小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

藤岡の壁、ロッテの壁

2012-06-15 20:35:15 | 千葉ロッテマリーンズ
佐藤藍子です。初回の投球を見ただけで、藤岡くんは5回持たないだろうと信じてました←

ロッテ・藤岡KO「自分の投球できなかった」(産経新聞) - goo ニュース
 打たれるたびにルーキーの表情が苦痛にゆがんだ。ロッテ・ドラフト1位の藤岡(東洋大)が、3回3失点でノックアウト。交流戦優勝に向けて負けられない大一番で、今季3敗目を喫した。

 「昨日の悪い流れを止めたいと思ってマウンドに上がったが、自分の投球ができなかった。先発の役割を果たせず、チームに迷惑をかけてしまった」と反省の弁を絞り出した。

 立ち上がりから精彩を欠いていた。一回の先頭打者、天谷に二塁打を放たれると、犠打と犠飛であっさり1失点。三回には赤松に左前適時打を許し、2失点。ボール先行の苦しい投球だった。

 5月までに4勝と順調に勝利を重ねてきたが、疲れからか、6月8日のヤクルト戦に続き2試合連続で3回降板。「先発を外すことは考えていないが、他球団も研究してくるので何とかしないといけない」と西村監督。

 巨人が負けたため、まだ交流戦優勝の可能性が残っているが、指揮官は「それは関係ない。目の前の試合に集中していきたい」と語った。


[ニッカン式スコア]

○ マエケン 6勝3敗
S ミコライオ 1勝3敗4S
● 藤岡 4勝3敗
審判:川口、渡田、有隅、工藤


本当は昨日の試合は現地観戦の予定で、毎年マリンでの広島ファンとの応援合戦を楽しみにしていたのだけれど、先週末から体調がいまひとつすぐれず、残念ながら現地観戦は回避してのテレビ観戦。
別に応援の優劣で野球の試合の行方が決まるわけではないのだし、ましてヨサコイソーランみたいにコンテストをしているわけでもないのだから、本来の意味合いからすれば応援合戦などおおよそ自己満足の世界でしかないのだが、それでも広島戦、それもマリンの広島戦ともなれば話は別。ごくごく個人的な見解だけれど、マリンの広島戦だけは、(応援合戦という意味で)絶対に負けられない試合がここにある、みたいな。みたいな。
この楽しみは来年まで取っておきます。

さて、試合ですかの。
これはもう一言、藤岡の乱調に尽きる。
初回から20球以上放っているようでは内容など知れたものだし、100歩譲ってのらりくらりと抑えられたところでどちらにせよ継投勝負になるわけで、疲れが顕著に見え始めている継投勝負になったら…まあどうなるかはおおよそ察しはつきますわな。
初回の赤松の打席で、ストレートも変化球もまともに捉えられた打球(共にファウルだったが)を見て、「これは(藤岡は)ダメだな」と思えたほど。
どちらもまともに捉えられるということは、球が棒のようになっているのである。

結局藤岡は3回3失点。失点こそはさほどでもないが、内容的にはまさしくタオル投入でのテクニカルノックアウト負け。
相手打線も、栗原、東出、ニックを欠き、まさに飛車角銀落ちの苦しいオーダー。梵を3番、岩本を4番に据えてなんとかかきまわしてやろうという苦心がみえみえのオーダーなのに、藤岡といい2番手の中郷といい3番手の古谷といい、何をそんなに窮屈に投げているのかと。スタンドで「お前○んたまついてんのか」とヤジられた方は、実際にはヤジらないにしてもそう思われた方も含めて、相当数いらっしゃると思う。○のなかには適当なひらがなを入れてください。正解は「よ」ですwよんたまばっかだもの(´・ω・`)

そういう意味では(by成瀬)、昨日の試合はまさしくその前の薮田セーブ失敗の悪い流れをものの見事に引きずっているのかなと。
他球団ファンの方にお会いするたびに説明させていただいていはいるのだけれど、正直これまでの調子がおかしかったので、この先中継ぎやルーキーの藤岡も含めて、どこかで必ずガタが来る。そこからが正念場だと思っていたし、それが夏場のおそらく早い時期に来るだろうという予想は立てていたが、どうやら正念場がやってきたようで。
それでも交流戦の時期をなんとか好成績で乗り越えられそうなところまでは乗り切っただけに、リーグ戦が再開し日程も大幅に詰まる中で、チームの投手事情をどう立て直すか。
貯金は十分あるだけに、ある程度の切り崩しはやむをえないにしても、どの程度貯金を切り崩すかで、秋の位置取りが替わってくるように思う。

結局昨日は前田智徳様生誕四十一年祭を盛大にお祝いしたのと、石原1000試合出場のお膳立てをものの見事にアシストした形か…。

ロッテの話題といえば、水曜日に1軍登録され、ファン誰もが待ち焦がれていたオギタカが待望の一軍復帰。
水曜日に代走で盗塁を決めたのがよほど好印象だったらしく、昨日はなんといきなり1番センターでスタメン出場。
よかったねと思う半分、じっくり無理しないでと思う自分がいて心中たるやなかなか複雑。
というより、いきなりの1番センターは驚いた。
いくらなんでもまだセンターは荷が重過ぎるのではないか、起用するならレフトのほうが…という思いもあったしねえ。下ではセンターよりレフトのほうが出場機会が多かったはずだし。
しかし、快速ぶりはなかなかどうしてここでも健在で、1死1、2塁からレフト前で簡単に帰ってきたのには改めて驚いた!
いや、これがオギタカの脚なんですよ。
普通1死からレフト前だったら3塁止まり。それがいともあっさりホームまで駆け抜けるのだから、これはもう「特急荻野」というより「ガンガンガン速」と申し上げても差し支えないほど←ぉ
多分このネタ、2年後に見返したら絶対にガンガンガン速のことは忘れてそうw某ネット銀行のCMのようにww

そして大差がついたので、鈴木大地が初の1軍守備。
今は打撃好調な根元がいるから、いきなりスタメンということはないと思うが、経験をつんで羽ばたいてもらいたいと願うや切。

そして藤岡。
プロとしての壁。
藤岡自身の壁。
おそらく壁を乗り越えるには、今ひとつの時間が必要なのは百も承知。
乗り越えた先には、一つ上のステージが待っている。
今が一番苦しい時期だろうが、なんとか一つ壁を越えてほしいし、越えられると信じている。
だからこそ、首脳陣は敢えて下に落とすという方法をとらず、今のところはローテーションの中で答えを見つけてもらおうという一つの方向性を提示しているのであると、僕は信じたい。
それが彼にとって吉と出るか否かは、分かりかねる部分ではあるけれど。

交流戦はラスト3つ。
とにかく目の前の試合を、しゃかりきに取りに行こう。
そう、月曜日の巨人のように。


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3 コメント

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おかえりなさいオギタカ (仙台鴎の親)
2012-06-16 12:19:33
スタメン発表時の場内の盛り上がりは
さぞかしすごかったのでしょうね
ホーム生還の場面だけでも入場料のもとはとれそうです
でもけっして無理はいちもつ ではなく禁物です

一方の藤岡くん
プロも甘くはないという事でしょうが
ここで一皮むけて、立派な大人wもとい投手になって欲しいものです
返信する
しじみ習慣もヨロシク (Kはん)
2012-06-17 15:10:40
昨日もまた飲みましたねえ…

拙ブログにて、「ガンガンガン速が夢に出る~」ってエントリー上げたんですが、トラバ貼り方がわからないオヤジorz…

「ガンガン…」や「しじみ…」と同じ様な頻度でやってる瀧本美織ちゃんの自動車保険CMが残らないのは普通だから?

いや全く本題と関係なくて、正直スマンカッタ

.
返信する
お返事が遅くなりました (小馬太郎兵衛)
2012-06-18 23:15:43
>仙台鴎の親さん

復帰は嬉しいんですが、やはりセンターは岡田の方が安心感が際立ってますね。
外野の起用が難しいのは分かるのですが、守りで魅せるのは岡田、走りで魅せるオギタカと、役割分担が出来てくれれば万々歳ですが、そうはうまくはいきませんわね…。

>Kはんさん

あほでしょ。
今から得意先行かなあかんねんで。
くふふふう~

ダメですもうアレが頭から離れませんw

瀧本美織…。
(*´д`)
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