前からやれ学級崩壊だの体罰禁止だの、おいらの小学生時代に比べても、学校の現場というのは様変わりしている…という話はよく聞く話だが、まさかここまでひどいとは…。
奈良県教委“熱血校長”処分 給食粗末にした児童に体罰
…はぁ?
県教委の懲戒処分については、おそらくは「お上にたてつくな」的な意味合いが多分に盛り込まれてのことだろう。そうでなければ、自ら傷が付く懲戒処分の発表などしないだろうが、ここではこの懲戒処分の是非については論点にしない。この校長と県教委の軋轢がいかばかりかは判断しかねるし、正直報道されている程度の体罰で懲戒処分になったことは考えづらいからだ。
しかし…ねえ。
この発端となった事件の元ネタを。
「心」説いた熱血校長、給食粗末にした児童を叩き負傷さす - iza!
このとき、児童にどれほどのかすり傷を負わせたのかは、報道を見る限りでは定かではないのだが…。
今のガキはかすり傷程度で1週間も学校を休むのかよ。
俺なんか、小学生時代は、たまたま体育にめっぽう強い先生に当たったものだから、例え体調が悪くても、参加できる部分では参加しなさいって言われたぞ。脚が痛くても腕がある。腕が痛くても頭がある。要は安易にさぼろうとするな…とその先生は説きたかったのだ。当時は「ずいぶんと無茶を言う人」だと思っていたが、今になると分かるような気がするのである。
奈良県教委“熱血校長”処分 給食粗末にした児童に体罰
奈良県三郷町立三郷北小の岡本喜代治校長(59)が、給食を粗末にした児童に軽傷を負わせたとされる問題で、県教委は体罰だとして岡本校長を懲戒戒告処分とした。この問題をめぐっては、児童に非があるとする声が県教委などに多数寄せられていた。
県教委などによると、昨年11月13日、同校4年の男子児童が給食のご飯を丸めて教室の天井にほうり投げるなど悪ふざけをした。担任教諭から報告を受けた岡本校長は翌朝、校門前で男児を見つけると、ほおをつかんで引きずり、尻をたたいた。男児は倒れた際にひざなどを擦りむき、1週間欠席したという。
昼休みに男児のけがに気づいた岡本校長は男児を家まで送り、同日夕、再び男児宅を訪れ家族に謝罪。町教委に対して「食べ物を粗末に扱ったことに憤って指導したが、行き過ぎだった」と述べていた。
岡本校長は教育困難校を立て直した“熱血校長”として知られ、『子どもの心と教師の心』の著書があるほか、「正論」平成16年3月号で教員人事をめぐる県教組からの圧力について告発している。
問題が報道されて以降、県教委や町教委には「食べ物を粗末にした子供に教育的指導をするのは当然」「子供や親に非がある」と岡本校長を支持する声が全国から相次いだほか、岡本校長にも激励の声が寄せられていた。
…はぁ?
県教委の懲戒処分については、おそらくは「お上にたてつくな」的な意味合いが多分に盛り込まれてのことだろう。そうでなければ、自ら傷が付く懲戒処分の発表などしないだろうが、ここではこの懲戒処分の是非については論点にしない。この校長と県教委の軋轢がいかばかりかは判断しかねるし、正直報道されている程度の体罰で懲戒処分になったことは考えづらいからだ。
しかし…ねえ。
この発端となった事件の元ネタを。
「心」説いた熱血校長、給食粗末にした児童を叩き負傷さす - iza!
奈良県三郷町の町立三郷北小学校で、給食を粗末に扱ったとして、岡本喜代治校長(59)が4年生の男子児童(10)の尻をたたいて転倒させ、約1週間のけがを負わせていたことが22日、分かった。岡本校長は自分の教育哲学などを記した著書「子どもの心と教師の心」(日本教育研究センター)を出版し、教室に入って担任と一緒に指導するなど、教育熱心な校長として知られている。
町教委によると、男児が13日の給食中、茶碗(ちゃわん)の中でご飯を丸め、ふざけて天井にほうり投げた。担任はその場で指導し、教頭を通じて校長に報告した。14日朝の登校時、岡本校長が男児を呼び止めてほおをつかんで引っ張り、尻を6、7回たたいた。はずみで倒れた男児は右ひざにけがをし、ほおにつめ痕が残った。
岡本校長は放課後に男児を自宅まで送り、保護者に謝罪。15日に町教委に報告した。町教委に「食べ物を粗末に扱うことに憤って指導したが、行き過ぎだった。けがをさせ申し訳ない」と話しているという。
このとき、児童にどれほどのかすり傷を負わせたのかは、報道を見る限りでは定かではないのだが…。
今のガキはかすり傷程度で1週間も学校を休むのかよ。
俺なんか、小学生時代は、たまたま体育にめっぽう強い先生に当たったものだから、例え体調が悪くても、参加できる部分では参加しなさいって言われたぞ。脚が痛くても腕がある。腕が痛くても頭がある。要は安易にさぼろうとするな…とその先生は説きたかったのだ。当時は「ずいぶんと無茶を言う人」だと思っていたが、今になると分かるような気がするのである。
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