こちらの記事の続きであります。
のっけからあらかじめお断り申し上げておきますが、このタイトルは、一時期刊行されていた競馬雑誌「ダービーを一生遊ぶ」をオマージュ、いやインスパイア、いや丸ごとパクりました(´・ω・`)
札幌駅西口脇の買い物に思いのほか手間取り、気がつけば北斗星の発車30分前どころか15分前に近いくらい。
嫁さんが思いのほか買い物に手間取っていたのは、買い込んだワインの瓶を、袋1枚のままで渡されて底が抜けてレジ前で割れて処理に相当手間取ったかららしい。
とりあえず、嫁さんを待っているうちに、札幌駅西口脇にSLを模した時計がかかっていたのでまずは一枚。
北海道新幹線が2015年度末に函館開業を迎える。
「2015年度末」だから、このポスターを見た時間では2年後、このエントリを書いている時間では来年2016年3月めどでの開業がアナウンスされていて。売店では北海道新幹線開業記念缶の「サッポロクラシック」が6本セットで売られていた。
駅構内の至るところに「北海道新幹線開業」のポスターが貼られており、北海道新幹線一色といっても過言ではないが、この新幹線が札幌までいつ頃やってくるのかは、現時点では定かではない。
北斗星の入線は発車10分前くらいで、これとて目当ての号車をみつけて個室に入り荷物を解けばすぐさま発車というあわただしさなのだが、売店で買い物するうち気がつけば15分前となれば、気が急くなんてもんじゃない。
もう少し余裕を持って列車をホームで迎えたいけれど、もうとにかくバタバタで、買い物袋を抱えてエスカレーターを駆け上がると、もう北斗星がやってこようかという雰囲気。
ホームへ上がり、ひとまず手近な乗り場で荷を降ろせば、もう北斗星入選という慌しさ。
本当なら機関車は発車前のひと時でしかじっくり撮影することができないため、先頭部あたりで待ち構えて撮ろうと画策していたのだけれど、ここまでバッタバタとあればそれも叶わず。
もとより、落ち着かないのは、帰宅ラッシュにさしかかる夕方5時のホームの客の多さとも無関係ではないとは言えぬ。
ホーム停車時間が10分間とはいえ、ラッシュ時間にかかる札幌駅ホームと、九州寝台特急発着の時間、湘南電車は隣のホーム1面2線から主に発着し隔離されていた9、10番線ホームの静けさの中の東京駅とでは、比較の仕様がないという話もある。
そんな中で、バッタバタの中で入線した北斗星を撮ったらば、案の定流れちったorz
これだけ写真を小さくまとめてごまかしますw
機関車は先頭1号車の前についており、僕たちが乗る8号車はかなり後のほう。
といっても7号車の食堂車の直後なので、食事に出かけるときは便利。
8号車ツインデラックスの部屋にとりあえず荷物をぶち込む。
本当は荷物を解いて、寸分しかない発車前の優雅なひと時を過ごしたいのは山々だが、荷物を解く前に部屋の中の写真撮影もそこそこに、発車前におとなり7号車の食堂車の通路へ並び、まずはシャワールームの予約をしておく。
どの時間帯も空いていたのだが、何も考えずに希望したのは22時30分~の30分。
この時間はシャワールームを使える今日最後の時間帯で、この後の時間は明朝になる。まるで昔の北海道の連絡案内みたいだ。
しかし、この選択はちょっとはやまった…と言わざるを得ない事態を迎えることになるが、それはまたおいおい。
というわけで、これが今宵、上野までお世話になる「ツインデラックス」の室内であります。
逆に室内から通路側を。
ドア入口には空調調整ツマミ、各照明のスイッチがある。
このあたりはさすがに昭和時代の改造車というか、時代を感じる造作である。
落ち着いた照明に、残る元の寝台の読書灯。
金枠の白熱灯がなんとも表現しがたい温かみというかなんというか、時代がかった造作というか、えもいわれぬ雰囲気を醸し出しております。
もう一枚。
ツインデラックスは上下2段。
上段でも枕元に覗き窓があるけれど、窓の大きさは下段にくらべるべくもない。
はしごは室内入口右側に、掃除用具入れを思わせるクローゼットが備えられており、服をかけるスペースにはしごが入っていて、上段に上る際はクローゼットからはしごをやおら取り出して上段を上り下りすることになる。
列車の発車は札幌17時12分発で、昔の国鉄時代の寝台使用時間の目安となる午後7時にはまだ1時間半以上もあるが、列車はベッドの状態でベッドメイクされている。
ベッドを引き上げて壁に立てかけると、座席仕様のソファが出てくるのだが、そちらは明朝に譲るとして、です。
もう発車しとるんだから楽しまなきゃ。
… ( ´Д`)y━・~~酒をw
そらもう、まずは「サッポロクラシック」をぶしゅっとさせていただきました。
これがおそらく最後の寝台特急、最後のブルートレインの旅路になるのだ。
写真なんか後でも撮れる。
まずは酒だろと。
ぶはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
客車列車で飲むビール。
ブルートレインで飲むビール。
思えば、ブルートレインの乗車は何年ぶりだろうか。
2004年6月、千葉ロッテマリーンズの北陸遠征帰りにたこすけ師匠と富山から寝台特急「北陸」(2010年3月限りで列車廃止)に乗っており、それ以来まる10年ぶり。
あの時代でさえも、寝台特急はもはやごく一部を除けば斜陽と叫ばれて久しい存在であったのだが、その存在が、なんだかんだ言ってもあれから10年も持ったというのが驚きといえば驚きなのである。
小馬太郎兵衛、北斗星に酔う。
小馬太郎兵衛、酒に酔う。
いかんいかん、これからグランシャリオでディナーなのに早くもよっぱらっちったw
客車独特の揺れと酒に、早くもいい感じで出来上がっております。
気がつけば、列車は最初の停車駅、南千歳のさしかかろうとしております。
…雪がうっすら積もってる((((;゜Д゜)))))))
南千歳では、3日前にお世話になりました。
長かった5日間。
されど短し5日間。
あっという間の北海道中だった。
このまま去るのは名残惜しいが、それより名残惜しい北斗星。
今宵は、体力が続く限り、この寝台特急「北斗星」を、徹底的に遊び尽くしたいと思っております。
…その割にはいきなり酒でしこたま酔っ払い、どれほど体力が続くかは知りませんが(´・ω・`)
(※以下続きます。)
のっけからあらかじめお断り申し上げておきますが、このタイトルは、一時期刊行されていた競馬雑誌「ダービーを一生遊ぶ」をオマージュ、いやインスパイア、いや丸ごとパクりました(´・ω・`)
札幌駅西口脇の買い物に思いのほか手間取り、気がつけば北斗星の発車30分前どころか15分前に近いくらい。
嫁さんが思いのほか買い物に手間取っていたのは、買い込んだワインの瓶を、袋1枚のままで渡されて底が抜けてレジ前で割れて処理に相当手間取ったかららしい。
とりあえず、嫁さんを待っているうちに、札幌駅西口脇にSLを模した時計がかかっていたのでまずは一枚。
北海道新幹線が2015年度末に函館開業を迎える。
「2015年度末」だから、このポスターを見た時間では2年後、このエントリを書いている時間では来年2016年3月めどでの開業がアナウンスされていて。売店では北海道新幹線開業記念缶の「サッポロクラシック」が6本セットで売られていた。
駅構内の至るところに「北海道新幹線開業」のポスターが貼られており、北海道新幹線一色といっても過言ではないが、この新幹線が札幌までいつ頃やってくるのかは、現時点では定かではない。
北斗星の入線は発車10分前くらいで、これとて目当ての号車をみつけて個室に入り荷物を解けばすぐさま発車というあわただしさなのだが、売店で買い物するうち気がつけば15分前となれば、気が急くなんてもんじゃない。
もう少し余裕を持って列車をホームで迎えたいけれど、もうとにかくバタバタで、買い物袋を抱えてエスカレーターを駆け上がると、もう北斗星がやってこようかという雰囲気。
ホームへ上がり、ひとまず手近な乗り場で荷を降ろせば、もう北斗星入選という慌しさ。
本当なら機関車は発車前のひと時でしかじっくり撮影することができないため、先頭部あたりで待ち構えて撮ろうと画策していたのだけれど、ここまでバッタバタとあればそれも叶わず。
もとより、落ち着かないのは、帰宅ラッシュにさしかかる夕方5時のホームの客の多さとも無関係ではないとは言えぬ。
ホーム停車時間が10分間とはいえ、ラッシュ時間にかかる札幌駅ホームと、九州寝台特急発着の時間、湘南電車は隣のホーム1面2線から主に発着し隔離されていた9、10番線ホームの静けさの中の東京駅とでは、比較の仕様がないという話もある。
そんな中で、バッタバタの中で入線した北斗星を撮ったらば、案の定流れちったorz
これだけ写真を小さくまとめてごまかしますw
機関車は先頭1号車の前についており、僕たちが乗る8号車はかなり後のほう。
といっても7号車の食堂車の直後なので、食事に出かけるときは便利。
8号車ツインデラックスの部屋にとりあえず荷物をぶち込む。
本当は荷物を解いて、寸分しかない発車前の優雅なひと時を過ごしたいのは山々だが、荷物を解く前に部屋の中の写真撮影もそこそこに、発車前におとなり7号車の食堂車の通路へ並び、まずはシャワールームの予約をしておく。
どの時間帯も空いていたのだが、何も考えずに希望したのは22時30分~の30分。
この時間はシャワールームを使える今日最後の時間帯で、この後の時間は明朝になる。まるで昔の北海道の連絡案内みたいだ。
しかし、この選択はちょっとはやまった…と言わざるを得ない事態を迎えることになるが、それはまたおいおい。
というわけで、これが今宵、上野までお世話になる「ツインデラックス」の室内であります。
逆に室内から通路側を。
ドア入口には空調調整ツマミ、各照明のスイッチがある。
このあたりはさすがに昭和時代の改造車というか、時代を感じる造作である。
落ち着いた照明に、残る元の寝台の読書灯。
金枠の白熱灯がなんとも表現しがたい温かみというかなんというか、時代がかった造作というか、えもいわれぬ雰囲気を醸し出しております。
もう一枚。
ツインデラックスは上下2段。
上段でも枕元に覗き窓があるけれど、窓の大きさは下段にくらべるべくもない。
はしごは室内入口右側に、掃除用具入れを思わせるクローゼットが備えられており、服をかけるスペースにはしごが入っていて、上段に上る際はクローゼットからはしごをやおら取り出して上段を上り下りすることになる。
列車の発車は札幌17時12分発で、昔の国鉄時代の寝台使用時間の目安となる午後7時にはまだ1時間半以上もあるが、列車はベッドの状態でベッドメイクされている。
ベッドを引き上げて壁に立てかけると、座席仕様のソファが出てくるのだが、そちらは明朝に譲るとして、です。
もう発車しとるんだから楽しまなきゃ。
… ( ´Д`)y━・~~酒をw
そらもう、まずは「サッポロクラシック」をぶしゅっとさせていただきました。
これがおそらく最後の寝台特急、最後のブルートレインの旅路になるのだ。
写真なんか後でも撮れる。
まずは酒だろと。
ぶはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
客車列車で飲むビール。
ブルートレインで飲むビール。
思えば、ブルートレインの乗車は何年ぶりだろうか。
2004年6月、千葉ロッテマリーンズの北陸遠征帰りにたこすけ師匠と富山から寝台特急「北陸」(2010年3月限りで列車廃止)に乗っており、それ以来まる10年ぶり。
あの時代でさえも、寝台特急はもはやごく一部を除けば斜陽と叫ばれて久しい存在であったのだが、その存在が、なんだかんだ言ってもあれから10年も持ったというのが驚きといえば驚きなのである。
小馬太郎兵衛、北斗星に酔う。
小馬太郎兵衛、酒に酔う。
いかんいかん、これからグランシャリオでディナーなのに早くもよっぱらっちったw
客車独特の揺れと酒に、早くもいい感じで出来上がっております。
気がつけば、列車は最初の停車駅、南千歳のさしかかろうとしております。
…雪がうっすら積もってる((((;゜Д゜)))))))
南千歳では、3日前にお世話になりました。
長かった5日間。
されど短し5日間。
あっという間の北海道中だった。
このまま去るのは名残惜しいが、それより名残惜しい北斗星。
今宵は、体力が続く限り、この寝台特急「北斗星」を、徹底的に遊び尽くしたいと思っております。
…その割にはいきなり酒でしこたま酔っ払い、どれほど体力が続くかは知りませんが(´・ω・`)
(※以下続きます。)
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