小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

日本全国旅打ち紀行1・川崎競馬場

2007-01-31 02:06:51 | 日本全国旅打ち紀行
とゆーわけで、もう一丁新企画の登場でございます。

おいらみたいな旅好きにとっては、行く先々のギャンブル場へ出向いて一発打つというのは、この上ない至福の時間。
旅行に出るからには、行く先々のギャンブル場に出向くことを、旅程に組み込みたい。そう考えてはや幾年月。
今まで数々の競馬場などへ出向いたことはあったけれど、残念ながら記録という記録は、競馬新聞くらいしか残しておらず、せっかく地方の競馬場などへ行っても、記録がないのでガイドらしき物を作ることが出来ないというのは、もったいないというかなんというか。
ならばギャンブル場ガイドなる物を作ってみようではないかと。

ここで最大の問題点になるのは、場内の写真の取扱方について。
中央競馬などでは写真撮影も普通に行えるが、公営各種の競技場は、昔からの名残で場内撮影禁止というところも多分にある。その最大の理由は「不特定多数の客が写るから」というものなので、競技場、競技種別によっては、写真そのものが少なくなる可能性はあるが、せっかくブログを持っているのだから、こうしたガイド的な役割のものを作ってもいいだろう。

まずは、明日(日付上は今日)、川崎記念が行われる川崎競馬場。
昨年11月2日のJBCマイルの日に撮りためておいた写真があるので、写真を放出しつつ、ガイド的な役割が果たせれば…と思う。
各種競技にお出かけの時はどうぞ参考にしてやってください。

川崎で行われたJBCマイル。
お祭りだけあって、京急川崎駅も、ご覧のようなポスターで埋め尽くされていた。
まあ、京急川崎駅を利用する人にとっては、川崎競馬の客は川崎競馬の客でしかないのだが…。それは致し方なし…か?



川崎競馬場への行き方は2通り。
JR川崎駅からは無料バスが、京急利用客なら、京急川崎で大師線に乗り換えて一駅、港町下車である。
大師線では、最近めっきり姿を減らした京急旧1000形がお出迎え。



川崎競馬場は町中にある競馬場なので、とてもこぢんまりとした印象を受ける。
さあ、中に入ってみよう。



写真は手前から3号スタンド、2号スタンド、1号スタンドの順で、ゴール前の特等席は、もちろん1号スタンドを選ぶことになる。
古さの順に並べれば3号スタンド→1号スタンド→2号スタンドの順で、2号スタンドは1990年代に改築されたので、比較的新しい。1号スタンドは、記録上は1980年代前半の建物らしいが、とてもそうとは思えないほど古びて見えるのはなぜだろうか。
1番手前の3号スタンドが一番古く、いかにも昔ながらのギャンブル場の雰囲気を色濃く残している。この建物の雰囲気を好むか嫌うかは、特に女性は判断が分かれることだろう。3号スタンドが開放されているのは1階と2階で、上層スタンドは閉鎖されている。

特観席は2号スタンド3階、4階、1号スタンド4階にあり、2号スタンド4階はテーブルなしで1000円。5階はテーブル、モニター付きで2000円。おいらは2号スタンド特観席は試したことはないのだが、話によれば、一部の席が3号スタンドの屋根と干渉して3、4コーナーが見づらいうえ、コースとの高さがあるので見づらい…という話を聞いたことがある。
1号スタンド4階は、早めに来れば楽々ゴール前をゲットできる。
遅めに来ると、残っているのはゴール過ぎの席ということもある。不便を感じなければそれでもよいが、1号スタンド指定席をご利用の際はご留意なさるとよいかも。

2号スタンドができるまで、1号スタンド3階は吹きっさらしのベンチ席の指定席だったので、ゴール前ということもあって、レースが観戦しやすい。一般席で観戦するなら、迷わず1号スタンド3階をお勧めしたい。

川崎競馬場は奥行きが狭く、向正面でも双眼鏡がいらないくらい。
向正面にキングビジョンがそびえ立っているのは、ここ川崎だけ。競艇場みたい。
ちなみに隣にシャッターを引いて眠っているのは、旧キングビジョン。
あからさまな税金の無駄遣いというのは、内緒だw



川崎は、馬場と観客席が近くて、返し馬の時などは馬の息づかいが文字通り「砂かぶり」で体験できる。
かといって、いくらナイターとはいえ、馬は繊細な動物なので、馬に向けてフラッシュをたくことは絶対にしちゃいけませんぞ。
こんなに近いんだから、こんな間近からフラッシュをたかれたら、馬がパニックに陥るのは間違いないところ。
ピンぼけなのは、毎度のことながら、許せ(泣)。



ちょうどこの写真を撮っていたときは、「川崎フロンターレ賞」という特別戦での一こまだったので、ゼッケンも、誘導馬に騎乗するお姉さんのユニフォームもフロンターレブルー。



さて、川崎競馬場のうまいもの紹介。
川崎競馬場といえば、3号スタンド2階の湯麺と、パドック脇の山盛り焼きそばは食っておけとよく言われる。



パドック脇階段下の焼きそば屋は、いつ行っても行列が途切れることがない。山盛りに盛りつけたやきそばに、桜エビと唐辛子が効いてピリ辛。辛い物好きの皆さんにはたまらぬ一品かも。
しかし、個人的には、1号スタンド2階「まんぷく横丁」にある「三よし」の煮込みライスを外す事なかれ。これがなかなかどうして美味いんだ。



煮込みを酒のあてにするもよし、煮込みをご飯にぶっかけて豪快に食べるもよし。
ああ、いやらしい響きだこと。ぶっかけ。

この「三よし」の2軒隣だったかに、3カン200円でにぎり寿司を食べさせてくれる店がある。味は…、しょせんギャンブル場なんで…というところだが、3カン200円なら小銭でトロや穴子がつまめる。こいつもお勧め。

JBCはお祭りだけあって、ファンファーレ隊が馬場内に出現。JBCマイルと、その前座で行われた、牝馬限定南関東G3の重賞、ロジータ記念のファンファーレを披露。



1号スタンド3階ゴール前には、なにやらラジオブースが出来ている。



ラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)が実況中継中。
ラジオNIKKEIといえば、中央競馬の場内実況で皆さんよくご存じ。
実は昔、ラジオたんぱの頃は、プロ野球のナイター中継もやっていたことは、どれだけの皆さんが記憶の中にあるのだろう…。っつーか俺も知らないし。

JBCマイルを、木和田アナウンサーが歯切れ良く実況中。
なにせラジオNIKKEIの実況シーンを生で見る機会なんてめったにないことだし。
そしてこの写真を見てもらえれば、いかに川崎コースが狭いかというのがお分かりいただけよう。



詳しい場内施設案内は、こちら。

nankankeiba.com - 川崎競馬 - 施設案内

是非皆さんも、川崎競馬へどうぞ。

  


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