第６０回日経賞＆第５９回毎日杯

先週の阪神大賞典は、オルフェーヴルからのアタマ２点の丁半ばくちか、或いは展開のマギレでそれ以外の組が割って入って２頭以外の９頭へバラ銭買いの３つに１つ、うち２つはかなり有力と思っていたから、配当は安くても馬単１点勝負に出たんだけどなあ…。

馬単がなければ馬連１点勝負だったわけで的中だったのだろうけれど、まさかオルフェーヴルが気の悪いところを余すところなくてんこ盛りにしてファンの皆様にお届けする結果になるとはさすがに予想できなかった。
確かにオルフェーヴル自身かなり気の悪い部分があり、これまでも鞍上を振り落としたりやんちゃなレース振りはあったから、そこまで織り込んで予想をするべきとはいえど…。
気が悪くガツンとかかって終始外へ逃避させ、１頭だけどれくらい距離ロスをしたかと思えるほどのコース取りで、それでも最後は２着まで来たのだから、それはそれで規格外なのだろうが、これ、馬連、或いは枠連の時代だったからよかったものの、あれが１９６３年以前の６枠連単制だったら、勝ったギュスターヴクライとオルフェーヴルが同枠ではなかったら馬券は紙くずになっていたわけで…。
まあ、時代が違っていてよかったね…というほかないでしょうな…。
下手したら騒擾事件になったぜ、アレ。

とにかく当たりが遠い。
遠いけれど予想しなければ当たりません(´・ω・｀)
まずは中山の日経賞から。

◎[１３]ルーラーシップ
○[９]ヤングアットハート
▲[５]マイネルキッツ
△[１２]コスモロビン
△[１]サンテミリオン

人気でもこの相手ならルーラーシップから。
AJCは調子のよさと相手関係もあったけれども圧巻の走り。
今回は距離は伸びるし馬場も荒れてはいるけれど、道悪は苦にしない馬なので心配なし。ここも勝って天皇賞へ弾みをつけたい。
ヤングアットハートは道悪がどうかだけれども、中山も合うタイプ。調子のよさでカバーしたい。
一頓挫あって有馬記念を回避して、２ヶ月ぶりの前走は二桁着順も、勝ち馬からはそれほど離されてはいなかったマイネルキッツを３番手。
以下中山で２連勝中コスモロビン、AJCでは下を気にする馬の中で１秒２離されはしたものの、久々に掲示板を確保したサンテミリオン。バラバラの展開になれば穴中の穴。

馬券はルーラーシップのアタマ固定で馬単４点勝負。ルーラーシップ自体はいわゆるピンかパーかの馬だと思っているので、１着はあっても２着はないだろうと思っております。
ルーラーシップが人気なので、オッズを見て強弱はつけてください。

続いて阪神競馬場の皐月賞最終便、毎日杯。

◎[６]ヒストリカル
○[１２]マイネルカーミン
▲[１０]ピタゴラスコンマ
△[３]アドマイヤブルー

ワールドエースが負けた若駒Ｓを、僕自身はこれまで評価しておらず、それは予想にも反映していたのだけれど、若葉Ｓを見る限り、相手は二線級だったとはいえ、その評価は改めざるを得ないのかなと。やっとクラシック戦線で軸になる馬が出てきた。
ならばきさらぎ賞でワールドエースには屈しても、非凡な末脚を繰り出したヒストリカルを素直に信頼せざるを得まい。
中間の雨で、切れ味タイプに映るこの馬にとって渋った馬場がどうなるかはもちろん未知数だけれども、クラシック戦線を沸かせようという馬なら、道悪云々は言ってはおれない。
相手は少々ひねって、前々でケイバができて渋った馬場も対応できるマイネルカーミンを２番手。同じく渋った馬場もこなしそうなピタゴラスコンマを３番手。ただしこの馬はあくまでもこなすレベルだと思うので…。
後は京成杯以来の実戦となるアドマイヤブルーまで。

馬券はヒストリカルから３頭へ馬単ウラオモテ６点、ついでマイネルカーミン←→ピタゴラスコンマのタテ目のウラオモテで計８点。

当たってくれよと願いつつ…(´・ω・｀)