくなっているという有様なので、普段だったら大ジョッキになみなみ注いで一気に飲み干せる話も、グラスに同じように勢いよくビールを注がれたら、こぼれまくるに決まっている。

今日は2週に一度の通院日だったので、大波が来てダウンしている事をありのままに主治医に話す日だったのだけれど、波が来た理由は、上記の仕事上の話…ということにしておいた。

まさか、波の引き金は神田駅の「みどりの窓口」だったとは言えないでしょorz

火曜日の朝。
起きたそばから、「こりゃちょっくら波が来ちゃってるんじゃないの?」とか思いつつ、そのうちなんとかなるだろうと出勤。
その途上、ふとしたことで、今月20日に久留里線を走る、旧型客車を使用したイベント列車「のんびりくるり2号(上り)」の指定席のキャンセルが出て余っている…という情報を、山手線の電車の中で知った。
この列車が久留里線を走る…という事を知ったのは、指定席の一般発売が行われた2月20日よりも後の、3月号の時刻表が出た後で、せっかくパー線にイベント列車が走るなら乗ってみたいけれど、この手のイベント列車は発売当日に押さえなきゃ、まず乗れないよなあ…と思って諦めていたのだ。
こいつは渡りに船とばかり、会社最寄りの神田駅のみどりの窓口で聞いてみたら…。

窓口氏(最初はあからさまに「こんな列車が今更空いているわけはないだろう」という顔をしながらマルスを叩くと)「あ、あったよ」。
おいら「あ、ありましたか?」
窓口氏「A席とD席があるけどどれがいいですかね?」
おいら「どっちも窓側ですね。じゃあ…A席で」

窓口氏、マルスを叩くと…。

窓口氏「あっ!取られたっ!!」

マジですか…orz

窓口氏「いやあ、席番まで出したところで取られちゃったよ、2枚とも…」
おいら「じゃあしょうがないですね、ありがとうございました。」

まさかこれでダウナーになっただなんて言えませんでしょorz
出がけから「体調」が悪かったとはいえ、まさかこれが引き金になるとは思ってもみなかったから、全く準備なんて出来たもんじゃない。
引き金は、一つの失敗だったり、単なる街中の一光景だったり、本当に様々なので、どこで引き金になるか分からないのがやっかいで、こればっかりはコントロールのしようがないというのが現実なのだけれど、こればっかりはいくらなんでも主治医になんか言えやしねえ。まだ「マリーンズが負けたから崩れた」と言った方が理解してくれるだろう。

しかし、みどりの窓口での「天国と地獄」も、実に久々に味わったような。
誰だったか忘れたが、20年前の1988年末、種村直樹先生のところでの「日本縦断JRウオッチング乗り継ぎ」の時、奥羽本線の鷹ノ巣だったか大館だったかどこかで、仲間のうちの誰かが、北海道まで渡った帰りの上り寝台特急「北斗星」の寝台券を手に入れようと窓口に訪ねていたら、席を聞いた段階ではM形マルスは緑のランプで「Yes」と表示されたのに、いざ発券の段になっていきなり赤いランプで「No」と出た時に、窓口氏と一緒に「今『Yes』ってランプが一瞬光ったじゃん…orz」と悔しがっていた人がいたことを、つい昨日のように思い出した。つまり、問い合わせでは空席があっても、発券する段の間に誰かがどこかで残り1席を持って行ってしまったのだ。
あの頃は今のようなデスクトップの端末と違って、こんなにバカでかい機械で、席があれば緑のランプ、満席だと赤ランプがつくシステムになっていて、ランプは客も確認することが出来たから、目的の列車の指定席があるやなしやとハラハラドキドキ、ワクワクエカエカ出来たのが、今となっては懐かしい。で、「再考」を求める(要はエラーですな)黄色いランプが出て係員が焦り出し、後ろに行列が伸びると、こっちまで申し訳なく思うようになる諸刃の剣だったり(泣)。

逃した魚は大きすぎたか…。がっくり。

…まあ、元々旧型客車狙いだったから、旧型客車使用のイベント列車で、来月甲府~塩山間を走る「レトロ桃源郷号」の指定席をゲットするのに成功したから、これで少しは機嫌も良くなるかな。

お陰様をもちまして、こうした大波に襲われた週末にのこのこでかけて自爆した苦い経験もあるが故に、今週末の予定は全くの白紙になりました。
行ければマリンのオープン戦にも行って叩き台にしておきたいのだけれど、この「体調」では外野はとてもとても無理なので、行くとしたら特別内野自由席でも買ってちびちびとビールでも飲みに行こうかな。

やっちまったなあ…。

 ブログランキング・にほんブログ村へ 

  

あわせて読みたい

最新の画像もっと見る

コメントを投稿